進化について

このQ&Aのポイント
  • 鳥類から哺乳類へと進化する際、飛ぶことをやめて地上の生活形態へと変化した理由
  • 津波の被害を受けた子供が鳥の能力について話し、進化について考えさせられた
  • 飛ぶことを捨てて地上を走ることを選んだ鳥類の進化の意義について
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進化について

 昨日のNHKスペシャルで、津波の被害を受けた子供が、「鳥だったら津波からも簡単に逃げられたのに・・・」旨のことを言っていて、最初は単純だなあと思ったのですが、何かひっかかるものがありました。  確かに鳥だったら、空を飛べたら、大地震や津波の被害を受けることもないように思いますが、進化論的には、鳥類から哺乳類へと、飛ぶことをやめて地上の生活形態へと変化したことが進化です。「翼をください」のように空を自由に飛ぶことへの憧れが人間にはありますが、ある意味それは退化になるわけです。飛ぶことをやめた鳥類、ダチョウやペンギン、にわとりなどもいますが、動物があえて空を飛ぶ自由を捨てて、不自由に地上を走ることだけを選んだ理由がよくわからなくなりました。鳥類→哺乳類への進化、飛ぶことをやめた意義は何でしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.2

哺乳類は鳥類から進化したのでは無く爬虫類(両生類からと言う説もある)からですよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%BA%E4%B9%B3%E9%A1%9E#.E5.93.BA.E4.B9.B3.E9.A1.9E.E3.81.AE.E9.80.B2.E5.8C.96 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=128270 空を飛ぶって鳥にとっては結構大変なのです。 体重を軽くするために歯を無くして嘴にしたり、骨を空洞のしたり内臓を簡略化して総排泄孔にしたりして、更には飛ぶこと自体かなりエネルギーを消費するので食べ続けなければならないなど、決して呑気で自由ではありません。 地上にいた方が遥かに効率が良いのです。 ただ、そこは費用対効果ではありませんが環境などの条件から払うコストと得られる利益(エサや捕食者から逃げるなど)のバランスですから飛んだ方が利益があるとなれば飛ぶことを選択するのでしょう。

nobound
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。何かの番組で、鳥は飛ぶときにものすごい必死だということは聞いたことがあって、やはりそうなのかなあとは思いましたが、エネルギー確保のために食べ続けたりしているんですね。実はそうとう疲れて生きているのかもしれません。  そういう効率の面で地上生活の方が楽だし、能率的だということは充分理解できます。逆に鳥類の費用対効果のほうにもそれぞれの理由がありそうです。鳥類の生態の進化の詳しい説明ありがとうございました。

nobound
質問者

補足

 一応いち早く、知らなかった鳥の特徴や苦労や、利益バランスなどを教えて頂けたので、BAに。

その他の回答 (16)

回答No.7

進化の本質は、多様な環境への適応における多様化です。 空を飛ぶ可能性が鳥になり、木に登る可能性が猿になり、草原化するジャングルに耐えて(肉食獣と戦って)人類は残ったのです。 鳥類が地上に降りる事がありますが、それは孤島などで危険な哺乳類がいない場合です(適応→多様化の実態)。 そもそも、空には食べるもの(植物や草食動物)がおらず、生命にとっては荒野です(だから敵がいなければ飛ばない進化する)。 孤立した大陸のオーストラリアで、有袋類がフクロネコや、フクロオオカミなど、哺乳類と類似の形態の平行進化を遂げた事は有名です。 もし、あなたが空を飛びたくて、そこに生存可能性があれば、鳥に似た形に進化するでしょう(実際は飛翔力では鳥にかなわないので、猛禽類の目を逃れて夜に飛ぶコウモリやムササビが限度)。 地球上の生態系の本質は、日光によって励起された化合物の合成(光合成=植物)と分解(消化=動物)の連鎖反応です。 植物が成長(合成)するためには、二酸化炭素と水、窒素などの、化合反応の材料が必要であり、動物抜きの分解(紫外線による分解や大気中の酸素による酸化)より、動物による能動的摂食と生化学反応的酸化による、高速の分解の方が、有効なのです。 つまり、生命の進化とは、いかなる“強い種”の創出でもなく、地球に降り注ぐ日光が輻射によって再び宇宙に還って行くプロセスに於ける、生態系としての多様化=地球上の熱容量(物質循環量と速度)の増大だと言えるのです。 生物は、エントロピー増大に抵抗して、成長したり、増殖したりして、エントロピー減少しているように見えます。 しかしそれは、生物にしても、社会的な要素にしても、「開放系」だからです。 生物は、自分のエントロピー増大を新陳代謝するために、環境のエントロピーの低い物(食物、燃料)のエントロピーを増大させて放出(排便、廃棄)する事で、環境も含むトータルな閉鎖系におけるエントロピー増大を加速しています。 それでも、生態系全体の進化は、エントロピー減少だと言えますが、それも太陽の核融合というエントロピー増大の一環である、「日射>光合成>摂食>消化>酸化>輻射」という一時的な地上の熱滞留としての、開放系ゆえのもので、結果的にはエントロピー増大を加速するものです。 先にあるのは太陽光=植物による光合成であり、動物はその有機物の分解を加速して植物の光合成の原料にする(物質循環の加速)ための寄生的な存在です。 人類は「食物連鎖の頂点」とか言いますが、裏返せば、他のあらゆる生き物に依存して生きている寄生生物だということです。

nobound
質問者

お礼

 やはり、エントロピーや開放系は、生物学、物理学が苦手でよくわかりませんが、生物の多様性はわかります。  それぞれの適応の中で、問題は人間のことですが、鳥などの自由さに比べ、どうして組織、しかも現代の複雑でキュウキュウとした社会の一員としてがんばらないといけないか という青臭い感じがなかなかぬぐえません。作家、芸術家、学者研究者など特殊才能で生きられる方もいますが、一般人のレベルでは、社会の中に溶けこむしか生きる場所はない・・・でもそれも大変。矛盾の中で生きるには、メリットを考えるより、やはりそれしかないという覚悟の問題、自然強制力かさもなければ自然淘汰かの問題かもしれません。  ありがとうございました。

nobound
質問者

補足

 ちょっと難しいので咀嚼するまで保留に。

回答No.6

 人間は何で、空ではなく地面を選んだのだ?  noboundさんが言うように、空を飛べれば大地震や津波は避けられたはずだ。  なんで空より地面の方が人間にとって良かったんだろうか。分からない。不思議だ。  noboundさんと一緒に、更に回答が寄せられることを期待したい。

nobound
質問者

お礼

 ちょっとキリスト教徒としては、進化論という抵抗もあるテーマに臨んだことにやや後悔もあったりしますが、まさに、なんで空より地面の方が人間にとって良かったかは疑問ですね。いろいろな意見は感謝です。  さらに鳥の翼という腕?の発達と、ダチョウや人間の二本足の発達の違いなどの考察もおもしろそうです。  人間は空より地面を選んだのか?選べたのか?

  • sarasuva
  • ベストアンサー率16% (7/43)
回答No.5

タカラジェンヌ(宝塚)はいつも翼をもらえて飛んでますね 超難関で優秀な人が集まっているんですよね 常人を超えた域

nobound
質問者

お礼

 うる星やつらのラムやウルトラマン、スーパーマン。空を飛べるのは、いつもスーパーな存在ですね。地を生きる常人の星とは何か?中島みゆき的ですね。

  • copemaru
  • ベストアンサー率29% (895/2998)
回答No.4

>鳥類から哺乳類へと、飛ぶことをやめて地上の生活形態へと変化したことが進化です。 いいえ,鳥類→哺乳類への進化はありえません。 鳥類も好き好んで飛んでいる訳では無いと思います。軽量化のために中空の骨格にしたり,排出物も垂れ流し,当然墜落したら死ぬ。仮に死ななかったとしても犬・猫の餌食となるのですから。 現にキウイやエミューなど,天敵のいない環境下に暮らす鳥類は飛ぶのを止めてます。 進化とは環境への適応。エネルギー消費を抑えつつ,生存の可能性を高める方向へ変化していくことです。

nobound
質問者

お礼

 「天敵がいないと飛ぶのをやめる」 やはり飛ぶのは、敵から逃げることが第一義的なのでしょうか?鷲、鷹など強そうな鳥もいますが・・・  「エネルギー消費を抑えつつ、生存の可能性を高める」 今のエネルギー問題とか、恐竜の絶滅、象や鯨など大型動物がどうなのかなど、いろいろな問題を含んでいて興味深いテーマですね。ありがとうございます。

  • sarasuva
  • ベストアンサー率16% (7/43)
回答No.3

鷹が寡黙に風を切ってる 空、太陽により近い彼らは もっと暑いんじゃないの もっと神に忠実なんじゃないの 翼をもらえてるし 鷹望み 空や太陽に近い鷲が頭がいいのなら 人間は愚か者なのでしょうか 神に忠実な彼らは少数でいいのかも 飛ぶことをやめた意義 ひたすら修行中

nobound
質問者

お礼

 ちょっと宮沢賢治の「よだかの星」を思い出しました。  上昇志向は人間にもありますが、私自身、「早く地に足をつけろ」と何度も言われたりするので、「地に足をつける」とは何なのか?という意味合いも含めて、生物学より哲学のカテに投稿した次第です。ありがとうございました。

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.1

ええとそもそもがなんですが、鳥綱→哺乳綱という進化は起こっていないわけでして…… http://www.yc.tcu.ac.jp/~otsuka/ts/ts6.html

nobound
質問者

お礼

 ありがとうございます。進化論は意外に難しそうなのと、まだ確証的でもなさそうですが、何とか一般人の理解レベルで考えられたらと思います。  もう一度ネットで調べたら、爬虫類から鳥類へ進化する方向と、爬虫類から哺乳類へ進化する方向へ分岐したんでしたね。哺乳類の中から猿→人間へ進化ということですが、鳥類から鳥人への進化はありません。(カラスの知能くらいまでしょうか?)爬虫類から鳥類への進化はまだその中間体もよくわからないらしく、その進化は謎めいています。鳥類のことはなかなかわかりません。  

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