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公的資金について。

ここ数年公的資金という言葉がニュースにのぼる機会が多いですよね。 実は夫の銀行も公的資金を受けました。 世間では高い税金を使ってと批判されているとの承知でこちらで質問したいと思います。 公的資金の注入をしなければ、銀行はつぶれるかもしれません。 しかし銀行がつぶれると、その取引先であるたくさんの企業も倒産したり、経営悪化に追いこまれていきます。 公的資金は銀行をつぶさないためのものではなく、不良債権を抱える各銀行の、優良な取引先をつぶさないためのものではないのでしょうか? それともやっぱり税金の無駄遣いなのでしょうか?

noname#20215
noname#20215
  • 経済
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回答No.5

銀行関係者の家族としての気持ちは、私としてはわからなくもありません。 公的資金の注入こそ受けていませんが、私の家族や親戚にも銀行関係者が数人います。 が、うちは地方銀行ですから、人様から『ボーナスもたっくさん入るんでしょ~?』『いい給料もらってるんでしょ?』などと言われると、『それは一部の都市銀や、地銀でも公的資金を受けているような所だけの話です!』と反論したくなることがあります。 更に、私自身は以前一般企業に勤務していましたが、数年前に業務縮小し、転勤できない私は退職せざるを得ませんでした。 そのことだけを考えても、銀行だけに多額の税金を注ぎ込まれることに納得できるわけではありません。 『無駄遣い』という表現が良いのかどうかは疑問ですが、『優良な取引先をつぶさないためのもの』などという人のせいにしたような理由では、多額の税金を注ぎ込むだけの説得力は全くないと思います。 実際に公的資金を投じても、消えていった銀行は何行かありますよね。 少なくとも、それらに使われた税金は『無駄だった』と言わざるを得ないでしょう。 その優良な取引先をつぶさず、世の中の大きな混乱を避けるには、なにも銀行を救済しなくても他にも方法があるのではないでしょうか。 現状では『銀行を救済するため』としか受け取れません。 とかく『銀行員』といえば『悪の根源』のように言われるような世の中ですが、一般行員の立場からすれば、他の企業の一般社員と同じように一生懸命勤めているだけで、実際には経営に携わる『偉い人達』が1番問題なのだと思います。 企業の一社員が会社の中枢に意見できるわけがないのと同じで、銀行も同じことだと、世の中の人にわかってもらいたいという気持ちは私にはありますが・・・。

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回答No.6

 「なぜ銀行だけ?」という感情も分からなくはありませんが、一つの銀行がつぶれる事によって日本経済が大混乱に陥ることもあり得るのです。公的資金注入は止むを得ないことだと考えるべきでしょう。

noname#20215
質問者

補足

皆さんご回答ありがとうございました。 本来ならお一人ずつにお礼をするべきなのですが、皆さんまとめて失礼致します。 どの回答もごもっともなご意見で大変参考になりました。 本当にありがとうございました。

  • gutugutu
  • ベストアンサー率14% (184/1234)
回答No.4

公的資金は銀行をつぶさないためのものではなく、不良債権を抱える各銀行の、優良な取引先をつぶさないためのものではないのでしょうか? 優秀な取引先は優秀でない銀行の手助けはなど不必要です。 自分たちは助けてもらっても、潰れかけの中小企業を助けようとしない、経営者は全然責任をとらないばかりか、リストラでペーペーのクビは平気で斬ろうとする。 いい加減な銀行は(全部とはいいませんが)潰れても仕方がないと思います。ペーペー(ご主人は上層部の方ですか?)はつらいですけど。

noname#9283
noname#9283
回答No.3

はっきり言って、日本の銀行数は「過剰」です。本来は市場原理に任せて潰すべき所はとっとと潰すべきなのです。それを「銀行だから」という理由だけで一民間企業を延命させることを正当化できないと思います。世間には行員に対する妬みもあると思いますが、一般企業に比べてまだまだアマアマな点が多々あると思います。「りそな」の場合は、株主責任すら問われないというモラルハザードが平気で行なわれ、注入された「公的資金」のほとんどをつぎ込んで、一気に過去の不良債権を処理し、健全な(というか、まだマシな)他行を脅かそうとしているばかりか、「実現できないことは発表できない」とか開き直って、多額(3兆?)の公的資金の返済計画を全く明らかにしていません。恐らく踏み倒すつもりなんでしょうね。「取引先を潰さないため」なんて、矛先をかわそうとしているだけです。日本の銀行がリスク管理能力に欠け、とかく「数字合わせ」に走るのは事実かもしれませんが、公的資金を使って他行では選別の対象になるような企業の延命に手を貸すのも問題だと思いますね。結局、公的資金を注入された銀行が何も変わっていないから批判を受けるんじゃないでしょうか。

  • daidai7
  • ベストアンサー率45% (10/22)
回答No.2

確かに、公的資金の投入は優良な取引先をつぶさないためにもあるかも知れません。 しかし、銀行だけというのに大きな問題があると思います。 銀行も立派な民間企業なのではないでしょうか? 同じ民間企業である製造業に目を向けてみてください。コストカットやリストラなど残酷かも知れませんが(だいたいは銀行の指示)、かなりの経営努力を繰り返し利益を生み出しています。 銀行もこのような努力をしているかも知れませんが、一般的にまだまだ高い賃金や一行に進まないリストラなど努力が足りない気がします。 その上、公的資金を再三投入しても一行に返済のめどが立たないなど、不信感はありませんか? そして、公的資金を投入されても、貸し渋りや貸し剥がしなどおかしくないですか? なぜ、税金で銀行員の給与支払わなければならないのですか?不良債権を作り出した銀行がそもそも不良債権なのではないでしょうか?万年赤字なら潰れる。これが世の中の流れではないでしょうか。

  • rmz100
  • ベストアンサー率32% (339/1047)
回答No.1

では、なぜ「銀行だけ」に公的資金が導入されるのでしょうか? 銀行でなくとも、大規模な一般の企業が倒産すれば、子会社・孫会社、取引先や下請け会社にも2次3次倒産が波及すると思われますが、今まで一般企業に公的資金が投入されたことはありません。 「銀行だけ」に投入されるのが問題なのです。

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