経済評論家の三橋貴明氏は異端ですか？

質問

私は経済や金融についてはド素人ですが、討論番組などを見るのが好きで、特に三橋貴明氏の説明が分かりやすいので、氏の出演される番組やネット上の動画をよく拝見しています。
そこで、多くて申し訳ありませんが3点質問です。

１．三橋氏の主張について異端、独自などと紹介されることがありますが、その所以は、三橋氏の主義・主張が現在の経済界では主流でないということなのでしょうか？

２．経済学の学派には新自由主義、ケインズ主義、マルクス主義などがあるそうですが、三橋氏は何派に当てはまるのでしょうか？
また、主流となっている学派は何でしょうか？

３．三橋氏の主張とは反対の主張をされている経済評論家の方で、特にわかりやすく説明して下さる著名な経済評論家の方を教えて頂きたいです。特に最近ホットな話題の消費税、TPP、財政出動による公共投資、などについて三橋氏の意見と反対の方々の主張を知りたいと考えています。

三橋氏の主張のみで納得せず、素人なりにいろんな主張を知って考えていきたいと思っています。
ぜひ、宜しくお願い致します。

回答No.4

covanonki · ベストアンサー

三橋さんは、私の目からウロコを落としてくださった方・・・です。

何か明確な裏付けがあるわけでもなんでもないですが、彼が登場するまでの経済界・・・と
いうよりも行政省庁の内部では、国民に対して、わざとデーターを複雑化して、わかりにく
く示していたような傾向があったのではないでしょうか。

当然、経済評論家たちもいわゆる官僚たちと密接に関係していたでしょうし、当然彼らが表
に出す情報は、官僚たちにとって都合の良い情報、ということになります。

で、「その考え方はおかしい」とまともな事を言う人間が現れると、当然彼らにとっては都
合が悪いわけですから、自分たちの考えにそぐわない人間は徹底的に叩き潰し、正しい情報
を表に出させないようにしよう、とするでしょう。

関係はありませんが、医師会や大学の学会などの世界などをみると、上記のことも想像に固
くないかと思います。

三橋氏がこのように表に出てくることができたのは、おそらく彼が大学の学会などに関係し
ておらず、しがないサラリーマンとして元々存在していた人であったからここまで表に出て
くることが出来たのではないでしょうか。

彼の主張は押し並べてケインズ理論がベースかと思います。昭和恐慌の折、ケインズがケイ
ンズ理論を打ち立てた時期に先駆けて、この国では高橋是清という人がケインズ理論と全く
同じ政策を行って当時の日本を危機から救っています。

三橋氏の理論は、この高橋是清の政策と合致しています。

私自身、三橋氏の考え方を、100％信頼しているわけではありませんが（量的緩和やその他日銀政策に対する考え方には差があると思います。）、それもこれも、彼の理論がベースと
してあったからこそ、自分なりに調べ、またその情報が正しいのか、間違っているのか、詳
しく検証する癖も身に付けました。

彼と反対の主張をしている経済評論家・・・というよりも彼と同じ主張を行っている経済評
論家を探すほうが簡単かと＾＾；

彼とま逆の主張を行っている経済評論家であれば、竹中平蔵などがその典型的な代表と言え
るでしょう。ですが、彼とま逆の主張を行う人たちは、冒頭でも記しましたように、データ
をわざと複雑化して、国民に対してわかりにくく主張することでその生計を立ててきたよう
な連中です。

ですが、このところの著書をみると、その竹中平蔵ですら、その主張の中に三橋氏のそれを
取り入れたように見える節があります。何しろ、彼はTV番組の中で見事に三橋氏に論破され
てしまいましたからね。

ですから、そう言った人たちに対して、「わかりやすく説明しろ」というのは実に酷な話で
はないでしょうか。

あ、わかりやすいかわかりにくいかは別として、TPPに関して言えば、三橋氏は反対派です
が、例えば桜井よし子さんとか、麻生太郎さんとか、安倍晋三さんなどは賛成派です。

なぜここの意見が分かれるのか。そこについては比較しても面白いかもしれませんよ。

お礼

ご回答ありがとうございます。

ケインズ理論、高橋是清、竹中平蔵など良い材料をいただきました。

＞例えば桜井よし子さんとか、麻生太郎さんとか、安倍晋三さんなどは賛成派です。

これは非常に興味深いです！さっそく調べてみます。

全ての回答者様に有益なご回答を頂きましたが、個人的に興味深いテーマをご提案頂きましたので、ベストアンサーとさせていただきます。

ありがとうございました。

回答No.6

fujic-1990

えっと、２番回答者です。

　今、会社でコーヒーブレイク中で、一部未確認ですが、「迅速な」回答を優先します。仕事中なので、思いつくままに。

> 経済学を正式に研究されていないとされる具体的な理由を教えて頂きたいです

　本は自宅で山積みのどこかにあって確認はしていませんが、有名になられたころのご本に、「自分は一介の中小企業診断士にすぎないのに、韓国経済について語れる専門家がいなかったらしく　云々」と、私が書いたようなことをご自分で書いておられたと記憶しています。

　謙遜かもしれませんが、素直に受け取ってその記憶に基づいて書きました。

　（なぜ経済学のアマチュアだと信じたかというと、論理的ミスを２か所発見したと確信したからです。経済に詳しい知り合いに言ったら、そうだと認めてもらいましたので、確信しています。ただし、これを紹介して反論されると議論したくなるので、議論禁止のこのサイトでは紹介しません）

　また、質問者さんはおいくつでどういう経歴の方かわかりませんが、大学の実情は、学部卒で「専門的に研究した」などとても言えない状況です。

　「学ぶ」のと、先生の研究の「手伝い」をするので精一杯ですよ。

　研究したなどと言うには、学部卒業後「助教」に採用された後か、最低限修士論文くらい書いて修士と認められてからです。

> 異端と言われることに　（経歴が）

　私はそうは思いません。

　彼が異端視されているとすれば（実は彼が異端視されているかどうか知りません。単に少数派だと思っています）、主な原因は経歴ではなくその主張が御用学者の見解とあまりに異なるからでしょう。

　まあ、専門家や学者の常として一般人（ふつうの仕事をしている民間人）を見下す性格がありますが、彼らと同じことを言っていれば、異端とは言われないでしょう。

　たとえば、「いい質問ですね」の先生や「ぎょぎょぎょ～！」の先生など、経歴的には異端的ですが、だから排除されているとは聞いたことがありません。

　むしろ自分たちの足りないところを補ってくれる存在として、とてもありがたがっている雰囲気です。

　三橋さんの言葉はけっこう力がありますので、実質的に学者様の意見をわかりやすく解説しているだけだったら異端視はされなかっただろうと思います。

> 三橋氏と反対の評論をされている方

個別政策ですか。

　すでに何人か、なるほどねと思う名前が出ているようですし、それぞれの方の意見を自信を持って解説するほどの知識もありませんので、こちらはパスさせてもらいます。

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞謙遜かもしれませんが、素直に受け取ってその記憶に基づいて書きました。
＞（なぜ経済学のアマチュアだと信じたかというと、論理的ミスを２か所発見
＞したと確信したからです。

論理的ミスを発見されるとは、素晴らしいです。
他の方へのお礼でも述べたとおり、本から得る情報も大切だとあらためて思いました。

＞彼が異端視されているとすれば（実は彼が異端視されているかどうか知りません。
＞単に少数派だと思っています）、主な原因は経歴ではなくその主張が御用学者の
＞見解とあまりに異なるからでしょう。

色々な主張を聞いていくことで、私にもこのことが分かるかもしれませんね。

ありがとうございました。

回答No.5

noname#148732

だから客観的にしか述べてないんですけど。
行き当たりばったりの人だから主観も何もないんですけど。

そもそも質問者さんは何を求めているのですか。
経済政策としての評論家としての人々？
だったら中野氏とか三橋氏がテレビに出られる最低ライン。
副島とかはＴＶに出しちゃいけないでしょうの人々。

しっかり研究している人達はデータ集積したりして忙しいです。
産経省や財務省の官僚、日銀官僚等、彼らの方がよほど信用がある。
そういう人達だって何万人という単位でいるんですよ。
上で述べた中野氏だって産経省から左遷されています。

三橋氏に憧れるようですから、頭の痛くなるような微積を尽くした
本物の経済学を求めてるわかじゃあないですよね。
お気軽だったら政治評論家という人達の本を追ってれば
１年の間にだいたいの知識は手に入ると思いますよ。

３年もやってれば、あなたも本の１冊出せる程度に身にはつきます。
それで本当に本を出せるかどうかは別。処世術も必要だから。
２ｃｈと韓国をうまく出汁に使って成功したのが三橋氏です。

お礼

追加のご回答を頂き、ありがとうございます。

＞そもそも質問者さんは何を求めているのですか。

＞三橋氏に憧れるようですから、頭の痛くなるような微積を尽くした
＞本物の経済学を求めてるわかじゃあないですよね。
＞お気軽だったら政治評論家という人達の本を追ってれば
＞１年の間にだいたいの知識は手に入ると思いますよ。

私自身、深く経済学の勉強をしたいわけではありません。
三橋氏の説明は私のような素人には分かりやすく納得できるものですが、例えばデフレ対策ひとつとっても、氏の主張が正しいなら、政府や日銀はいったい何なのか？そこまで国はおかしいのか？といった疑問から、氏の主張のみで納得したくないと考えたのです。

これまで隔たった情報しか得てこなかったことも、私の反省点です。
その点では、本から情報を得るというのもひとつの手ですね。

ありがとうございました。

回答No.3

gooid_send

三橋氏に限らずですが、最近マスコミに名前が挙がっているな～という人は必ず池田信夫がボロクソに書いています。なので池田信夫の名前とセットで検索すれば、大体の人の批判や揚げ足取りを読むことができます。

お礼

ご回答ありがとうございます。
簡潔に具体例を示して頂き、助かります。

教えて頂いたワードで検索したところ、興味深い記事がいくつもHITしました。
また、池田信夫という方のブログにも氏の主張が様々ありましたので、こちらもじっくりと拝見したいと思います。

回答No.2

fujic-1990

私も三橋さんの本を数冊もっていますが、あの方はたしか中小企業診断士かなにかです。その前はサラリーマンだったように記憶しています。

　（大学の学部はどこだか知りませんが）少なくても、経済学を正式に「研究」された方ではありません。

　したがって、○○学派、××主義、ということではありません。

　たまたま韓国の企業の経営状況を、ナマの資料に基づいて分析して本を書かれたのですが、あの国は政経一体ですので、企業について語るのは韓国経済を語ることになるわけで、「韓国経済の専門家」みたいな評判を得てしまったのでした。

　さらにくわえて、当時、韓国経済を資料に基づいて語れるだけの知識をもった人がいなかったので、「韓国経済を論じるときは三橋さんに聞け」というマスコミの風潮になって、

　いろいろ聞かれるから、同じ手法（ナマデータを分析）で日本経済の状況を分析して、当時、「日本国債は危ない、すぐ破綻する」と煽っていたマスコミ・評論家に対して「それは違う」と反論したのでした。

　で、目線が一般人的で、妄想的経済学ではないせいでしょう。テレビにも引っ張り出されるこん日に至っています。

　登場当時は完全に反マスコミ、反評論家の少数派だったと思いますが、最近はどうなんですかね。けっこう仲間を得ているのではないでしょうか。

　マスコミも、一部彼の主張を受け入れた解説をしているように感じます。

　彼の反対側に位置する主張をしている評論家というのは、思い当たりません。

　彼に賛成する場合もあるし、反対する場合もあるし、というスタンスではないでしょうか。

補足

ご回答ありがとうございます。

以下の追加質問にお答え頂きたく存じます。

＞大学の学部はどこだか知りませんが）少なくても、経済学を正式に「研究」された方ではありません。
＞したがって、○○学派、××主義、ということではありません。

三橋氏のプロフィールには、東京都立大学経済学部卒業となっていますが、経済学を正式に研究されていないとされる具体的な理由を教えて頂きたいです。
大学卒業後、IT企業の営業職や中小企業診断士として活動されていたようですが、それが異端と言われることに関係するのでしょうか・・・？

＞彼の反対側に位置する主張をしている評論家というのは、思い当たりません。
＞彼に賛成する場合もあるし、反対する場合もあるし、というスタンスではないでしょうか。

確かに、全てにおいて正反対の主張をされる方はいないかもしれませんね。
では、消費税、TPP、財政出動などの個別の経済政策で、三橋氏と反対の評論をされている方をご存じでしたら教えて頂きたいです。

回答No.1

noname#148732

三橋氏は経済学者じゃなくて政治家ですね。
経済学はそれなりに怪しい。
ネットで詳しいのはこれですね。他にもあります。
http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65686458.html

三橋氏は我々と同レベルです。つまり、つまみ食いの名人。
だからまともな学派ってないんじゃないですか？
学校で経済学を勉強したというよりも独学した感じです。

だから経済学者というよりも政治家の方が適切でしょ。
出身もネトウヨの巣窟からですから。
世渡り名人です。人生何でも成功した人が勝ちですから。

補足

ご回答ありがとうございます。

ご紹介頂いたブログをざっと見てみたところ、三橋氏の主張に対していくつも反論があり、またコメント欄も参考になりそうなコメントが多かったのでじっくり見ようと思います。

＞だからまともな学派ってないんじゃないですか？
＞学校で経済学を勉強したというよりも独学した感じです。

私がこの場で求めているのは、三橋氏自身や氏の主張に対する賛否ではなく、素人として他の意見を調べていく足掛かりを得ようと質問させて頂いています。
質問の仕方が悪かったかもしれませんが、その点をお汲み取り頂き、客観的なご回答頂けると嬉しいです。