Sunabber回路について

質問

下記サイトにてRCの算出方法が紹介されていますが、
いくつかご教授お願い致します。
http://japan.maxim-ic.com/app-notes/index.mvp/id/3835

シャントコンデンサのみを追加して、共振周波数を1/2にするとは
どういうことでしょうか？
なぜ、シャントコンデンサのみの追加であるのか。
共振周波数はなぜ1/2になり、そうする必要がある理由はなんなのか。
また、なぜシャントコンデンサの1/3が寄生容量になるのか。

さらに、その後共振の特性インピーダンスを求めていますが、
そのインピーダンスをRCスナバのRにする理由はなんなのか。

あと、寄生容量の4～10倍の値をRCスナバのCにするのか。

以上のことをご教授お願い致します。
よろしくお願い致します。

回答No.1

tadys · ベストアンサー

紹介されたサイトの内容をよく読んで考えれば分かると思うんだけど。

＞なぜ、シャントコンデンサのみの追加であるのか。
抵抗を追加するとリンギング（スパイク）の測定がしにくいから

＞共振周波数はなぜ1/2になり、
色んなコンデンサを取り付けてみて１／２になるのを選ぶから

＞そうする必要がある理由はなんなのか。
必要はありません。
１／２にすると計算が楽になるからです。
（大きすぎたり小さすぎると正確に測定できなくなります）

＞なぜシャントコンデンサの1/3が寄生容量になるのか。
共振周波数が半分という事はコンデンサの容量が4倍になったからです。
寄生容量を１とするとシャントコンデンサは３です。

＞そのインピーダンスをRCスナバのRにする理由はなんなのか。
Rが大きすぎても小さすぎてもRを入れる意味が無いからです。
Rの値をそのインピーダンスにすることで効果が最大になります。

＞あと、寄生容量の4～10倍の値をRCスナバのCにするのか。
これは経験則です。
このような用途では２倍ぐらいの違いは大きな問題では有りません。
厳密に計算したところで、その値ぴったりのコンデンサが手に入るとは限りません。
手に入るものから要求に合うものを選ぶのです。