弁護士が民事提訴を受任する際の注意点

このQ&Aのポイント
  • 弁護士が民事訴訟の弁護人を引き受ける際の注意点とは?民事訴訟における証拠の提出やクライアントの主張の信憑性に注意する必要がある。
  • 弁護士は民事訴訟において、クライアントの主張が事実と合致しているか確認し、訴訟戦略を慎重に立てる必要がある。証拠の提出においても信頼性の高いものを厳選することが重要。
  • 弁護士が民事訴訟の弁護人を引き受ける際、クライアントの主張の真偽や証拠の信頼性に慎重に対応する必要がある。裁判での勝訴を見込んで引き受けたものの、証拠が覆されて敗訴となることもある。
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弁護士が民事提訴を受任する際の注意点

お世話になります。 概要 弁護士が民事訴訟の弁護人を頼まれて、引き受ける際、どのような点に注意しているでしょうか? --------------------- 詳細 例えば、A氏とB氏の間に交わされた契約についてトラブルがあり、A氏がB氏を民事訴訟で訴えたい、と思いました。 A氏はある弁護士に弁護を依頼しました。A氏の主張は正しく、弁護士としても高い確率で勝訴判決を見込めたので引き受けることとしました。 ところが実際にはA氏の主張は事実とほど遠く、勝訴判決を得ようと、自分に都合のいいことばかり主張し、また弁護士に提出した証拠類も自分に都合のいいものだけは提出し、B氏に都合のいいものは隠したり、証拠を改ざんしたり、とやりたい放題でした。 A氏の弁護を引き受けた弁護士は 「これだけきっちりと証拠がそろっていれば、100%勝訴間違いなしですよ」 と太鼓判を押し、裁判書類を整えました。 しかし、裁判の場において、A氏の主張がいい加減であることが暴露され、提出した証拠類も、ことごとく覆されました。 結局、A氏の弁護士は法廷でえらい恥をかき、裁判はA氏側の敗訴となりました。 -------------------------- とまあ、実際には最後の最後まで行き着くことはないでしょうが、実際、A氏のような不届き者が 「相手側の欠席による、欠席裁判での勝訴」や 「相手は反論するための証拠集めなんて面倒くさくてやらないはず」とか 「弁護士にうまいことしゃべってもらえば勝てる」 などを見込んで、適当に自分に都合のいいことばかり弁護士に吹き込んで勝訴判決をもぎ取ろうとするかもしれません。 そうならないために、弁護士はどのような点に気を付けているでしょうか? 弁護士の職務上の倫理規定や、法律ですでに明記されていることでも、各弁護士が”自営業者”として注意している事でもどちらでも構いません。 あるいは、弁護士は単なる代理人であって、客観的に依頼者の証言内容や証拠類を見て 「どうしても信じられん。あまりにもA氏側が都合のいいことばかり言いすぎている」 「ウソばればれなんだけど」 と思ったとしても、金さえくれれば100%依頼人の主張を伝言ゲームのように主張し、裁判後にシレっとした顔で 「貴方の主張を100%信じて、その通りに戦ったのですが負けてしまいました。  今回の判決はどうもおかしいですねえ。  いえ、貴方は間違っていないんですよ。  こんな判決を出す裁判所の方がどうかしているんです。  ところで控訴しますか? またお金要りますけど」 ということでもいいのでしょうか?

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回答No.1

>100%勝訴間違いなしですよ  弁護士は絶対にそのようなことは言いません。  依頼者にそんなことを言う必要がありません。  弁護士も職業のひとつです。  当然、自己の利益を追求します。  職業に関係なく、正義感の強い人や聖人のような方は常にいます。  弁護士は代理人ですから、依頼人の主張を信じます。  嘘と決め付ける必要がありません。  勝っても負けても費用は貰えます。  なので、弁護士費用は着手金と成功報酬に分けられています。  敗訴しても弁護士の恥にはなりません。  多くは依頼人が不利となる重要な事実を代理人弁護士に告げないためだからです。    弁護士は、訴訟するにあたり、まず最初に依頼人の主張に法律構成に不備がないか  だけを考えます。  主張自体失当での敗訴が弁護士には最大の恥なのです。    

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