- ベストアンサー
点灯……より自動詞的なことばは?
デジタル大辞泉、goo辞書、手元の大辞林、どれを見ても、「点灯」という言葉の意味は 「あかりをともすこと」となっています。 つまり、他動詞としての意味しか載っていません。 すると、「あかりがともること」(自動詞)はなんというのでしょう。「発光」ということばもありますが、ちょっと違いますね。 たとえば、置き時計の文字盤が光る機能など「点灯」とかかれている場合が多いと思うのですが、より適切なことばがあるのでしょうか。 ぜひご教示くださいませ。よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「点灯」は、名詞では確かに「あかりをともすこと」意味ですが、サ変名詞としては格助詞の付け方にもよりますが、自動詞として「あかりがともる」意味にもなります。「あかりをともす」意味をハッキリさせる場合は「点灯させる」にします。 例)(自動的に)文字盤<が>点灯する⇔(スイッチで)ライト<を>点灯する/ライト<に>点灯する/<を>点灯させる。 単漢字の場合でも、 (自動的に)文字盤が点(とも/とぼ)る⇔(スイッチで)文字盤を点(とも/とぼ)す。 また、「点灯」にこだわらなければ、「点滅」よりも自動性の高い「明滅」の意味で、文脈によっては、「明輝」や「明光」など明示性が高まる言い方も許されるかもしれません。
その他の回答 (2)
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
例えば、「点灯時間」とは、「明かりが灯る時間」と考えても良いし、「明かりを灯す時間」と考えても構いませんね。他動詞的意味とか、自動詞的意味などという分類は、かように殆ど無意味なのです。そもそも他動詞とか、自動詞とかという分類に神経質にならない方が得策です。おおかたの日本人は、そんなことを全く意識していませんから、却って、ネイティブな感覚から乖離することになりますよ。他動詞、自動詞など知らなくても、「テニヲハ」は使えますしね。 蛇足ながら、「明かり」は自ら「灯る」ことはありませんで、それは、スイッチを入れる人間がいるから灯るわけですが、こういう擬人化は、日本語の特徴なんでしょうね。 例えば、多くの日本人は、平気で、「電話番号が変わりました」と言います。電話番号を変えたのは、人間なのに、それを電話のせいにするわけでして、いわば、責任回避なのでしょうが、そういう感覚無しに、「電話番号が変わりました」と多くの大企業でさえ言い張りますよね。誠に申し訳ないことに、日本というのは不思議な国なんです。
お礼
回答ありがとうございます。 まだよくわかりません。日本語は難しいです。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1619/6638)
確認しましたが質問の通りでした。しかし、辞書には書いてありませんが、「点灯」には「明りがともる」という自動詞もあるような気がします。自動詞・他動詞は日本語では英語ほど普段意識をしていませんので、辞書の編集時にもあまり気にせずに説明しているように思います。 照明器具のように他の何かを照らすために光るのは「点灯」、腕時計のようにそれ自体が光るだけで、他のものを照らす必要がない場合は「発光」になるように思います。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。 大変参考になりました。 どうもありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申し訳ありません。 自動詞的用法があるとはしりませんでした。 とても勉強になりました。