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ドラゴン桜が巻き起こした東大受験ブーム
- 昔ドラゴン桜という受験漫画が大ブームを巻き起こし、東大受験生が増えたと聞いたことに驚いた。
- ドラゴン桜の中身は健康食品商法に似ていると感じた。単に指南通りに勉強すれば簡単に東大に合格できるというのはフィクションだ。
- 実際に東大を目指したり合格した人たちの意見を聞いてみたい。
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まず 事実確認 東大受験数は変動していない http://todai.kawai-juku.ac.jp/entrance/trend/results/torend008.php http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E6%A1%9C_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E) 2005年にテレビドラマがあったが 06 2,729 9,477 05 2,729 9,156 04 2,729 9,176 03 2,900 9,401 誤差の範囲 前期で321人、後期で356人増えた 3%程度 模試での受験者数が数割増えたそうだ。東大の受験料収入の面では関係ない世界 http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/joho/waseda/jokyo/waseda_jokyo1_h1.html 2005-2006だとかえって早稲田の増加数のほうが多い あれだけ費用をかけられれば何とかなんるでないかと思った 専任講師をつけて受験体制を組めるなら、東大の理一だったら大丈夫じゃないのかなと思った。 センターは抜きにして、二次試験は半分ちょっとで入れるし、ひねった問題を出さないのが東大の入試だから。 東大受験の感じ 地方の県立高校から30年以上前に東大に入りましたが、あんな感じです。 マンガあるいはドラマですからデフォルメがありますが、講談社の担当社員が東大出身だったとのことで、ある程度のリアリズムは感じられた。 ダイエットの話で言えば、ダイエットで効果を得られるのは、日記式。単純ですが、その日記を毎日出来る人は少ないので、みんなダイエットに挫折します。 ドラゴン桜で紹介されていた方法も、りんごダイエットだのバナナダイエットだの意味ない方法ではなく、「ちゃんとやれば効果あるよ」(けど、やらないから効果がない)という方法であったように思います。 0ベースから狙うなら理一とか、人に教えると覚えるというのは、そうだよなぁと思いました
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- snaporaz
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「高校創設以来、初の東大生」が雨後の筍のようにポコポコ生まれたのなら効果もあったと言えるのでしょうが、そうはなりませんでした。 「足切り」という抑止効果は相当に強力に効いていると思います。そこそこの秀才が記念受験するつもりだったとしても、いざとなったら、他なら充分通用する虎の子のセンターのスコアが惜しくなって、かえって東大への出願を見送ってしまう。そこが「来るものはいらっしゃいませ」の私大とは違うところです。ドラゴン桜の少し前に文一がローの設立に連動し定員を大きく減らした年以降も、それに呼応するように志願者も減りました。 つまりブームは巻き起こらなかったわけですが、東大が高嶺の花ではないことを特に地方の高校生に知らしめた効果はあったのではないでしょうか。 東大受験生にとっては、特に東大予備校のような進学校の生徒にとってはある意味「常識レベル」のノウハウが、他には一般的ではなく新鮮に映った。がり勉が必要なのではなく、東大といえども受かるにはある程度「要領」「方法論」というものが要る、ということも、誇張はあるがその具体性とともに明快だった。 首都圏と関西以外の地方では(ラ・サールのような)特殊な進学校でない限り学校ぐるみで東大を目指すようなことはなく、公立高でも志望者はそれぞれIndependentなので、「口伝」のようなものは案外伝わっていません。手さぐりで東大への道を探します。それができる生徒だけが東大に進んでいた、と言ってもいい。 そのノウハウというかハウツーにマンガという形で光を当てた「指南の書」であったとは言えると思います。東大受験を舞台にしたマンガは他にもありましたが(「東大一直線」とか「東京大学物語」とか)、そこでの東大志望は単に頭脳明晰という設定で、「なぜそうなのか」はまるで描かれていなかったのです。 ただしダイエット本などと違うのは、やはり素地がなければ「複数の優秀な講師陣のお世話にならなければ達成できない」「それくらいの強制力のある状況設定にしないとマンガにすらならない」ということでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。なるほど、虚構ともいうようなブームの中にも、別の意義があったわけですね。
- togakushi
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まぁ、そこら辺の人間なんて意志薄弱なのが大半で楽して大きな利益を得たいと思う輩がほとんどですから、楽な方向に走ると思います。 愚かなものです。何かを成し遂げるのにそうそう楽な方法はないのに。 健康だってそう簡単に維持できたり得られたりするものではない、炭水化物や脂肪分をある程度に抑えることは飲み会のサラリーマンやスイーツ(笑)好きな女子にはなかなか難しいもので、 楽して健康になりたいからよく考えもせずトマトや納豆に飛びつくんです。 ドラゴン桜も一緒です。 しかも、読者が読んでいる「主人公達の受験生活」体験は実際の彼らの生活の100分の1にも満たない。 作中で彼らが夜遅くまで勉強している描写は所々ありますが、果たして読者の何%がたった一日でもその苦行に耐えられるか、実際にそんなことできるか。 ドラゴン桜に流されるほとんどのあほな(かつての私でもあります)受験生は彼らが積み上げた努力に目を向けず表面的な部分しか見ないで自分も東大を目指し、そのレベルに達した気になっているんでしょう。 楽して勉強ができる、学問を修められる、そんなうまい話無いですよ。 因みに私もちょうどドラゴン桜が出た時期に受験生でした。 医学部志望でした。 「こんな風にやれば東大理IIIなんてちょろいぜ!E判定でも気にしないぜ!」 こんな感じで(偏差値はお察しください)変に耳年増になってましたね。 結局3浪して地方国立医大に進学しました(東大合格とはちょっとずれますがこの学歴しかないので勘弁してください)。ドラゴン桜で培った(笑)テクニックはほとんど役に立ちませんでした。 あぁ、でも一つだけ印象に残っていたことがありますね。 徹夜云々に関して桜木が言っていた「受験において無理は禁物。するなら勝負時にやれ。」 それはその通りだと思います。 ・・というか、方法自体はそんなに間違っていなくても実践する方が環境が整わなかったり、根性がなかったり、私のようにどうしようもないあほだったりで上手く使えないというのがほとんどなのでしょう。 インチキ商法に見えるものでもとらえ方次第で自分に役立てることもできます。 納豆やトマトが健康に良いか?そりゃあ良いでしょう。私も大好きです。 でもそれだけ喰って生きてて健康になんてなれるわけ無いじゃないですか。バランスですよバランス。 何を信じて何を信じないか、取捨選択し自分にとって必要なものを見分け、それを実践できるかどうかでしょう。結局のところ。
お礼
回答ありがとうございました。ブーム当時に受験生だったということで、体験談は参考になりました。
- akeshigsb
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私自身は東大に合格も受験もしていませんが…。 「東大の受験生が増えた」…この現象では社会的には大した影響ではありません。単純に合格しない足きり人間が増えただけという結果です。合格者の中に「ドラゴン桜を見て」という人がいてはじめて意味があります。そもそもそのようなブームに感化されて合格できるほど東大は簡単でなく、東大がそんな存在になったらそれこそ日本はおしまいです。 以前、受験戦争と形容される時期がありましたが、それに比べると今の受験は甘いと思います。今の大ブームは当時のそれと比べるとかわいいものです。 他の方の質問でも書きましたが、私の塾講師の経験から言ってあの通りやればおそらく東大に合格できます。ただ、講師もそろえること、他の受験生が漫画の中の情報を知らないことなどが条件になります。あのような講師をそろえるのはかなり難しいです、一人のお金では無理です。他の受験生が知らない状況であのテクニックを使えばそれは差になりますが、現状これはあり得ませんが漫画の中では差として存在します。 ご参考までに。
お礼
回答ありがとうございました。もっともなご意見だと思います。
お礼
回答ありがとうございました。受験者数に関してはデータを調べず、噂を鵜呑みにしていた僕の勘違いだったようです。ご指摘ありがとうございました。