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日本の戦争について知りたい

  • 質問No.7359109
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今年大学に入学する者です。
恥ずかしながら私は日本の関わった戦争について
ほとんど無知です。
ふつう、学校の勉強で歴史、日本史を学びますが、
まじめに取り組んでこなかったのです。
基本となる言葉ももちろん、歴史の流れもおぼろげです。

幕末を舞台にしたアニメをきっかけとして、
日本のこと、日本人のこと、その心についてよく考えるようになりました。
志士や新選組のドラマに初めはアツい!かっこいい!と熱狂するばかりでしたが、だんだん、
この人たちのおかげで今の日本、自分があるのだという気持ちが強くなったのです。
そして、幕末に日本で起こった内乱と、自分が今まで悪だと教えられてきた戦争が私のなかで線として結びつき、
戦争について学びたいと思うようになりました。

そうして、しばらくは興味を持ったことがらについて単発的にインターネットで調べる日々が続いていました。
ですが徐々に、それでは情報が偏ってしまって、自分だけの日本を作り上げてはしまわないかと思うようになりました。
単発的に情報を集めて、点ばかり吸収するのではなく、
流れを汲んだ戦争の始まりから終りまでをきちんと一度頭に入れる必要があるのではないかと感じたのです。
そうしてから、頭に自分なりの日本観を作ろうとしなければいけないのではないかと、漠然とですが考えています。

長くなってしまいましたが、こういう経緯があり皆さんに相談させてもらっています。
まず、何かやさしい文章の教材があれば教えてください。
最近『14歳からの戦争学』という本を見つけたのですが、
詳しいかたにもっと多くの書籍を紹介していただきたいです。

学校の日本史の教科書を薦めてくださる方も
いらっしゃるかと思いますが、残念ながら持っていないのです。
ただ、インターネットで入手は可能なようなので、
一般の本より教科書がいいということであれば
こちらを購入したいと思っています。
これについても何かアドバイスがあればお聞かせください。

質問者が選んだベストアンサー

  • 回答No.2
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ベストアンサー率 35% (687/1961)

 先ず、質問者さんの「自分なりの日本観」を作り上げようという真摯な姿勢に、賛意を送りたいと思います。

 18歳という年齢と、「自分なりの日本観」を作り上げるという明確な意思、論理だった質問の仕方から見て、高校教科書・学習参考書・年表を参照にしながら、NHKアーカイブスなど、戦争の原資料に近いものに当たることをお勧めします。

 3月末の今の時期であれば、大きな書店や高校の近くの指定書店では、高校新学期用の教科書・書籍を大量に扱っていますから、ネットを通さなくても入手は容易です。
 尚、特に歴史全体を把握するには、「年表」を手元に持たれることをお勧めします。

例:インパール作戦における兵士の言葉
http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_id=D0001210009_00000

 NHKアーカイブス  戦争証言アーカイブス
http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/


<質問者さんの意図する自分なりの歴史観形成について>
 戦争についての書籍は多々出ていますが、著者がそれぞれの戦争観で記述をしており、質問者さんがネット内の情報では偏ってしまうという感想を持たれたのと同様に、読んだ本の著者の持つ戦争観に沿ってしまう可能性があります。
 更に言えば、私の提示したNHKアーカイブスにおいても、番組製作者の歴史観が当然のごとく入っていると考える必要があり、ナレーターの客観的事実提示については一応「事実」としてとらえても、主観的状況判断については、ナレーターのものは軽く捉え、実際の戦場体験者の証言を中心に置く必要があるでしょう。

 個人が「歴史観」を作る作業は、一生をかけた行為で、人生体験を通して常に変化していきます。
 ですから、手に入れた情報をもとに、すぐに結論を出す必要はありません。(中間仮回答的なものは、必要かもしれませんが。)
 本当の「歴史観」を手に入れるには、言葉をしゃべれない赤ん坊が、そのうち日本語を正しく話すようになるのと同じで、多くの歴史の生情報(他人の歴史観を通さない歴史的事実)に出来るだけ近いものに接していれば、意図しないでも段々と形成されていきます。

 他者の借り物ではない歴史観を手に入れるのは、大変な作業ですが自立した自己を手に入れる努力です。質問者さんの若さと真摯な態度にエールを送りたいと思います。
お礼コメント
noname#227111
はじめに、本当にありがとうございます。
とても元気をもらえました。
自分の無知さに恥ずかしい気持ちでいっぱいで、
緊張しながらの投稿でしたが、
このようなもったいないくらいの言葉をかけてもらえるとは
感激です。本当にありがとうございます。


回答ありがとうございます。
とてもわかりやすいです!
早速高校の教科書、参考書等調べてみます。
とりあえず有名な山川出版のもので考えてみます。
また原資料という言葉、いいヒントをいただきました。
より検索がしやすくなりそうです。
たしかに書籍など人の心理が影響していそうなものより
証言や記録のほうが確かかもしれません。


>質問者さんの意図する自分なりの歴史観形成について
やはり戦争を考えることは難しいですね。
戦争というか、歴史でしょうか。
私が意見といえるようなものを持てる日がくるのか…
しかし意見を早く持とうとするのも思考を止めてしまいそうで怖いですね。
まずは流れを学ばねば。

>他者の借り物ではない歴史観を手に入れるのは、大変な作業ですが自立した自己を手に入れる努力です。
本当にその通りだと思います。
しかし、戦争において日本を護ってくださった方々のことを思うと、
こういうことは日本人としてきちんとしなければという気持ちが強くなります。


URL先、こんなものがあったのかと驚きました。
こんなにたくさんのロングインタビュー、YouTubeで短いものは見たことがありましたが…
ご回答大変参考になりました!
本当にありがとうございます!!
投稿日時:2012/03/13 10:44

その他の回答 (全9件)

  • 回答No.1

ベストアンサー率 24% (1545/6342)

小林よしのりの「戦争論」は面白くてよくわかりますよ。漫画ですが、文章も多いので勉強になります。
お礼コメント
noname#227111
漫画ですか。
初心者の私にはちょうどいいかもしれません。
Amazonで見てみましたがレビューもいいようですね。
とても参考になりました。
ありがとうございます。
投稿日時:2012/03/13 08:08
  • 回答No.3

ベストアンサー率 31% (790/2548)

 高校の日本史教科書ですが、東京ならば神田の三省堂本店の学参フロアにいけば、ほぼ全ての種類を入手することができます。
 むしろお奨めしたいのは定評のある「日本通史」をお読みになることです。最も手頃で読み易いものの代表が中央公論新社刊の『日本の歴史』の近代編(巻数No.19~26)です。
 また近代以降の日本に関する著作ならば、遠山茂樹の『明治維新史』『明治維新と現代』(何れも岩波書店刊)をはじめ丸山眞男の『現代政治の思想と行動』(未來社刊)『戦中と戦後の間』(みすず書房刊)立花隆の『天皇と東大 上・下』(文藝春秋刊)ジョン・ダワーの『敗北を抱きしめて』(岩波書店刊)イアン・ブルマの『近代日本の誕生』アンドルー・ゴードン『歴史としての戦後日本』『日本の200年 上・下』(何れもみすず書房刊)をお奨めします。
 独自の歴史観や日本観をお持ちになりたいというのであれば、尚更のこと学術書をお読みになることが必要です。過去の研究の蓄積を踏まえて新たな問題提起と共に検証を行うことでこれらの書物が世に送り出されていることをお考えになってみてください。大学生ならば自らの目的意識と問題意識を明確にした上で自らの学問領域に飛び込んでいき様々な先達の声を聴くことになります。
 けれども「幕末を舞台にしたアニメをきっかけとして、日本のこと、日本人のこと、その心についてよく考えるようになりました。志士や新選組のドラマに初めはアツい!かっこいい!と熱狂するばかりでしたが、だんだん、この人たちのおかげで今の日本、自分があるのだという気持ちが強くなったのです」これだけはイヤですね、何か思い詰めた様に目をつり上げて絶叫している大阪のあの人や小説家の司馬遼太郎を希有な歴史家であるといっているトンチンカンな人達みたいで。
 長野県上田市にある「無言館」は第二次世界大戦で戦没した東京美術学校(現東京芸大)などに学んだ学生や独学の画学生42人の遺作85点ほどを展示している美術館です。ここには作品と共に彼らが愛用したイーゼルや画材、書簡なども収集され志半ばにして散った画学生の思いを今に伝え、観る者にとってはまさに身の引き締まる思いでただただ圧倒されるばかりです。こうした流れは『聞け わだつみのこえ』や『わたしが生きた昭和』(澤地久枝)『ガラスのうさぎ』(高木敏子)などの文学作品からも知ることができます。そこからはただひとこと「理不尽」の言葉だけがズシリと響いてきます。決して「アツい!かっこいい!」の言葉は聞こえてくることなどありません。歴史は表舞台で配役を演じる役者だけでは動く芝居ではありません。名もなき多くの人の声が直接には観客には届くことはありませんが、この人達の仕事なくしては成り立ちません。
 むしろ漫画作品として手塚治虫の『陽だまりの樹』をお奨めします。原作者の手塚治虫氏が実の曾祖父である蘭方医手塚良庵(良仙)の目を通して幕末維新期を精緻に描いた作品です。
 最後に一つだけ個人的な好みをご案内します。劇団四季による『昭和の三部作-李香蘭・異国の丘・南十字星』です。この作品は映像化されていますので一度ご覧になることをお奨めします。最近では上演されていませんが今年は日中国交回復40年の節目の年ですので、再演される可能性もあります。
お礼コメント
noname#227111
回答ありがとうございました。
投稿日時:2012/03/13 22:52
  • 回答No.4

ベストアンサー率 28% (13/45)

日本の戦争について、あまり良い本はありません。
それはあの300万の死者を出した太平洋戦争についてさえ、どうしてあのような無謀な戦争をしたのか?ということに答えた本が無いことからも解ります。

だから自分で考えるしかない、と思いますが、参考までに私の考えを書いてみます。
日本は江戸時代の250年間戦争をしていませんが、これは当時の世界の中では奇跡と言えます。
ところが明治維新を終えるや否や日清戦争(1894年)をはじめており、以後1945年の敗戦まで、絶えず戦争をし続けました。
しかしこの戦争をしていた期間は意外に短く、合計50年間に過ぎず、戦後の平和の時代の方が長くなりました。(60年間の平和)
つまり一つ一つの戦争について考えるのではなくて、日本近代50年間の戦争の原因を考えるべきなのですが、こういう観点の本は一つもありません。

私の答えは、「近代化」ということが、ナショナリズムを高揚させて、好戦的国民を作るのだ、というものです。

これを書くと長くなるので、止めときますが、何か質問があったら、また質問してください。
お礼コメント
noname#227111
回答ありがとうございます。
>日本の戦争について、あまり良い本はありません。
それはあの300万の死者を出した太平洋戦争についてさえ、どうしてあのような無謀な戦争をしたのか?ということに答えた本が無いことからも解ります。

無謀な戦争をしたかについて書かれた本はないのですか?
資源の関係だと見聞きしたことはあるので意外です。
靖国神社の遊就館で流れていた映像でもそのようにいわれていました。
また、近代化がナショナリズムを高揚させ、
好戦的国民を作るということでしたが、それは何となく納得できます。
しかし日本は近代化に向かっていたというより、それ以前の問題に直面しており、
さきほどの通り石油資源のため、国民生活のために戦うしかなかったのではないのですか?
それとも、世界の近代化に追いつくために石油が必要であったということでしょうか。結果として近代化を求めたのが戦争の原因であると。

質問の通り点と点の知識がないので支離滅裂な文になっているかもしれませんが、
ご教授くだされば嬉しいです。
投稿日時:2012/03/13 23:11
  • 回答No.5

ベストアンサー率 32% (578/1805)

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/nihonshi/

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/sekaishi/

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/chiri/

http://www.shinnihon-net.co.jp/index/querylist/keyword/戦争

日本の政党で、太平洋戦争、その前の、日中戦争に反対した政党があります。

http://www.shinnihon-net.co.jp/index/querylist/keyword/武器を

広島、長崎、ビキニ、福島、繰り返す「核」の悲劇。

http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-01.html

http://www.shinnihon-net.co.jp/general/detail/name/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E9%97%87/code/978-4-406-05513-0/

家永三郎「日本の歴史」全12巻?図書館で読んでみて下さい。
お礼コメント
noname#227111
回答ありがとうございます。
図書館おおいに活用したいと思います。
投稿日時:2012/03/14 19:23
  • 回答No.6

ベストアンサー率 27% (1118/4051)

こういう話があります。
古代の日本には土蜘蛛と呼ばれた集団がいました。おそらく狩猟・採集が生業であったのでしょうが、手足が長く、毛深くて、土地を掘って住居とし、穴から出入りしていたのでしょう。そういう様が農耕によって文明化した人たちから、土蜘蛛と呼ばれる理由になったのでしょう。
そういう話が奈良時代に編纂された風土記に、土地の古老の語る昔話という形で収録されています。奈良時代には既にそうした人たちは残っていなかったが、その土地を良く知る古老に語り継がれていたという話です。
ところが時代が進んで中世になると、もう誰も土蜘蛛がいた時代のことを知りません。土地の古老にも語り継がれていないのです。そして絵師によって土蜘蛛は、地面を這い回る蜘蛛の化け物のような妖怪として描かれるようになりました。たぶん天狗や鬼や河童なども昔々の日本に存在した異文化集団であったのに違いないのです。それが時代が進むと、もうなんだかわからなくなって、妖怪として扱われています。
吉見百穴遺跡が埼玉県にあるのですが、元は土蜘蛛の住居ではなかったかと私は疑っています。それは余談ですが。

どうしてこんな話をしたかというと、学校の日本史の教科書は中世の絵師が書いた戯画と同じようなものだといいたいからです。教科書に限りません。本という本はどれもその程度のものです。新選組のドラマにしても同じです。

現代日本人は余りにも馬鹿になりすぎて、想像力の欠片も失っています。新選組は大衆小説作家が題材として取り上げるまで誰にも知られていませんでしたし、歴史的に果たした役割もほとんどありません。
新撰組は、会津藩の下請けに雇われた幕臣気取りの百姓集団で、飲食代を踏み倒し、町娘を手篭めにして、京都町民から蛇蝎のごとく嫌われたチンピラの集まりです。ところが無知蒙昧な現代日本人は小説やドラマの作り話をそのまま史実だと信じきっているのです。京都には壬生浪という言葉があります。土蜘蛛と同様に侮蔑的な感情が込められた言葉です。

土蜘蛛は果たして蜘蛛の妖怪だったのでしょうか。全然そんなことはない。それは土蜘蛛という言葉の上っ面に囚われた人の妄想の産物に過ぎないのです。
中世に書かれた戯画では歴史を学べないように、戦後に書かれた書物で歴史を学ぶことなど不可能なのです。

司馬遼太郎が新選組血風録を著したのは、戦後の1962年のことです。この与太本が元ネタになって映画化され、テレビドラマが制作されて現在の新撰組人気となっているのです。

現代日本人は余りにも馬鹿すぎる。馬鹿にお薦めできる本など存在しない。それは質問者さんに限ったことでもない。回答している人もすべてそうなのです。私も含めて、こんなところで勧められた本で戦争を理解できるなどと思い上がってはいけない。もっと謙虚になって、疑う心をもっていただきたい。

それが私にできる最後のアドバイスです。
お礼コメント
noname#227111
なんと言えばいいのか…
回答をありがとうございます。

土蜘蛛、知っていました。
おっしゃる通り有名な妖怪として。
河童についてもサンカと呼ばれる人々だったのではないかという説を聞いたことがあります。
書物であれ人であれ、語りべとなる存在が消えることはあってはならないというテーマの物語を読んだことがあります。
真実を語る人間が消えてしまうと、その時代に生きる人間の傲慢さが真実がねじまげて世の中の摂理を無視した結果世界がほろびてしまうと。

新選組にしても坂本龍馬にしても、現代人が思い浮かべる像はほとんど司馬遼太郎が創作したものだと聞いたことがあります。
おっしゃる通りそれまで両者は存在すら知られてていなかったと。
回答者さまの言う通り、歴史的に果たした役割がほとんどないのだとしたら罪深いことですね。
歴史を創作物として扱うということはそういうことなのでしょうか。

新選組に関しては当時も大衆に好かれていたという説と、「人斬り」「壬生浪」壬生の狼として恐れ疎まれていたという二つの説があるみたいですがいったいどちらが本当なのか…
百姓集団と呼ばれていたことは知っていました。

>こんなところで勧められた本で戦争を理解できるなどと思い上がってはいけない。
肝に銘じます。
でも、それにしてもどんなものにでも通じる言葉ですね。
投稿日時:2012/03/14 20:10
  • 回答No.7

ベストアンサー率 31% (790/2548)

 ♯3です。もう一度文面を拝読させていただいて「自己相対化」のスタンスを少しながらお持ちになり始めている様子がうかがえた一方で一抹の危惧を感じましたので補足させていただきます。
 「近代化」の問題を念頭に据えるならば、むしろ「20世紀史」の視点から学ばれることをお奨めします。ご自身で話されているように「それでは情報が偏ってしまって、自分だけの日本を作り上げてはしまわないかと思うように」なった、このことはとても素直で評価に値するだけのコメントです。
 であれば他の方のコメント補足されているように遊就館の展示を見ての感想は出てこないことにもなります。それだけヤスクニの問題はデリケートで、観た者の情念に訴える構造を有している点でどうしても「日本は悪くなかった」との感情論を誘発させかねない部分もあります。こうした点で敢えて「無言館」の話をさせていただきました
 こうした点でお奨めできるのは家永三郎氏の『太平洋戦争 第二版』(岩波書店刊)であり、樺山紘一氏の『新・現代歴史学の名著』近刊としては成田龍一氏の『近現代日本史と歴史学』(共に中央公論新書)です。後者2点は読みやすく書かれています。
 「ナショナリズム以前の問題」と仰っていますが、実際の20世紀史は帝国主義としてのナショナリズムの段階であることが歴史学研究者の間では前提となっていますので、御指摘のお話しは成り立ちにくいと存ぜられます。
 また史実として「資源を海外に求めた」背景にあるものが1929年の世界恐慌と第一次大戦の後始末の問題など経済環境の問題が影を落としていることと同時に明治維新期の残滓としての急速な近代化がもたらす負の側面にも注目する必要はありこの点を避けて通ることは困難であり事実上不可能に近い問題です。
 繰り返しますが歴史学を専門とする研究者が著した“人物史”以外、殊に小説家が書き下ろした作品は物語的要素に彩られた側面が極めて強いので読む時には注意が必要です。前者は史実をベースとして書きますが、後者は読者の感情移入を是とするフィクションの部分が多いことを先ずは理解する必要があります。「歴史学」と「歴史」の違いです。よろしければ「歴史学と歴史」の違いを「歴史叙述」の側面からご紹介させていただきます。
 以上、企業勤めと大学および大学院で歴史学研究と教育に携わる者からのコメントでした。頑張って勉強してください。
お礼コメント
noname#227111
ありがとうございます。
投稿日時:2012/03/14 20:15
  • 回答No.8

ベストアンサー率 50% (236/465)

日本では、先の大戦に対する評価が確立していません。
様々な評価があります。
日本が絶対に悪い、悪いことをして中国や韓国に迷惑をかけた、
中国人を虫けらのように殺した、
アメリカに追い込まれて戦争になった、自衛戦争である。
日本が西洋諸国と戦うことで、敗れたけれども、アジアの国々は植民地から解放された。

それぞれの立場の人たちが、自分たちの思想的背景から、様々な評価を下しています。
また、戦争責任に関して、近隣諸国の賠償問題などの金銭が絡んできているので、問題が複雑になってきています。
テレビや新聞でよく話題になる、南京虐殺、慰安婦問題などはその象徴です。
証拠といわれたものが捏造であることが証明されると、次の新しい証拠が提出されます・
大戦に対する評価は、政治や国際関係と深く結びつき、思い込みや先入観で書かれたものも少なくありません。

戦争中には、多くの人が様々な体験をしました。
多くの方が体験を手記に綴っています。大量の資料もあります。
その中から、自己に都合の良い事実だけをつなぎ合わせれば、
戦前の指導者を断罪することも可能ですし
アメリカが日本を追い込んだように説明することも可能です。
日本が一方的に悪いということも、無罪ということも可能なのです。

一方的な視点から書かれた本を、最初から読まれることは避けていただきたいと思います。

できれば、実際に戦争に参加された方の書物を多く読まれてください。
直接の声に耳を澄ましてください。
先の大戦は日本人にとって、戦地でも内地でも苦しいものでした。
その逆境の中でがんばった祖先の勇気が伝わります。

幕末の志士たちの書籍では、西郷隆盛や吉田松陰のものが戦前、戦中に多く読まれていました。
(今でも手に入ります)
苦しい逆境の中で、多くの兵士たちは志士たちの言葉に勇気を与えられ、戦ったのです。

日本は今、震災、高齢化 円高と逆境の中にあり、就職もママナならない状態です。
幕末から続く、日本人としての勇気を持って、大学生活を充実したものにしてください。
お礼コメント
noname#227111
回答ありがとうございます。
>実際に戦争に参加された方の書物を多く読まれてください。
直接の声に耳を澄ましてください。
NO.2の回答者の方もおっしゃっていた原資料にあたるものを
読むことが大切ということですね。
初めに出会うものは重要ですもんね。
ぜひそうしたいと思います。


>幕末の志士たちの書籍では、西郷隆盛や吉田松陰のものが戦前、戦中に多く読まれていました。
(今でも手に入ります)
苦しい逆境の中で、多くの兵士たちは志士たちの言葉に勇気を与えられ、戦ったのです。
幕末の志士たちは兵士たちに時を超えて勇気を与えたのですね。
たとえ負け戦でも立ち向かっていくその魂が未来の日本人に受け継がれていくことを信じて兵士たちは戦っていたのでしょうか…
投稿日時:2012/03/15 15:15
  • 回答No.9

ベストアンサー率 28% (13/45)

「近代化がどうして戦争につながったか?」について補足質問がありましたので、お答えします。(#4関連)

世界の近代化はフランス革命に始まります。
フランス革命に対して周辺国が干渉戦争を起こしたのに対して、フランス国民が立ち上がって、国民軍を作りました。
それまでの戦争は、傭兵中心だったのですが、そういう軍隊よりも、自分の国を守るという熱意をもった国民軍は圧倒的に強いことが解りました。
この強い国民軍を利用してナポレオンはヨーロッパ全体を征服しました。
これを見て諸国は国民軍を作らなければ、国の存続が危ないと気がついて、ヨーロッパ中の国が国民軍を作りました。
国民軍を持った国というものが、近代国家の意味で、これを国民国家とも言います。

自分の国は自分で守るという気概を持った国民を作るためには、民族としての意識を持つ国民をつくり、その国民はすべて平等であり、国民も政治に参加しているという意識が持てる国を作る必要がありました。
これが人民主権であり、民主主義制度でした。

近代国家は、強い国(強兵)を作るために、近代化を急いだのでした。

だから先進国の国民は全て、民族意識を高揚させて、総力戦の時代になり、世界大戦の時代を向かえたのでした。
近代化した国はすべて、愛国心に燃えた国民が戦争を積極的に望む時代になりました。
日本の明治維新もその一環であり、国民世論にナショナリズムの熱狂を作り出し、50年戦争に突入しました。


なお太平洋戦争の原因の一つに確かに「石油不足」ということがありましたが、それは日米戦争をするために必要な石油が不足してくる、という意味です。
それまで石油は、アメリカから問題なく輸入出来ていたのですが、戦争を考えるようになって、石油禁輸政策のために、不足してきた、というもので、原因と結果が逆です。
お礼コメント
noname#227111
わかりやすく説明していただきありがとうございます。
知らなかったことばかりで一度では
なかなか頭に入れるのが難しいですね…
しかし理路整然と書かれていて納得できました。
いただいた文章、読み返して勉強を進めていくうちに
ひとつひとつ理解していきたいと思います。

石油不足の話についても、やっぱり聞いた限りの点の知識が
いかに軟弱なものなのか思い知りました。
もっと勉強したいと思います。
本当にありがとうございました。
投稿日時:2012/03/15 15:23
  • 回答No.10

ベストアンサー率 30% (7/23)

以下のサイトで明治以降の歴史年表が紹介されています。
歴史の流れを把握するには良いかと思います。
気になったキーワードをwikipedia等で調べると、より深く知る事ができると思います。

靖国神社情報
明治から昭和 戦争と教育と靖国神社をキーワードに歴史が抜粋されています。
http://sites.google.com/site/yasukunijinjamondai
http://sites.google.com/site/yasukunijinjamondai/history

坂の上の雲マニアックス
明治中心 小説が元になっている年表です。
http://www.sakanouenokumo.jp
http://meiji.sakanouenokumo.jp

時事ドットコム
昭和中心 写真がお気に入りですが、年表としてみるとちょっと見にくいです。
http://www.jiji.com
http://www.jiji.com/jc/v2?id=20110803end_of_pacifi_war


以下、おまけ
歴史の総合情報

総合戦争辞典
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/index.html
http://www007.upp.so-net.ne.jp/togo/time/index.html

昭和ドキドキ
http://members3.jcom.home.ne.jp/syowan-doki-doki

歴史データベース on the Web
http://macao.softvision.co.jp/dbpwww/index.html
お礼コメント
noname#227111
参考URLたくさん載せていただいてとても助かります。
一生懸命勉強したいと思います。
ありがとうございました。
投稿日時:2012/03/20 01:27
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