余命二ヶ月の母への接し方

質問

母(53)は去年６月直腸ガンが発覚し、手術を受けて直腸ガンは完治しましたが肝臓への転移があり医師から「長くて二年」と余命宣告を受けました。ガンだということ、転移していることは母もしっていますが余命のことは知らせていません。
私はすぐに仕事を辞めて実家に戻りましたが、なかなか実感がわかず「いつかは治るんじゃないか」と思いながら過ごしていました。
最近になって腫瘍が大きくなり別の病院で治療することになりました。それでも「いつかは治る」という気持ちでいましたが、今日担当の看護師から「もうお母さんは治らない。今の治療は延命でしかない。」と告げられました。
治ると思っている母。
何をしてあげたらいいかわかりません。
私も治ると思って希望を捨てないで接するのか、
余命を受け入れて接するのか。

弱っていって母自信も気付き始めても嘘をつき通すべきか。
母に余命を伝えるべきか。

昨日の医師の説明は「希望はないわけではない」とのことだったので頭が混乱してしまっています。

ご意見を聞かせてほしいです。
長文で読みにくくてすみません（_＿_）

回答No.1

E-1077

私は本人に告知しました。

　そしてやることがないならと自宅に連れ帰り、三か月後に自宅で亡くなりました。

　闘病は半年と短く、末期がんでしたのでどうしようもなく・・・それでも本人が希望した自己免疫治療などはやりました。

　私なら本当の事を知り、悔いなくその日を迎えたいと思います。

　母の死後、沢山の手紙が出てきました。準備出来る時間をあげられたことは最後の親孝行だと信じています。

　医者の「希望」とは具体的に何をどうすればいいのかがわかれば、納得したうえで治療をするのが良いと思います。

　私はパニックになるのが嫌なので今後の展開を医者自身に説明をしてもらいました。

　「今の医学ではここまでが限界です。桜は見られないでしょう」と告げられた日のことは覚えています。

　じっと天井を見て微動だにせず。
　「まだそこの窓から飛び降りる体力はある」など言い出すので一晩中付き添いました。

　でも、「医者はここだけじゃないからおうちに帰ろう」と言った時母は泣きました。「うん。うん。」とうなずいて。

　自宅に帰ってからは身の回りの整理を始めました。

　葬式の準備。お墓の準備。どうすればよいのか全部指示した用紙がありました。

　遺書というのかな・・・。今でも取ってありますが・・・・・。さよならの時間はとても密度の濃い物でした。

　それまで反抗とかうまく行きそうでいかない親子だったのが皮肉にも今本当の親子に成れたね・・と話し、二人で泣きました。

　自宅での介護は点滴をしたりカニューレの痰を吸引したり大変でした。天使と悪魔が同居していて地獄のようでした。

　そしてＸデーが怖かった。だって死ぬのわかっている人の前で過ごすのは・・・・難しいです。

　でも。

　「わが人生に悔いなし」と・・・・逝きました。

　あっぱれです。

　どれが正解なのかは誰にもわからないけれど、経験を書いてみました。

　少しでも参考になれば幸いです。

　一滴の水も口に出来ない状況でお昼になると早く食べてきなさいと病室から追い出す母。夕方になると孫が帰ってきたときにお母さんがいないのはかわいそうだからと早く帰れという母。

　全部の本を捨てようとしたときに「あ！ダメよその本は私も読み返すから捨てないで」と言った時のうれしそうな顔。

　孫の面白い言動に涙しながら笑い。

　きっちり退院して三か月で逝きました。医者が言ったとおりでした。何もそこまで真面目にしなくていいのに・・。

　私も涙です・・・・。

　どうかお力落すことの無いように、覚悟を決めてくださいね。
　どうしても通らなければならない事実です。

　目をそむけないで、考えてください。

　貴重な時間を無駄にしないでください。

　どうか、少しでも穏やかに過ごせますように、祈りを込めて・・・・書きます。

　お大事に。