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メガソーラー太陽光発電の接続ポイントについて

電気主任技術者を外部委託可能な、出力1Mクラスのメガソーラーの建設について、見識のある方におたずねいたします。 1.同じ会社で、1Mクラスのメガソーラー発電所を2箇所持っていても、電気主任技術者は、外部委託で大丈夫でしょうか。 2.発電所の敷地内に、高圧鉄塔がある場合、接続ポイントに利用できますか?その場合、系統接続に係る費用の工事負担金は、どうなるのでしょうか。 3.6.6kvの高圧が載った電柱を接続ポイントとしても、工事負担金は、配電用変電所までの補強工事費等を請求されるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • poohhoop
  • ベストアンサー率53% (120/226)
回答No.2

1.1,000kW(1MW)未満であれば委託可能です。   施設が別であれば何箇所であっても委託することは可能です。   ただし、発電所が隣接している場合は設備を別設置しても同一発電所とみなされる可能性があります。 2.鉄塔ということは特別高圧(7000V以上66kVとか77kVとか)ではありませんか?   この規模の発電所で特別高圧連系はありません。たとえ近くでも連系するための変電設備だけで億の費用がかかりますからメリットはありません。またこの場合主任技術者の委託はできません。 3.6.6kVの配電線が近くにあったからと言って簡単に接続できるわけではありません。   配電線には一般の需要家が接続されていますので、それらの需要家に影響を与えないようにします。   発電所が発電したり停止したりした場合の電圧変動を規定値以下に管理したり、地落(漏電)や短絡時に安全に遮断することができるような処置が必要になります。   したがって、接続する配電線の状況によって、工事不要な場合と工事必要な場合に分かれます。   当然変電所までの工事が必要な場合も発生します。その場合は発電事業者の負担になります。

hgcbilla
質問者

お礼

専門家の方のお答えに感謝いたします。迷っていた部分がすっきりいたしました。詳細かつていねいな説明で、本当にありがとうございます。 メガソーラー建設に際して、連系の部分は、一番わかりにくくて困っています。回答者さまのような専門的な方が、メガソーラーを建設するとしたら、どんなところをチェックポイントにされているのでしょうか。

その他の回答 (1)

noname#222312
noname#222312
回答No.1

どんな太陽光発電を設置するにしても所詮ソーラーパネルは直流の電源でしか発電できません。 それをインバーターを使って交流に変換するのはどのような設備でも同じです。 合計の発電容量によっては低圧で潮流させるか高圧で潮流させるかだったりしますが、当然それは受電設備に沿って逆潮流の仕方が決まるものです。 高圧にせよ特高にせよ受電設備と同等の設備がなければ連係は不可能なので、設備の負担は当然全額が発生します。 主任技術者を外部委託できるのは自家用電気工作物の範囲内であり、発電容量が500KWを越えれば事業用の電気設備となり、主任技術者は専任で必要になります。

hgcbilla
質問者

お礼

専門家の方のお答えに感謝いたします。基本的な部分がすっきりしました。ありがとうございます。

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