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インピーダンスマップにおけるインバータ動力負荷

短絡電流を計算する場合に、電力系統や負荷の%インピーダンスから、インピーダンスマップを作成して求める必要がありますが、動力負荷等の慣性負荷については、短絡時に電源として作用するため、インピーダンスマップを作成する際には系統と並列させて電源側に書くことになると思います。 この”慣性負荷”としては電動機が挙げられますが、インバータ駆動する電動機はインピーダンスマップを作成する際の”慣性負荷”とみなすのでしょうか? 私は、短絡によりインバータ電源に定格電圧がかからなくて、インバータが正常動作しなくなると思うので、短絡時にはインバータ動力負荷は慣性負荷とみなさないのではないかと考えています。 また、インバータ自体も電力の逆送ができるものと出来ないものがありそうなので、ひょっとしたら逆送できるインバータかそうでないのかで扱いが異なってくるのでしょうか? もし、どなたか、インピーダンスマップ作成時のインバータ動力負荷の扱いをお知りでしたら、ご教示ください。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • fujiyama32
  • ベストアンサー率43% (2302/5296)
回答No.1

一般的なインバータ(産業用機械用)には電源回生機能がありません ので、電源側短絡時の電動機の発電機作用(回生)はゼロと考えます。 通常の場合、高速で回転している電動機を停止しますと減速して 停止するまでは、回生エネルギーがインバータの直流回路部(コン デンサ)まで戻ります。 電源との間には3相全波整流器がありますので、回生エネルギーは 電源側へは流出しません。 回生エネルギーが大きい場合、コンデンサと並列に制動用抵抗器 と制動用トランジスタを設けて回生エネルギーを消費させています。 なお、制動用抵抗器と制動用トランジスタはインバータに内蔵する 場合と外部に設ける場合があります。 この他、注文によりインバータの電源部に「電源回生ユニット」を 追加(または内蔵)した機種もあります。 この場合、インバータには不足電圧検出回路がありますので、電源 側短絡時に不足電圧検出回路が動作するのか? あるいは、電源回生分がある内は電源回生機能が有効なのか? など、詳細な動作モードについて不明な点もありますので、詳しく はメーカに問い合わせしてください。

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