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ゼミナールでの司会についてアドバイスをください
大学のゼミナールで司会をすることになりました。 今までは先生が司会のような立場にあり、生徒が自由に発表し、 区切りがよいところで先生が区切っていたのですが、今度からは生徒が全て行うことになりました。 内容としては、刑法ゼミなので事例を発表し学説等の説明、最後にレポーターの見解という流れです。 司会という役は初めてなのでどのような役割があり、どのように議論を盛り上げればいいかわからないです。 ポイントポイントで区切って質問を受け付ける形にしようと思うのですが、他に「司会ならこの仕事」「こんな感じにすれば盛り上がる」といったことがあればアドバイスください。 よろしくお願いします。
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- horikirikko
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ひとつ書き込み忘れたけれど、発表者とは事前に簡単でもいいから 打ち合わせしておいてね。 ゼミ当日の少し前には資料をもらっておいてください(充分にわかっていると 思いますが) 人前で発表することや、司会などに慣れていないと、最初は時間配分で失敗するから。 もし不安ならば、レポート用紙などにゼミ時間のスケジュールを立てて、 下でも述べたように、事前に頭でシュミレーションを行っておけばいいよ。
- horikirikko
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ゼミの先生が司会を学生にさせることは良い事だと思いますよ。 司会という立場は、ある程度は発表内容を熟知(=そこそこ勉強していなければ)していなければ 勤まるものではありません。 そういう意味で、司会を担当させられることは素晴らしいことです。 私は司会の専門家でもなく、ノウハウ本を読んだわけではないので、あくまで私個人の 意見を述べますのでご了承を。 >どのような役割があり、どのように議論を盛り上げればいいかわからないです。 やはり時間配分を注意すること。そしてゼミ生全員に関心を持たせるよう進行させていくことが 重要です。 つまらなそうにしていたり眠そうにしている同僚がいれば、指名して意見を求めることも 必要となります。 >「こんな感じにすれば盛り上がる」 やはり発表者さんから、こういう学説の意見が出されましたが、何か意見がある方は いませんか。ないですか? 私だったらこういう見解に対しては、こういう事例も考えられるのですがいかがでしょう というように、わざと通説とは対立する学説をもってきたり(それも簡易な言葉で)、 身近な事例を挙げていって、ゼミ生の意見を聞くのも良いかと思います。 たとえば犯罪は構成要件該当性、違法性、有責性のどれか一つが欠けても成り立ちませんよね このうち特に違法性を欠くことになる違法性阻却事由の分類として緊急行為があげれますよね。 緊急避難の法的性質の争いについて、通説・判例によると緊急避難に対する 正当防衛は許されるか(初歩の問題ですが)など、ゼミ生に質問を投げるのもよいでしょう。 また興味を持たせたり、間を持たせるために「隣の家の50万もする犬が、飼い主の留守中に 鎖をきって自分の家に入り込み、自宅で飼っている食用の鶏を追い回しており容易に 立ち去ろうとしないので許可をもらって所持している猟銃で射殺した場合、緊急避難は 成立するか・・・・・なんて具体的な問いを投げかけても良いかと思います。 また有名な「カルネアデスの舟板」の話をするのもおもしろいでしょう(これも有名だから 早慶クラスのゼミで話をしたら馬鹿にされるでしょうが)。そういった身近な具体例を 出してあげるのもゼミ生の関心を引くことになります。 ゼミの討論の成否に関しては、酷な言い方をすれば司会者の経験や知識量に左右される 部分もあります。でも気にすることはありません。 民主党政権の尖閣の対応策としての決まり文句であるところの 「粛々と対処していけばよいのです」。それで何とかなりますから。 あと個人的にいえば、私の独断では刑法は「連想の産物」だと思っているから、いろんな 事を思い浮かべて発想を広げていけばよいかと思います。 たまたま今日は死刑執行日でしたが、憲法36条との絡み、どこまでが残虐な刑罰? 絞首刑ではなく火あぶりや釜茹でならば? 憲法31条違反? 絞首と縊首との違いは? 監獄法に具体的な死刑方法は記載されているのか? 等々 大学生のころは想像が どんどん膨らんでいって、刑法って面白い法律だなと思いましたね。 それは私だけではありませんけどね。 ですから、いろんなシュミレーションを考えていけば90分(ゼミの時間はおそらくこの時間) はすぐに終わってしまうはずです。 世間でよく言われるところの結婚式の素人司会ですが、本人が失敗して落ち込んでいる割には 多数の出席者は司会者を何とも思っていないということです。頑張って終わらせれば最後は 盛大なる拍手が待っているものです。 ですから自信を持って行ってください。 健闘を祈っております。
お礼
詳しくアドバイスいただきありがとうございます。 先の意見を熟読し、ある程度構成が頭に浮かんできました。 次のテーマが既に決まっていて資料も手元にあり 発表者とも軽くですが打ち合わせをしてあります。 また今度打ち合わせをするのでそこで 今回のアドバイスを参考に進めようと思います。