私立高校の合否判定

質問

私立の場合、公立高校の滑り止めで、受験する子がたくさんいます。
そこで質問です。
私立高校側では、合格しても、公立へ行く子が多いので、多めに合格判定をしていると思います。
でも、どれくらい、公立へ流れるのか、正確な所は解らないと思います。
ましてや、私立の場合、掛け持ち受験する子も沢山います。
ですから、結果的に、教室が足りないくらい入学者が出たとか、少なすぎて、不本意ながら、多くの辞退者が出て、二次募集をするというような事はないのでしょうか？
要は、過去のデータで、多少定員の過不足があっても、そのあたりは、そのままの入学者で行くのでしょうか？

回答No.1

dandy_club · ベストアンサー

あなたの想像は完璧に的を得ています！

＝＝結論＝＝
すべて学校方針です。

＝＝事例＝＝
過の場合
1.近隣に公立の新設で、中堅私立校が（不適切な表現をお許しくださいね）合格者数を増加の判断をした場合。
多くてもそのまま入学です。
また、私学助成法の要件解釈によりますが
”当該学校の教育水準の向上に務めなければならない”
ため、教室の翌年単純増加が少子化による過剰投資で採算悪化～水準低下に向かうことも避けるべきであると判断した場合は、翌年募集で調整もありえます。
”学校法人は、この法律の目的にかんがみ、自主的にその財政基盤の強化を図り”っておんぶに抱っこは駄目よっ！てことです。

不足の場合
経営と水準の綱引きです。
失礼な表現かもしれませんが、義務教育以上の高等教育ですので、学校を評価するときに私たちは何を見るでしょうか？
進学率・進学先大学・高偏差値大の合格比率
スポーツ・芸能ほかの活躍
設備・教育方針の豊かさ
または、古くからの知名度　と言ったものでしょう？

経営資源としての生徒数を確保のあまり、本来の特徴や評判を損ないたくない・・・と経営者は悩みます。
そのバランス感覚と判断が2次以降の募集に現れます。

某県では8次募集もある学校があるとか・・・

何次募集をされるかは、ご関心のある学校に受験時にご確認を。

＝＝最後に＝＝
知人に教職者もおり、大半の学校はさまざまな悩みの中、懸命に教育や人格形成に取り組んでいらっしゃるり、自らの信念や家庭や社会からの期待へ答えるべく努力をされていることが窺えますが、受け止める生徒やご家庭の方針や要望もさまざまで、問題発生時には公式見解は結果的に無難な対応とせざる得ない場合も多いようです。
どこの学校であれ、明るく元気に登校し自分とご家庭の幸せと形を問わず何がしか社会への役割（発明・営業・家庭を守るとか）を担える　何かのささやかでもよい生きがいを探せるきっかけや準備期間の生活となればよいですね。

参考URL：

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/katoken/fp2.htm

回答No.2

whiterasp

#1さんに加えて。

(1)私立高校は、それぞれの高校で「戻り率」をはじいています。これは、従来の実績や、その年の公立高校の募集定員の動向、周辺中学校からの情報、さらには景気の動向まで勘案し、はじき出されています。これを、自分の高校の出願者に当てはめて、「残る人数」をはじき出しています。バブルがはじけたころは、相当誤差が出て、あふれかえる入学者を抱えた学校や、
まったく残らなかった学校などあったようですが、最近は落ち着いてきて、かなり正確にはじいているようです。
(2)最近の少子化の中で、京阪神の私立高校では、一次の願書受付中から、１．５次（京阪神の私立ではこんなのがあります）の案内が始まります。また、一次だけで定員を満たせない学校も、決して少なくない校数ですので、ここ１０年近くいくつもの私立で、２次募集（公立終了後の入試）をしています。
(3)中には、＃１さんのおっしゃるように、自分の学校のレベル・イメージのために、足りなくても、そのままスタートする高校もありますが、やはり経営優先の高校が多いようです。

以上です。

実は、昨日今日は、奇しくも京阪神の私立高校の一斉試験日です。受験生の諸君、ガンバレ！

補足

ありがとう御座います。
実際、過不足で、進んだ高校もあるのですね。
このあたりが、まわりでは、聞いた事が無かったので、どうしてかな？っと、ずっと思っていました。