- ベストアンサー
テンソルの物理的成分
テンソルには反変成分と共変成分の他に物理的成分と言うものがあるそうですが、物理的成分とはどのようなものなのでしょうか。また昔はテンソルの反変成分と共変成分というのが基本だったのに最近の微分幾何の本では反変とか共変と言う言葉は出てこなくなったようですが、なぜなのでしょうか。
- grothendieck
- お礼率76% (244/319)
- 数学・算数
- 回答数6
- ありがとう数6
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
すみません! >tetrad成分に対する元々の成分のことを >物理的成分と呼んでいるということで、ほぼ間違いないと思います。 は逆でした。 「ほぼ間違いない」とかいって間違っていれば世話ないです。 #1の補足説明の引用部分と、 #3での返信に書かれている訂正部分に基づいて考えると、 tetrad成分を物理的成分と呼んでいますね。 申し訳けありません。 計量が非対角要素を含む場合、 曲った場合の拡張を含めて理解できますね。 #4での返信から判断するに、この点に関しては もうすでに分っておられるかも知れないと思い 詳細は割愛いたします。 また、上の間違いにともなって、#5で書いた 「おそらく、そう名付けた根拠は、 一般にtetradの言葉でいえば、 物理的成分の脚は座標変換に対するテンソルとして変換しますが、 tetrad成分の脚はそうではないから」 は、物理的成分と呼んだ理由とはなりませんね。 (「根拠は...」より後に書いてあることは事実としては正しいですが。) tetrad成分を物理的成分と呼ぶのは 観測者の座標系を局所的正規直交座標にとるのが自然だからですね、おそらく。 >曲面に束縛されている質点の運動はいわゆる束縛運動の方程式で記述されますが、これには物理的成分であるu,v,wが顔をだす、、、というところからそのようにネーミングされたのではないかと という#3のKENZOUさんの意見と >実験で測定されるのは大抵これなので物理的成分と呼ばれているのではないかと思います。 のgotzemannさんの理解で正しいのだと思います。 いろいろごちゃごちゃしてしまいましたが、 言いたかったことは、 安達忠次 「ベクトルとテンソル」で 物理的成分と定義されたものは、 より一般にはtetradの成分のことであり、 これは一般のリーマン空間で定義することができ、 また、それは局所的正規直交空間における成分なので 観測者にとって自然な座標系だという意味で 「物理的成分」と呼ぶのだろうということです。
その他の回答 (5)
レスポンス有難う御座います。 まず、本題から少しはずれますが、 「フォック空間の物理成分...」のご指摘では、 おそらく、グプタ・ブロイラーの量子化あるいはBRS量子化 のことを念頭におかれてのことかと思います。 それらの処方は、ゲージ変換の自由度をローレンツ共変な形で固定して殺した後、 ローレンツ変換に対する不変性を保ったまま量子化するというものだと思います。 理論がローレンツ不変であることによるredundancyが残っており、 かつ、その中に不定計量を与えるようなイヤなものがあるわけですが、 フォックspaceを制限してそれらを消すというものです。 勝手にヒルベルト空間を制限したら 理論がユニタリーではなくなる心配があるのですが、 それらの処方では問題なくユニタリーな理論が作れるというのがミソだと思います。 一方、私の頭にあったのは、 古典的作用の段階で理論のredndancyを消したときの、その成分のことでした。 例えば、電磁場の場合なら、うまくゲージを固定することで 空間方向の1成分と時間方向の成分とを理論から消去して 横波方向の2成分だけで書きなおせますが、その2成分のことでした。 あくまで古典論の段階の話です。 しかし、これまでの議論を見るところ、 このようなものを念頭においての質問ではなかったようですね。 #1の補足説明において、 安達忠次著「ベクトルとテンソル」から 「物理的成分」の説明を引用されてましたが、 その説明が grothendieckさんが以前に聞き知ったもの に近かったのか遠かったのかが判断できなかったため、 遠かったのかもしれないと思い、一応、#2の書き込みをしました。 しかし、どうやら、判断をあやまったようですね。 さて、ここからが本題ですが、 これまでの補足説明と、 #3のKENZOUさんの説明をよく読んでみたところ、 tetrad成分に対する元々の成分のことを 物理的成分と呼んでいるということで、ほぼ間違いないと思います。 おそらく、そう名付けた根拠は、 一般にtetradの言葉でいえば、 物理的成分の脚は座標変換に対するテンソルとして変換しますが、 tetrad成分の脚はそうではないからだと思います。 しかし、だからといってtetrad成分が"物理的でない" とは言えませんし、"幾何学的対象でない" (つまり座標変換に対する明確な変換性を持たない) とも言えないので、このネーミングのセンスは?ですが。 安達忠次著「ベクトルとテンソル」では #3のKENZOUさんの説明もユークリッド空間を仮定しておりますが、 もちろんtetradの方法は一般のリーマン空間で議論できる方法なので、 上のように「物理的成分」を理解しておけば曲っていても、 計量に非対角型であっても、 問題なく「物理的成分」および「tetrad成分」を定義できるのだと思います。 さてさて、 >また昔はテンソルの反変成分と共変成分というのが基本だったのに最近の微分幾何の本では反変とか共変と言う言葉は出てこなくなったようですが、なぜなのでしょうか。 ですが、そうなのですか。知りませんでした。 でも深い意味はあるのですかね。 なにか思うところあっての質問なのだとは思いますが。
お礼
御回答ありがとうございます。また私はよく理解しているわけではないのですが、ゲージ場のご回答は大変参考になりました。
ああ、tetradのことですね。恐らく。 でもtetradのことを物理的成分と呼ぶのを初めて聞きました。
お礼
ご回答ありがとうございます。ご指摘の通り一般化されたものがtetradになると思います。普通は動標講の方法と呼ばれているものだと思います。
- KENZOU
- ベストアンサー率54% (241/444)
#1のKENZOUです。 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 さて、テンソルの物理的成分・・・はおっしゃる通り安達忠次著「ベクトルとテンソル」(培風館)に載っていました(←知りませんでした:笑い)。 >物理的成分とはベクトルをその点での(曲線)座標軸の方向へ正射影したものでしょうか。 釈迦に説法と思いますが、しばらくお付き合いください。空間内の1点Pを示すベクトルrは r=xex+yey+zek=ueu+vev+zew (1) と書けます。ここでex・・、eu・・は直交(直線)座標系、直交曲線座標系の基底ベクトルを表します。このeu・・・という基底ベクトルは点Pと関数関係にありますね。つまり、点Pはu曲線、v曲線、w曲線の交点となるわけですが、eu・・・は点Pでのu曲線の接線ベクトルの基底を表しますので、それぞれ ∂r/∂u=hueu、∂r/∂v=hvev、∂r/∂w=hwew (2) と書くことができます。 ここでhu・・・は規格化定数で hu=|∂r/∂u| 、hv=|∂r/∂v| 、hw=|∂r/∂w| (3) です。これらは座標の微分ですから反変成分という事になります。ところで、件の物理的成分というのは、(1)のu、v、wをそのように呼んでいるようですね。このネーミングは後で考えるとして一応先を続けますと(←蛇足)、線素drは dr=(∂r/∂u)du+(∂r/∂v)dv+(∂r/∂w)dw =hudueu+hvdvev+hwdwew (4) ds=|dr| (5) でこれから(dx,dy,dz)⇔[hudu,hvdv,hwdw]という対応関係が分かります(但し[ ]は直交曲線座標系を意味します)。 ついでに ∇=(∂/∂x,∂/∂y,∂/∂z)⇔ [(1/hu)∂/∂u,(1/hv)∂/∂v,(1/hw)∂/∂w] (5) ∇u=eu/hu,∇v=ev/hv,∇w=ew/hw (6) dxdydz=huhvhwdudvdw (7) eu=ev×ew=hvhw∇v×∇w (8) ev=ew×eu=hwhu∇w×∇u ew=eu×ev=huhv∇u×∇v となります。蛇足が長くなりました(汗;)。さて、物理的成分のネーミングですが、曲面に束縛されている質点の運動はいわゆる束縛運動の方程式で記述されますが、これには物理的成分であるu,v,wが顔をだす、、、というところからそのようにネーミングされたのではないかと(←随分簡単な結論ですが)思います。 >しかし計量テンソルが対角型でなければどうなるのか分かりません。 計量テンソルの対角型というのは、3つの座標軸が全ての点で直交している直交曲線座標の性質(基底ベクトルの1次独立性)からでてきますので、非対角型となれば非直交曲線座標ということになるのかも?・・・この辺になると私の手に負えない話となります。
お礼
御回答ありがとうございます。まず、私の下の補足で「∂yi/∂xj を第j成分とするベクトルをeiで表わし、基底ベクトルと言う。」というところを「∂yi/∂xj を第i成分とするベクトルをejで表わし、基底ベクトルと言う。」と訂正させて頂きます。KENZOUさんの記法と私のはかなり異なりますが、書いて頂いたことはおおよそ理解致しました。物理的成分は元のテンソルと同じディメンジョンを持っているし、実験で測定されるのは大抵これなので物理的成分と呼ばれているのではないかと思います。
「物理的成分」とは、電磁気理論や一般相対論などのゲージ理論において、 ゲージの自由度を除いた成分のことではないでしょうか。 ゲージ場の理論をやっているとよく使う言葉ではあります。 もちろん、その場合、共変、反変成分とは同列な言葉ではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。下の補足にも書いた様に、テンソルの物理的成分は全く古典的なテンソルにもあるので、フォック空間の物理的成分とは別のものと思います
- KENZOU
- ベストアンサー率54% (241/444)
後学のために教えてください(←逆質問でごめんなさいm(_ _)m;)。 テンソルの物理的成分というのはどういう文脈の中(例えば一般相対性理論の中とか、、、)からでてくるのでしょうか。 微分幾何は殆ど知りませんが、テンソルの反変、共変成分という言葉以外にどのような言葉がでてきているのでしょうか。以上、よろしければお願いします。
お礼
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 補足要求をありがとうございます。 私は物理の本でテンソルの物理的成分という言葉に出会ったことはありません。ずっと以前にある先輩がテンソルには物理的成分があるという話をして解説をくれたのですが、その解説はどこかへ行ってしまいました。私が知っている中ではテンソルの物理的成分が少し書いてあるのは 安達忠次 「ベクトルとテンソル」 (培風館) だけです。この本によると 「xiを曲線座標、yiを直線座標とする。∂yi/∂xj を第j成分とするベクトルをeiで表わし、基底ベクトルと言う。またeiに関する成分を反変成分という。x1, x2, x3 方向の単位ベクトルをそれぞれu, v, w としたとき e1 = h1u, e2 = h2v, e3 = h3w ( hi^2 = (∂yi/∂xj)(∂yi/∂xj) ( j についてのみ和をとる) ) の関係がある。このとき基本単位ベクトルu, v, w に関する成分をベクトルの物理的成分という。物理的成分をVi、反変成分をvcont iとしたとき、 Vi = hi vcont i ( iについて和をとらない) 共変成分をvcov i としたとき、 Vi = (1/hi)vcov i ( iについて和をとらない)」 とあります。しかし計量テンソルが対角型でなければどうなるのか分かりません。物理的成分とはベクトルをその点での(曲線)座標軸の方向へ正射影したものでしょうか。 この頃の微分幾何の本には反変とか共変とかいう言葉はほとんど出てこないようです。かって添字の上付き、下付き、添字の上げ下げとやっていたのが嘘みたいです。それに替わる新しい言葉があるわけではないようですが、なぜ反変・共変と言う言葉が使われることが少なくなったのでしょうか。ファイバーバンドルなどに重点が移ったからなのでしょうか。しかし私はファイバーバンドルでどのようなことができるのか、分かっているわけではありません。
関連するQ&A
- テンソルの良い参考書について
こんにちは。 私は現在コンピュータビジョンに関する研究をしている学生です。 コンピュータビジョンの世界では、幾何学に関してテンソル算が用いられます。そこで、いくつか参考書を勉強したのですが、あまりしっくり理解できる本が見つかりませんでした。ほとんどの本は「物理学」や「材料力学」においてテンソルを使用する目的で書かれていたためです。 よろしけば、「幾何学」においてテンソルを用いるためのお勧めの参考書、もしくは、分野を問わずテンソル算を理解することができる参考書がありましたら教えていただけないでしょうか?
- ベストアンサー
- 数学・算数
- εテンソル
εテンソルにたいして E_ijk = √g ε_ijk と置きます。ここで√g は計量テンソルg_ij の行列式の平方根です。 E_ijkは3階共変擬テンソルで E'_ijk = +- a^p_i a^q_j a^r_k E_pqr という変換が行われます。さて、E_ijkの反変成分を E^ijk = g^hp g^iq g^jr E_pqr とすると、E_ijk = √g ε_ijk という関係式から E^ijk = √g ε^ijk になるような気がするのですが、答えは E^ijk = (ε^ijk)/√g だそうです。(石原繁著「テンソル」p166) 多分、E_ijkが擬テンソルというのがミソだとは思うのですが。。 添え字が見づらくて恐縮ですが、何かヒントでも頂けたらと 思います。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 重力場がテンソル場? 身近な事例は?
ヒッグス場はスカラー場 ということがわかるような身近で具体的な例はありますか? 電磁場はベクトル場 これは、身近にわかりやすい例が多いような。 問題は重力場ですが、こちらはなんでもテンソル場なんだそうです。 物理や力学の専門家でないとなかなか触れる機会すらないテンソルなんてものを持ち込まれると、素人にはもうなんだか訳がわかりません。 プラス電荷とマイナス電荷の間に働く静電気力を距離と電荷量で表現する式は、二つの物体間に働く重力をそれぞれの質量と両者間の距離で表現する式にそっくりですね。 これだけ見ると、重力場も電磁場みたいなものなのかと素人は思ってしまいます。 しかし、一方はベクトル場で、他方はテンソル場なんだそうです。 身近なところでその両者の差がはっきりわかるところを教えていただけないでしょうか? 数学や物理が得意中の得意だったアインシュタインでさえも、テンソルを理解して使いこなせるようになるには、かなり苦労したそうですね。 計算上は、テンソルとは行列の各成分がまた行列になっているものと考えればよろしいのでしょうか?
- 締切済み
- 物理学
- 数学の問題が物理用語を用いて解かれるものはありますか?
物理の問題が数学用語を用いて解かれることは多々あります。 それは物理数学と呼ばれる分野で、wikipediaによると、 ベクトル解析、テンソル解析、微分方程式、常微分方程式、偏微分方程式、フーリエ級数、フーリエ変換、ラプラス変換、微分幾何学、群論、特殊関数、複素解析、複素関数 などがあります。 では、数学の問題が物理用語を用いて解かれるものはあるのでしょうか? 物理用語とは、力、質量、運動量、運動エネルギー、電流、電圧、磁荷などです。 ペレルマンによるポアンカレ予想の証明には、熱量・エントロピーなどの物理的な用語が登場する、と聞いたことがありますが、それ以外のわかりやすい具体的な例を教えていただければありがたいです。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- テンソル積の定義と具体的な演算
ベクトルには内積、外積、テンソル積(ディアド)があります。 (1,2), (-3,0)の内積、外積(3次元になるけど)はそれぞれ定義に沿って簡単に計算できます。テンソル積ではどうなるでしょうか。 テンソル積についてだけ、本を読んでも定義が述べられていないように感じます。テンソル積の性質とか成分の表現などは記述されていますが。テンソル積は2階までだったらマトリックスとして書けるけれども、高階だったら紙に正確に書けない(3階だったらキューブ、4階だったらもう無理)というようなことでしょうか。 ところで、この"定義"ですが、内積では、 A.B=AiBj(ei.ej)=AiBjδi,j=AiBi というのは定義とは言えないと思います。基底ベクトルの計算に内積が含まれているからですね。またこれが成立するのは直交座標系だけということになります。そういう意味でのテンソル積の"定義"を知りたいと思います。以前、テンソル積は難しいという意見がありました。しかし、難しい定義というのは存在せず、ややこしいとか、用語が難解で覚えにくいというのはあると思いますが。 また、○○積という言葉ですが、英語だとスカラー積、ベクトル積、テンソル積(これだけは日本語と英語が同じ?)ということで、その積の結果出力されるものの種類となっているということでよいでしょうか? また、表記について、内積(ドット)、外積(×)ですが、テンソル積は○←×としたり、2つのベクトルをただ単につなげて表記する(記号なし)場合もあります。古い本ほど○←×になっているような気がしますが、最近は記号なしが主流なのでしょうか。
- 締切済み
- 数学・算数
- エネルギー運動量テンソル
T^μ_ν= ρ 0 0 0 0 p 0 0 0 0 p 0 0 0 0 p p:圧力 ρ:物質密度 c(光速)=1 とする とした時の T^μν ;ν=0 (;は共変微分) からエネルギー保存則 d d --(ρa^3)+p--(a^3)=0 dt dt ^3(三乗) a:宇宙のスケール項(因子) となる計算がどうしてもできません。いろいろな本を見て みたのですが計算結果のみしか記されておらず 悩んでおります。 ロバートソン・ウォーカー計量における宇宙モデルで、 エネルギー運動量テンソルは物質を完全流体とみなしている場合の計算です。
- ベストアンサー
- 物理学
- Maxwell方程式のテンソル表示
今読んでいる本に次のような記述があります。 「∇xH =δD/δt + Jをテンソル表示すると (e_ijk)(H_k,j) = (D_i)' +(J_i)、ただしe_ijk = 1/2(i-j)(j-k)(k-i) 」 記号_ は添え字、δは偏微分記号の意味です。最初の式でH,D,Jはベクトルです。 質問1:(H_k,j)で、k,jというのはなぜkとjの間にカンマがあるのでしょう。これはテンソルの成分H_kjとは違いますよね。 質問2:左辺の(e_ijk)は(H_k,j)の係数と考えていいでしょうか。 質問3:導出のヒントがあればお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 2階対称テンソル演算子
群論の本を読んでいて、ウィグナーエッカルトの公式のところを読んでいたところです。 添付画像の式は2階対称テンソル量に対応する演算子で、独立成分5個、既約表現j=2に属する量なのですが、群論の本を読んでいたら、この式の右辺がその対角和(トレース)を0にするように調整してあるのは、x^2がスカラー量(j=0)だから、それを差し引いておかないとTabは既約表現になり得ないという解説がありました。(jはウェイトmの上限) 既約表現であることと、スカラー量を差し引いておくことの関係がつかめないでおります。 いろんな本をあさっていると、4極モーメントという言葉が出てきますが、それ以上よくわかりません。 手掛かりがありましたら教えてください。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 微分形式,微分幾何学の参考書
現在、大学の「幾何学基礎」という授業の中で、微分形式のことをやっています。具体的には、微分積分学の基本定理から、グリーンの定理(ストークスの定理)などの説明を行い、引き戻しの計算などを行っています(幾何学的に)。しかし、先生がどんどん授業を進めていき、なおかつあまり詳しい説明もしないので、正直よく分からなくなっています。 もう少しで、テストなので余計にあせっており、しかも何をやったらよいのかよく分かりません。 そこで、自習用のテキストを購入したいのですが、何かお勧めの参考書はありませんか?(微分積分や線形代数の基本が分かっていれば、分かるような、なるべく分かりやすいものはありませんか?) ちなみに、授業では、テキストは使っていないのですが(指定されていない) 「培風館 曲線・曲面と接続の幾何」(小沢 哲也) 「培風館 曲面の数学」(長野 正) を紹介されました。 また、自分で調べて 「岩波書店 微分形式の幾何学」(森田 茂之) 「裳華房 曲線と曲面の微分幾何」(小林 昭七) という本もよさそうだと思いました。 皆さんは、これらの本についてどのように思いますか? (分かりやすさ,内容,練習問題,レベルなどを総合的に見て) また、これ以外のおすすめの微分形式,微分幾何学の参考書があれば教えてください。(初心者向きで) テストまで、あまり時間がありません。申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
お礼
御回答ありがとうございます。tetradで一般化でき、「物理的成分」の意味も明碓になりました。大変勉強になりました。