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大学の学部学科選びについて
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質問者が選んだベストアンサー
私は現役の大学生です。 国立の総合大学に通っています。 もちろん文学部もあります。 高校生のうちから明確な目標があって素晴らしいことです!! 質問者様は高校生ということで意外に感じるかもしれませんが、大学で学ぶ内容と就職先が直結するということはほとんどありません。 なので、質問者様の努力と選択肢次第では、 大学で幕末政治の立役者の心理を研究→ゼンショーで働き、すき家の牛丼の新メニューを考える というのも充分可能です。 文系の研究に関しては詳しくないので、取りあえず文学部がいいのではということくらいしか説明できませんが、就職に関してはどこの大学からでもできるとは思います。 しかしやはり大学のネームバリューというのは今でも重視されるので、なるべくいい大学にいくことをお勧めします。 またこれは大学名より大事かもしれないんですが、今から就職の目標があるなら、自分はその企業及び一般社会で何ができるのか、自分にしかできないことは何か、等を考えながら大学生活を送ることをお勧めします。 あと、就活で大学でやって来た勉強を企業でどう生かせるかという質問もされる可能性が高いので、 「幕末政治の立役者の心理を研究」したことを「すき家の牛丼の新メニューを考える」にどう生かすかの関連は考えておくべきです。 上で書いた 「大学で学ぶ内容と就職先が直結するということはほとんどありません」 に矛盾するように感じるかもしれませんが、大切なのはその関連を無理にでも説明できる力です。
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- TANUHACHI
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16歳ですか、お若いですね。 御質問にある「幕末の政治について特に興味を持ちました。政治というか、そのような政治を行った人達の内面的な状態(うまく説明できず申し訳ないです)みたいなのを研究したいなと」のことですが、これは「歴史学」で扱う分野です。 「歴史学」では領域にこだわらず「史料の扱い方」を基本的なトレーニングとして学びます。日本史学ならば「古文書学」に該当します。「古文書」は文書ですので、「それを書いた人が相手に何を伝えたいか」を読み取るだけの能力も求められます。つまり「文書読解力」と同時に「歴史知識」がなければ到底理解出来ないことはおわかりでしょう。 これに対し「心理学」は対象として「現在に生きる人間」をターゲットとしますので、お考えになっていることとは少しズレが生じていると思われます。 「歴史学」はある意味で贅沢な学問です。それは歴史の対象が人間の働きかける全ての分野という性格から、政治学や経済学・社会学や教育学などの多彩な分野と境界を接しそこからの学問業績を積極的かつ批判的に享受する必要があります。 戦後から70年代にかけて日本の歴史学界では社会経済史が主流を占めていましたが、80年代のフランスに始まるアナール学派の影響を受けて網野善彦氏に代表される「社会史」のウェイトが徐々に増えて来つつあります。何年か以前に『地中海』という名前の書物を耳にしたことはありませんか?。フェルナン・ブローデルという歴史家が「地中海を舞台として再構築したヨーロッパの歴史」です。 さて話は元に戻りますが「幕末から維新にかけての人間の歴史意識」ですが、これをどの様な視点から研究してみようというのかが材料として少し不足していますので御質問の趣旨から外れてしまうかもしれませんが御寛恕をいただきたいと存じます。 開国の時点で日本が置き忘れてきたモノが明治維新政府が近代国家を構築するにあたっての当面の課題でした。その中には幕末の不平等条約に象徴されるように「近代国家として対等に西洋と交渉するだけのシステム作り」があり、そのための法制度作りおよび議会政治システムの構築と共に近代国家としての基盤作りである教育システムの構築がありました。現在の大学に見られる「史学科」「歴史学科」の創設はこの時に着手された「国史編纂」が原型であるとされています。ではなぜ「国家が歴史編纂に着手したのか」を考えてみますと、そこには「倒置組織としての国家の『正当性』の裏付け」としての「国家史」が求められたことによります。このため「歴史学」を専門とするならば「文学部」もありますが他に「法学部-政治学専攻」「政経学部」「社会学部」も候補としてみては如何でしょうか?。 次の御質問ですが、大学卒業後の選択として外食産業での商品開発に関心がおありとのことですが、今現在では大掴みに「この分野」としておくだけで十分かと思われます。それも公務員か民間企業かの大別の方が無難でしょう。「やって楽しい」ことも大切ですが、「その企業分野で社会に如何に働きかけることができるか」を目指して欲しいと個人的には思います。通販のみでパソコンを売っている企業が別の名前で「食材を通販で売る」商売をしている時代ですから、ゼンショーがすき家の牛丼をメイン商品から下ろす事態がいつ起こるかもわかりません。店舗を構えてお客を待つ時代は終わり、お客の元にデリバリーする形でコンビニなどは既に変貌を遂げています。 僕は企業勤務と大学および大学院で研究と教育に携わる二足草鞋の者ですが、現在の専門分野は「歴史学」それも「日本中世史」であり、仕事は企業でのSEです。学部としては理系の出自でもなく文系の政治学で、社会人枠で大学院に入り修了しました。この時の専門が歴史学です。ですから仕事と大学の専門は全く関係のない領域であるといえます。同期或いは先輩達にも文系の出身でありながらSEの仕事に従事している者は多勢います。「すき家」の経営母体であるゼンショーの本社で仕事をすることと「店舗」で実際にお客様に接客サービスする方々は恐らく就業形態が異なるはずです。本部の財務や法務、営業として勤務するならば「正社員」として企業が毎年行う採用試験に合格してからとの話になります。これに対し「店頭」での仕事は専らアルバイトの学生やらパート契約の社員と想定されます。 これからの4年後或いはそれ以後に日本の経済状況がどの様に変化しているかは誰にも想像はつきません。けれど大学卒業と共に就職を志すならば、大学の名前ではなく(かといって余りレベルの高くない大学は論外ですが)その人が学生時代に「どれほどの引き出しを持つことができたか」が問われることに変わりはありません。ですから「地元の国公立大学」を卒業したことを卑屈に考える必要などどこにもありません。 今は「大学で何を学びたいのか」をじっくりと見極めて準備を進めることが大切です、頑張って下さい!。
お礼
お礼が遅くなりもうしわけないです。合宿に行っていました。 具体的かつ分かりやすい回答、どうもありがとうございました。 調べてみたところ、今のところは 京都府の大学にしようかなと、思っています。 でも来年のことなのでまた変わるかもしれません。 そのときはまた質問するかもしれないので よろしくお願いします。
- tanuki4u
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E7%90%86%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E5%AD%A6 高校の時に読んで、感動したが、たぶんこういうこと。 http://en.wikipedia.org/wiki/Psychohistory 日本文はないなぁ 一般的な書籍としては、精神科医が書いているかんじかな こんな本もある アスペルガーの偉人たち http://blog.livedoor.jp/a30a988/archives/51856687.html というかんじ
お礼
大学の学部選びにとどまらず 社会へ出たときのことも教えてくださり どうもありがとうございました。 現役大学生の方ということで よりリアルなアドバイスを頂けて嬉しく思います。 皆様の助言を念頭に置いて 調べたところ、京都府の大学に しようかな、と思っています。 丁寧なご回答ありがとうございました。