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業務委託に関する計上について
この度、当社の開発業務の一部を海外の企業Aに外注することになりました。開発に携わる期間、A者の担当者が日本国内で作業するため、渡航費や宿泊費は別途当社で負担します。 以下の2点ご教示ください。 (1)この場合の渡航費や宿泊費は、全て業務委託費(外注費)として計上して良いでしょうか。 (2)その業務の中である装置Bを使用し、Bを海外に送る→当社に送り返す、というやり取りが発生す る見込みです。その際の送料も、全て業務委託費(外注費)として計上して良いでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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・当社の開発業務を海外企業A社に委託する。 ・A社は、開発作業を日本国内で行うために担当者を日本へ派遣する。 ・この場合、担当者の渡航費や国内宿泊費は当社が負担する契約である。 この場合、 (1)担当者の渡航費や国内宿泊費に相当する金額を、当社がA社へ送金して、A社が渡航費や国内宿泊費を払う場合は、業務委託費(外注費)として計上して差し支えありません。 (2)しかし、担当者の渡航費や国内宿泊費を、当社が直接(当社の名義で)航空会社やホテルに支払う場合は、業務委託費(外注費)になりません。 装置Bについても同じことが言えます。 ・装置Bの輸出入に必要な運送費を、当社が負担する契約である。 この場合、 (1)装置Bの輸出入に必要な運送費を、当社がA社へ送金して、A社が運送費を払う場合は、業務委託費(外注費)として計上して差し支えありません。 (2)しかし、装置Bの輸出入に必要な運送費を、当社が直接(当社の名義で)支払う場合は、業務委託費(外注費)になりません。
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- miles3912
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まず最初にお断りしておきたいのは、会計基準上これらの費用は外注費として製造原価に含めるべきものではなく、研究開発費として期間費用として処理すべきものではないかということです。 つまり、上記を踏まえて(1)・(2)に例示された費用は総て研究開発費として、販売費及び一般管理費において費用計上すべきと思います。 また、税務上は少々取り扱いが変わるようでありまして、概略は次のようなものらしいです。 A.期間費用 B.製造原価(棚卸資産) 違いはなにかと云いますと、Aの場合は会計基準と同じですが、Bの場合には当期の売上に対応しない部分の費用処理は不可(棚卸資産として資産処理)となりますから、企業会計との間に税務調整が発生します。 ちなみにですが、製造原価に含めるべきでない費用は次のようなものらしいです。 (1) 基礎研究に係る費用 (2) 応用研究に係る費用 (3) 工業化研究に該当することが明らかでないものの費用 それぞれの詳しい内容は…かなり難解な説明を要するもののような気がしますので、この場では省略させていただきます。 非常に中途半端な回答で恐縮ですが、以上のようなところで如何でしょうか?
お礼
ありがとうございました。
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ありがとうございました。