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昆虫の進化の歴史を教えて下さい。
脊椎動物の進化は学校でならいました。 (・・・⇒魚類⇒両生類⇒爬虫類⇒哺乳類・鳥類 だったかな?) ですが昆虫に関しては全然習った記憶がありません。 なんか突然シダ植物のころ地上に誕生したかのような 錯覚があります。実際は海の中のどのような生物から 進化したのでしょうか? 人間は母の体内(羊水⇒海と同環境)で魚からの進化 の形態をたどって人間の形になるようですが昆虫は イモムシ⇒さなぎ⇒成虫(甲虫など)と特異です。 これも進化の歴史の形態をたどってるのでしょうか? 足の数が6本ということはみんな同一の祖先なんですよね???
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昆虫を含む節足動物の体の特徴は、体に節(せつ)を持つことです。この特徴はミミズやゴカイのような動物から進化し、受け継いだものと考えられています。カギムシ、シタムシ、クマムシなどの仲間が中間段階を示しています。 やがて、それぞれの節に一対の、節を持った付属肢を持つ動物が生まれました。これが昆虫やムカデの先祖です。このグループの中で体の前の方の節が融合して顎や触角を備えた頭部になり、3対の節が胸部を形成して6本の足を持ち、以下の節が付属肢を失い腹部になったのが昆虫の先祖です。本に付くシミなどの原始的な、羽根を持たない昆虫は、この先祖の姿を今に伝えています。 その後、4枚の羽根を持つグループが現れ、空を飛ぶようになりました。カゲロウやトンボ、セミなどの、サナギにならずに少しずつ羽を伸ばしていくグループがこの先祖の姿を今に伝えています。 サナギになる、いわゆる完全変態を遂げるグループはさらに後になって現れました。ただ、不完全変態をする動物から完全変態をする動物への大進化がどう説明されているかは寡聞にして知りません。
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昆虫のご先祖様は、カンブリア紀に爆発的に増えた有象無象から生まれたらしい。 それからデボン紀に地上にあがったのは、ミミズににた生き物と考えられていて、その後ムカデのような生き物だったらしい。 原始的な昆虫ほど変態はせず、進化により変態を獲得していったらしい。 理由は、遺伝的な病気や、身を守るためにさなぎになったとか、昆虫は防御機構が人とは違いキメラ(遺伝子が複数有る)が作りやすく、何らかのきっかけでキメラになったとか、環境の変化に対応したとか、諸説あるらしい。 シードマスターや隕石にくっついてきたとか、夢もあるし、確か偶然に宇宙船にくっついていた昆虫の卵が戻ってきて孵化した例もあるので、否定はできないけど。 ちなみに、昆虫の化石も多数発見はされている。
お礼
なぞが解けてすっきりしました。 参考URLも説得力がりとても勉強になりました。 ありがとうございました。
- yara
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聞いた話で申し訳ないのですが、知っている限りお話しします。 昆虫はあなたが書いているように、ある日突然地上に現れたようです。 ただ、その根拠は、「化石が見つかっていない」ということらしいです。 仮説によると(夢物語的ではありますが・・・)宇宙には「シードマスター(種を植える者)」が存在していて、そのシードマスターが送り込んだものの1つが昆虫だと言います。昆虫は世界中いたるところに存在し、色々な遺伝子・菌・ウイルスなどの運び屋とも言われています。 昆虫とは違いますが、人間でさえ空白の時代が存在しています。これもやはり化石が無いといったことですが、猿人から現代人の骨格になる直前の化石が全然無いそうです。 こんなことから、ウイルス進化説(突然変異によって変化する)なるものが出てきて、その媒介役が昆虫だったりするとも言われています。 話がそれましたが以上です。
お礼
ご返答ありがとうございます。 トンボの幼虫ヤゴは水生ですしその他のイモムシも 地中が多く酸素の少ない場所ですので祖先は 海か河と考えていました。(幼虫に羽が無いのも海 と考える根拠ですが)・・・で陸でさなぎになって 羽が生えて飛び立つ・・・。 私も彗星の氷によってウイルスが運ばれる説は聞いたことありますので昆虫の卵くらいだったらシードマスター説 も可能かなって思いました。
お礼
詳しく判り易く説明して頂きありがとうございました。 昆虫って幼虫の時期が長くて成虫は一夏で終わる種類 が多いですよね。今が進化の途中だから成虫の時期が 短いのか、または幼虫がメインで成虫は羽を持って 交尾をし子孫を遠くへ広めることが目的なのか わかりませんが(繁栄ぶりを見ると多分後者だと思う) 面白いですね。