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繰延税金資産 回収できない

欠損金が発生したとき、 繰延税金資産が、回収できなくなるなるのは、どうしてですか? 赤字のときは、過去の納付額と相殺して、法人税が還付されるのでは、ないのですか?

noname#165111
noname#165111

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  • pkweb
  • ベストアンサー率46% (212/460)
回答No.1

おはようございます。 欠損金の繰り戻し還付のことをおっしゃっているのですね。 事業年度が1年の法人の場合、欠損金が出たときに前期に納めていた法人税を返してもらえるという制度です。 繰延税金資産は、将来の税金が安くなることが見込まれる場合に認識されるものですので、過去の税金が帰ってくることが見込まれる場合に計上するものではないのでございます。 具体的に申し上げますと、 5000万円の土地の資産価値が大幅に下がり、3000万円の評価損を計上したとします。 この評価損が税務上認められないものであったとすると 土地の会計上の簿価は2000万円、税務上の簿価は5000万円となります。 この差額は、最終的にその土地を売却するときの売却損益に影響します。 つまり、その土地をたとえば1000万円で売却したとすると 会計上は、1000万円の譲渡損 税務上は、4000万円の譲渡損 となり、会計上よりも税務上の方が3000万円利益が少なくなります。 そのため、その土地を売却した事業年度の税金が会計上の計算よりも3000万円×その時の税率 だけ安くなります。 これを資産として計上したのが繰延税金資産です。 ただし、もともと赤字の場合は利益が3000万円減っても、税金が0円であることには変わりがないので、繰延税金資産は税金を減らす効果がないということになります。 そのため、土地の売却を予定している年度が赤字で税金が出ないということが見込まれてしまうと、繰延税金資産が回収できないということになります。※細かいことをいうと繰越欠損金などがありますので、長期的な回収可能性を考えないといけませんが… ご参考になれば

noname#165111
質問者

補足

>ただし、もともと赤字の場合は利益が3000万円減っても、税金が0円であることには変わりがないので、繰延税金資産は税金を減らす効果がないということになります。 「税金がゼロであることに変わりがない」ってところが分からないです。 例えば、利益がゼロのときは、法人税の還付が受けられなくて、 マイナス3000万円のときでは、法人税の還付が受けられる(過去の法人税の支払額に対して) のではないですか?

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