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古文の尊敬の助動詞「す」の活用について

古文の尊敬の助動詞「す」の活用について教えてください。 文法書では、活用は、せ、せ、す、する、すれ、せよとなっていますが、 「退かせ給ふ。」という場合における助動詞「す」の活用も、せ、せ、す、する、すれ、せよと活用するのですか。 給ふが付いた形で未然形から命令形まで教えてください。 もし、せ、せ、す、する、すれ、せよと活用しない場合は、その理由を教えてください。

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  • fumkum
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回答No.3

「退かせ給ふ。」を品詞分解すると、「退か(四段動詞未然形)」+「せ(使役・尊敬の助動詞「す」の連用形」)+「給ふ(四段補助動詞終止形」+「。」 ここで「せ」には未然形と連用形がありますが、連用形としたのは下に「給ふ」という補助動詞という名ですが動詞がある、つまり用言(一般には動詞・形容詞・形容動詞の3品詞で、述語になることができる自立語)があるので連用形(原則としては下に用言が来るまたは用言に連なる活用形)となります。 ですから、「せ給ふ」の場合、「給ふ」が、「給は」、「給ひ」、「給ふ」、「給ふ」、「給へ」、「給へ」と未然形から命令形まで変化をしても、「給ふ」及びその活用形は用言であることに変わりがありませんから、「せ」は「せ給は」、「せ給ひ」、「せ給ふ」、「せ給ふ」、「せ給へ」、「せ給へ」のように変化しません。 つまり、下に補助動詞という用言が来ているので「せ」は連用形のままであり、補助動詞が活用変化しても「せ」は活用しないことになります。 なお、接続はその語の上に来る単語の種類を言います。たとえば、使役・尊敬の助動詞「す(せ)」の接続は「未然形」ですので、「退か(四段動詞未然形)」のように「せ」の上に「未然形」が来ることになります。 また、「連体形」は下に原則として「体言(名詞)」が来ので連体形と言います。終止形は言い切りの形ですが、原則としては文末に使われ、下に原則として「。(句点)」が来ます。

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  • fujic-1990
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回答No.2

「退かす」で一つの動詞では?

  • Tacosan
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回答No.1

「給ふが付いた形で未然形から命令形まで教えてください。」というのは, 何の活用を知りたいのですか? 例えば, 「給ふが付いた形」の「已然形」って, 何を意味するのですか?

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