TPPについての質問

質問

TPPについて。

http://100.yahoo.co.jp/detail/TPP/
を参照しました。

質問1
＞2015年をめどに、関税の完全撤廃が目標である。カナダ、メキシコ、中国、大韓民国（韓国）などもTPPへの参加を検討しており
と書いてありますが
カナダ、メキシコ、中国、大韓民国、なども日本と同じように
参加するか否かで国内論争になっていたりするのでしょうか。
その場合、それぞれの国での懸念材料の詳細を教えてください。

質問2
＞外国人労働者の受け入れに関する規制ができなくなる
日本の将来として、
仮に、　移民政策を取り入れなくてはならなくなる状況　であるとした場合、
TPPに参加していないことでの不都合などあるのでしょうか。

質問3
TPP自体、参加しようと思えばいつでも参加は可能なのでしょうか。

質問4
TPPに参加賛成と言っている日本人は、なぜ賛成と言っているのでしょうか。
「国際基準に乗った方がいい」など抽象的ではなく、具体的に教えてください。

よろしくお願いします。

回答No.3

nyakobu · ベストアンサー

１　正確にいうと　環太平洋協定　など名前をつけてますが、実質アメリカが日本へ輸出し、雇用を増やすのが目的とオバマは名言しています。　
他の国　例えば韓国は　貿易でなりたっている国ですので、ＴＰＰのようなもの入っておきたい　と思いやすいと思います。　
ただ日本は内需国家であり、しかもアメリカは輸入を増やさないと言っているのであれば参加する理由はまったくありませんね。しかも現在円高であり、高価なものを景気が悪いアメリカが求めると思いますか？

２　オバマは雇用を増やしたいので、　そのくらいはすると思いますよ。　農業だけにスポットがあてられてますが、
米韓ＦＴＡのように、韓国の放送機関、医療機関、保険制度などアメリカの有利なようにすべて変えられるでしょうね。
実際韓国はアメリカに７万人の雇用を奪われています。　日本もそのターゲットになっているのです。

３　アメリカは雇用増加が目的であり、すぐにでも交渉参加のテーブルにつけたがっていますよ。
ただ交渉参加につくっていうことは　参加を表明するって事になり、交渉後の離脱は国際社会からは許されません。
なので、日本では交渉参加するか否かで議論されているのです。

４　まずオバマは大統領選の為、最後に自分の育った地元ハワイで成果をあげたかったのです。
雇用を増やす！と名言したのです。
それがＴＰＰ。野田はそのオバマの顔を持たせたい為に、ＴＰＰ参加を与党、野党に相談なくオバマと約束してしまったのです。
ＴＰＰ参加後の　ＧＤＰの成果を政府が発表しましたが、　一年でＧＤＰベースで０・２％しか成果がないんですよ？
政府の試算ですらこんなんなので実際マイナスになるとしか考えられません。
賛成をしている人は何も日本の状況を考えていない方そしてオバマの策略を分かっていない　お馬鹿　な方達です。

維新の橋下は　グローバル　グローバル　競争が必要　ＴＰＰは必須　と叫んでおります。
日本は充分すでに関税はかなり低く、自由貿易であり、世界第二位の経済大国です、今さらグローバル、競争等さけんでいるのは時代遅れも甚だしいです。　しかも内需大国であり、無駄な中国への貿易、韓国との貿易により自分達の首を締め付けている事に　気がついていない。　
韓国へ部品の輸出をストップさせればたちまち韓国企業はすべて潰れます、日本の家電業界がやられてしまっている状況から脱出できます。日本の企業へその部品は回せばいいだけ。なぜ海外を支援するのか不明です。
しかも競争でデフレ状態が続いている今、ＴＰＰ参入で　競争をもっと激しくさせたら、デフレも悪化にするに決まっています。
こういう基本的な事もわからず、ＴＰＰ参加を唱えている、反日思想の人としか思えません。

国際基準か何か知りませんが、ＴＰＰは　日本にメリットはまったくないですね。

お礼

野田総理に関しては、どの政策も自分の総理大臣としての行った仕事を並べたい、だけにしかみえませんね。
本当にくだらない大臣です。

やはりどの項目を見ても参加する意味がまったく見出せませんね。
そもそも外交において、いつ何時でも交渉が出来ない日本が
ここ一番で交渉が出来るはずがないですね。
政治家の自信がどこからくるのか不思議です。

たいへん参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

回答No.4

Streseman

質問1
＞2015年をめどに、関税の完全撤廃が目標である。カナダ、メキシコ、中国、大韓民国（韓国）などもTPPへの参加を検討しており
と書いてありますが
カナダ、メキシコ、中国、大韓民国、なども日本と同じように
参加するか否かで国内論争になっていたりするのでしょうか。
その場合、それぞれの国での懸念材料の詳細を教えてください。

してます
で、その上で問題になっているのが、ISD条項と金融部門の自由解放の適否が上記された主権国家では大概が問題になっている。中国を含めるのは妥当ではないだろうが
参加の適否ではなく、参加による効果・不参加による効果を国家経済規模と各産業規模で個別にシンクタンクが検証している
日本には真っ当なシンクンタンクがないので、出来ないことだがw

質問2
＞外国人労働者の受け入れに関する規制ができなくなる
日本の将来として、
仮に、　移民政策を取り入れなくてはならなくなる状況　であるとした場合、
TPPに参加していないことでの不都合などあるのでしょうか。

　移民と関係させるのは本質的には問題だが、説明が面倒なので割愛。日本は移民受け入れてますからね・・今（爆笑）
TPPの適否論において、労働者受け入れは産業個別の労働市場で考えるもので、全国レベルの労働市場論が多い評論が不適切。
質問者が検討した不都合の主体は国家全体の話なのだろうが、総合収支からすれあ、出稼ぎ労働者を含めて経済運営する方が合理的ではある。しかし、低能な日本国民は困るだろう
オイラからすれば、低能な日本国民は淘汰されても問題ないし、実力・能力ある外国人が日本を支えてくれることに問題を感じない
総合収支というが、価値観の問題

＞ 質問3
TPP自体、参加しようと思えばいつでも参加は可能なのでしょうか。

TPPの定義次第
TPPの定義しないと回答できない
定義しないで回答しているのは、TPPの意味を理解できてない証左ともw

質問4
TPPに参加賛成と言っている日本人は、なぜ賛成と言っているのでしょうか。
「国際基準に乗った方がいい」など抽象的ではなく、具体的に教えてください。

経済資源の世界規模の合理（計量的最適）的分配　とそれによる相互依存体制による安全保障

簡単にいえば、リカードの比較生産費説（これ自由貿易論の基礎ね）

お礼

キーワードを盛り込んで解説いただきありがとうございます。
興味深く拝見することが出来ました。

とても参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

回答No.2

dragon-man

質問１：韓国はアメリカと取り交わしたＦＴＡがあまりにもアメリカに都合よく出来ていて、いろいろ危ういことが次々に起きて、ＴＰＰは疑問視しています。これに懲りて多分入らないでしょう。韓米ＦＴＡをやったイミョンバクは国賊扱いです。
中国は今のままの情勢なら、絶対に入りません。アメリカの影響力が強まるので。

質問２：　むしろ不都合は最小限に抑えられるでしょう。移民を取り入れなくてはいけなくなったとしても、日本側の条件が有効になります。移民は、教育程度の高い、日本で一稼ぎしようと言う上級階級と、とにかく明日の飯が食えればいいと言う下層階級の二通りがいます。将来日本が必要になるのは後者で、日本側が選択できる方が日本にとって好都合です。

質問３：　一度固まってしまったら駄目でしょう。どうしても入りたいと言ったら、あれこれ難癖を付けられて、日本に不利な譲歩をさせられるでしょう。

質問４：　二通りの人間がいます。一つは、頭が悪くてＴＰＰのことがよく分からず、御用学者にたぶらかされて、ＴＰＰに加盟することが第二の開国なんて浅はかなことを言っている連中です。民主党の頭の悪い代議士に多いです。総理大臣もその一人です。
もう一つは、とにかく関税を撤廃してくれたら助かるという連中です。家電や自動車などの経営者がそうです。俺さえ得になれば、日本はどうなっても構わないという連中です。経団連がその親玉です。

お礼

第二の開国というのはおかしいですよね。

経団連を筆頭に、自分たちの儲けばかりを優先して
その先にあるものを見ていない人ってなんなんでしょうね。

とても参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

回答No.1

at9_am

少し情報が古いのかな？

メキシコとカナダは参加することに決まりました。

韓国は現在不参加の方向で進んでいるようです（次の大統領次第ですが）。参加を表明したのは李大統領ですが、あとひと月で退陣です。FTAの批准も難航した上、経済が荒れているので、参加は難しいでしょう。

中国は経済界の一部からは参加を望まれているものの、新体制になってどうなるのかは不明です。ただし、TPP参加国側からNoと言われる可能性があります。

> TPP自体、参加しようと思えばいつでも参加は可能なのでしょうか。

いいえ。
参加表明→既に参加している国がokを出す、で参加が正式に決まります。いつでも誰でも参加できるわけでもありません。
また、既に決まった交渉内容を今後覆すことは出来ないということになっています。なので、ルール作りから参加するかどうかは結構大事な問題です。

> TPPに参加賛成と言っている日本人は、なぜ賛成と言っているのでしょうか。

まず、「交渉に」参加賛成です。
日本の関税は既に実質的にゼロです。アメリカの方が余程に高く、また非関税障壁や貿易摩擦問題での日本への様々な圧力をTPPによって解消することが期待できます。
したがって、国益にとってプラスの面もあります。
一方で、知財などのルールや健康保険制度、食の安全性などについては、マイナスの面もあります。

マイナスの面だけを見て危険だ反対だ、というのはあまり賢いとは思いません。
むしろ、交渉内容やその影響を正しく理解し、国益を優先して考え交渉することができれば、プラスになる可能性はかなり高いものになります。

逆に言えば、民主党政権のように、交渉内容はおろか国内法と条約の上下関係も分からないような人物が交渉するなら、マイナスにしかならないから反対です。

お礼

選挙前にとても参考になりました。

交渉がかなりのポイントになりますね。

ご回答ありがとうございました。