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蚊取り線香が消える理屈

夏も終わりそうですが、長年の疑問を一つ。 蚊取り線香を何かに立て掛けておくと、その障害物に当たった所で火が消えますよね。 普通に燃えていた可燃物が何の理由もなく消える。 酸素の供給とかには問題はないだろうし、消える理由が全くわかりません。 アレにはなにか理屈があるのでしょうか?

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.5

 蚊取り線香の先端に火を点けた瞬間、導火線のように速く反対側まで火が回ってしまっては蚊取り線香の意味がありませんので、蚊取り線香はあまり速く熱が移動しないように、ザックリ言うと燃えにくく混ぜ物がしてあります。  それはふつうの線香でも同じで、昔遊女は線香の燃え残る長さで時間を計ったとかいう話もあります(線香1本でいくらの設定)。  で、蚊取り線香はたしか7時間くらいで燃え尽きるように、それまで燃えすぎることもなく一定の速度で燃えるようギリギリの温度設定が為されていたと記憶しています。  ライター、マッチで、想定温度以上に熱すると、蚊取り線香でも炎を上げて燃えますよね。ギリギリの温度が大切。  さて、蚊取り線香が何かに触れると、そこまでギリギリの熱で燃えて来た蚊取り線香の「熱」がその物体に奪われます。言い方を変えると、その部分が冷やされます。  熱の一部が奪われる(冷える)と、ギリギリの温度で燃えて来た蚊取り線香の、燃え続けられるだけの熱に足らなくなりますので、消えます。  

pluto1991
質問者

お礼

詳しい説明、本当にありがとうございます。 実は燃えにくい状態で、かろうじて燃えていた!!! 大納得です。

その他の回答 (4)

  • ka28mi
  • ベストアンサー率41% (969/2315)
回答No.4

物が燃えるためには、酸素や可燃物も必要ですが、十分な熱量も必要です。 燃えないものにあたってしまうと、その部分の熱が奪われますので、別に線香でなくても火は消えます。 実は、水で火が消えるのも、ひとつには温度が下がるからです。くわえて、水が可燃物を包み込むことにより酸素の供給が途絶えるためもあります。 線香の火って、非常に小さいですよね。そのため、ほんの少し壁に当たっただけでも温度を保てなくなって消えてしまうのです。 下のサイトが分かりやすいと思います。 http://www3.u-toyama.ac.jp/kihara/chem/fire/nensho.html

pluto1991
質問者

お礼

詳しい説明、本当にありがとうございます。

noname#159916
noname#159916
回答No.3

>蚊取り線香を何かに立て掛けておくと、その障害物に当たった所で火が消えますよね。 立てかける?ような使い方した事なく見たことないので賛同しかねます。 >何の理由もなく消える。 「ああ~もうダメだ」とか喋ってくれたらいい?w 燃焼し続ける条件が奪われれば、消えます。 金属のように熱を奪われる物が触れてれば消えます。 金属製クリップを挟んどくとそこで消えます。

pluto1991
質問者

お礼

詳しい説明、本当にありがとうございます。 立てかける=折れた蚊取り線香を例の金具に立てかけることがあるのです。 何の理由もなく消える=理由ですよ、理由 クリップは昔ながらのやり方ですね。

  • ify620
  • ベストアンサー率28% (228/794)
回答No.2

線香が燃えるには3つの要件があります。 (1)燃えるもの=この場合は線香。 (2)酸素=空気中に20%あると言われています。 (3)燃焼に必要な温度。 以上の3点から推測すると、燃えている部分が、障害物に当たった場合、障害物によって熱が吸収されてしまう場合、線香は燃え続けるための熱を自らの燃焼で生じさせることができなくて、結果的に消えてしまいます。 したがって、線香を支える部分は、熱を逃がしにくい、石綿上のガラス繊維?や糸状のあみにより、他の障害物に触れいないように固定されています。または、中心だけ突き刺すような器具で支えられているので、最後に小さなかけらだけ残して燃え尽きます。

pluto1991
質問者

お礼

詳しい説明、本当にありがとうございます。

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.1

蚊取り線香の熱を障害物が奪うからです。 蚊取り線香は燃えているところがどんどん火がついて燃えていく仕組みです。 しかしこれを逆にみれば、燃えていないところに燃えている火を近づけて、火を移している(発火させている)状態ともいえます。 二つにおった蚊取り線香の燃え口と反対の折靴をくっつけても火は同様に移っていく、というのと同じことがどんどん繰り返されているわけです。 この場合、新しく火がつく部分が十分に温まらないと燃え移ることができません。木炭の発火点が250度ぐらいですので、線香も同じぐらいで燃え移ると思います。 このときに線香を立てかけたりして、その場所に熱が来ると、接触している場所も暖めようとする為、熱が別の場所に逃げていき、発火する温度まで温まらずに消えてしまうのです。 これを燃焼の三要素といいます。可燃性物質・酸素・温度(火源)です。可燃性物質も酸素も十分ですが、次の部分に燃える移るだけの温度が出せないのです。

pluto1991
質問者

お礼

詳しい説明、本当にありがとうございます。

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