死ぬまで童貞なの？

質問

近年、日本では、出会い系や援助交際など、若い女性の性の乱れの問題がクローズアップされています。
海外でも日本の女性はイエローキャブと蔑称されており、日本の女性は、性に対して、非常に奔放であると考えられています。実際、日本の女子大生が外国へ留学して、その国の人や他の留学生とセフレの関係になり、性病を移されたりだとか、セフレ関係の悩みから、本業である勉学に集中できなくなってしまったという問題もあるようです。
ネット上では、お隣の国韓国は、強姦大国などという書き込みがありますが、本当に見つめるべきは、他国のことではなく、自国の女性の性に対する考え方ではないでしょうか。
ネトウヨは外国の男性が日本の女性に対して、このような認識を持っていることに問題意識を持たないのでしょうか。

また、日本の女は非常に股を開きやすいような連中が多いのに、何で僕はいまだに童貞なのでしょうか。
納得できる回答を下さい。

回答No.9

phj

まず日本女性の貞操感ついて
「しかたがありません。昔から日本女性の貞操感は薄かったのです」

そもそも「処女」という概念が、キリスト教など外来のものです。日本人は貞操感というものは（男女とも）昔からほとんど無く、せいぜい「野合はよくない（外ですることです）」「不倫は男性は可だが、婦人は不可」程度の道徳観しかなかったのです。
また人妻になると制約は大きかったものの、娘時代はお祭りや芝居に夜遅くまで出かけてもそれほど問題にならなかったのです。

また大都会ほど祭りや芝居などのイベントがない地方では、夜這いの風習が江戸時代まであったのです（一説によると、終戦直後まで地方にはあったとも言われています）

この頃の女性の貞操感は「オボコ」であり「未通女」の当て字もありました。つまり処女とはまったく別で、ある程度の年齢でまったく経験がない娘は、誰も誘わないほど容姿に問題があるか、ものすごく貞操感が（当時としては変人なほど）硬いか、それとも親のガードが固すぎるか、のどれかでどちらかというと「オボコ」は垢抜けていない女の子を揶揄する言葉でもありました。今でも「箱入り娘」はあまり言い意味で使われませんが、当時もやはりいい意味ではありませんでした。

つまり日本人の女性は（キリスト及びイスラム教に比べれば）貞操感が低く、フィーリングがあえば誰でもＯＫなのは今も昔も変わらないのです。
外国人にイエローキャブと揶揄されるのは、単に外国人をカッコイイと思うからです。日本人でもかっこよければＯＫなのは普通なことでしょう。

ということでいくらネトウヨが問題意識を持ったとしても、これを変えることはできませんし、そもそも「ネト」ウヨである以上、生身のリア充の女性を説得する行動力があるとは思えませんので、いずれにしてもどうしようもないことです。

次にあなたの童貞に関して

先ほど書いたように日本には夜這いなどの風習や、筆おろしを手伝ってくれるシステムがあり、お金を使って岡場所や遊郭に行けば誰でも経験できるシステムがそろっていました。
逆を言えばほとんどの男性が「自分から苦労して初体験を済ませる」ということはなく、先輩が段取りしてくれる、誘ってくれる筆おろし手伝いの女性がいる、先輩などに誘われてお金を払って遊ぶ、などの方法でほとんどの男性が初体験を済ませていたのです。（ついでにいえば、そういう場所の女性がオンナの扱い方を教えてくれて、そこで自信をつけるから肉食男子になっていけるわけです）

最近は男女平等の世の中になってきたため、なんとなく「女にお金を払う」というが悪いことになり、そういうシステムが無くなってきたことが、世の中に童貞が増える結果となっているのです。（女が男に払わせるのは悪いことではないんですよ、今でも。不思議ですね）
ここ数年の調査では（女性も高率ですが）男性の童貞率が40代になっても高いままになってきているようです。

つまり、女性の場合は（よほどのことがないかぎり）自分で覚悟を決めればそれなりに体験をすることは可能であるのに対して、男性の場合は体験しようとする際のハードルがとても高くなってきているのです。
なお悪いことに、お見合いなどの結婚システムも破綻しかけていますので、性体験することも無く結婚に至ることもなく、ハードルが高いうえにリスクも男性にとっては恐ろしく高い状態になっているので、結局のところ「あなたは童貞である」ということになるのです。

つまり女性は受動的でコストが低い（とりあえず選ばなければコストはとても低い）のに対して、男性は能動的にならざるをえず性行為に至るまでのコスト（お金という意味だけでなく、時間・精神力・意思決定などのコスト）が非常に高いので、そのハードルがそもそも低い男性（容姿がいい・お金持ちである・口がうまい・精神的にタフなど）でなければなかなかうまくいかないのです。

さて、ではどうすれば質問者様が童貞を捨てられるかということですが、要するに上記のハードルを下げればよいわけです。
しかし、容姿はなかなか変えられません。お金は若ければ女性が満足するほどはもっていないでしょう。となると「意思決定コスト」つまり精神的にタフになるしかありません。
どういうことかというと「下手な鉄砲数打つちゃ当たる」ということで、なるべくいろんな人と交流するしかないということです。

しかもこれにはもうひとつ副産物があり、数多くの女性と交流することで「女性の扱い方がだんだん上手くなる」のです。

私も容姿がいいわけでもなく、お金があるわけでもありませんが、数を打ったのでなんとか数人の女性経験と結婚までこぎつけています。

こういう経験（つまりは「フラレて傷つく」ということ）を避けるのなら童貞のままであることを受け入れるしかないでしょう。

まあこれが一番大きな負担なのですよね。いわゆる「草食男子」の本音はそういう部分なんだと思います。しかも、女性は（自分を省みずに）好き勝手なことをいいますからね・・・
結局のところ、男が頑張るしかないんですよ。

どんなに男女平等といっても、結局男の負担はいつでも大きいんです。

「すべての男は消耗品である」：村上龍　ということです。