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スチールパネル方式の欠点

はじめまして、建て坪70坪ほどのクリニックの開設を予定しており質問させていただきます。 スチールパネル方式という建築方法があることを知り、検討したいと思っています。 メーカー側の宣伝としては、軽量で軟弱地盤でも建築可能であり、建築費が比較的安価で、100年でも大丈夫と言う話ではありますが、欠点としてはどの様なことがあげられるでしょうか。

みんなの回答

回答No.2

最大の欠点は躯体構造の断熱性の低さですね。 建築の目的は外界から室内空間を隔離することです。 スチールは雨や風は遮断できても、暑さ寒さを遮断する断熱性に劣ります。その為、付加的に施工する断熱材と断熱工事に依存することになります。断熱材の施行は現場工事ですから、完璧な施工は難しく、隙間が出来たりするものです。 木造構造、木造パネルの場合は、構造材自体がかなり良好な断熱性を持っているので、付加的断熱材の施行に多少の不良があっても許容することができます。 スチールハウスは構造材自体が極めて断熱性が悪いので、小さな施行不良が居住性に大きく影響すると考えないといけないですね。 一方、スチールはH方断面や、閉断面に加工することが容易なので、材料使用量を減らしても、軽量で強度を出すことができます。 その結果、三階建て以上の建築ではスチールのメリットがデメリットを上回り、平屋や二階建ての場合は木造のメリットがデメリットを上回ることになります。 なお、メーカー側が宣伝として主張するメリットは重量のあるコンクリート建築との比較上のメリットです。 木造建築物も比較的軽量ですから、地盤や建設費の点では、甲乙つけがたいと思います。

Festina_lente_1
質問者

お礼

ご丁寧なご回答ありがとうございました。 設計士が木造よりも鉄骨造が設計しやすいということもあり、代替案としてスチールパネル方式を提案してみました。 居住性は、比較的温暖な地域での建築になりますが、やはり重要なことなのでよく検討したいと思います。 木造に関しても、選択肢の一つとして良く検討致します。 この度はご回答ありがとうございました。

  • nekonynan
  • ベストアンサー率31% (1565/4897)
回答No.1

どこのメーカか知りませんが・・・ http://www.toyota-town.jp/others/technology1/ 悪い点は余り無いんですが、パネル工法ですから設計してパネル作ると変更が容易では無い点ですね  パネルですから仮に部屋と部屋とが別々なパネルならば後で部屋の間を取って一つにしたいのは出来ません。設計して建てたら変更はほぼ効きません。  クリニックならば時代の流れで検査機器が増えて部屋大きくしたーいとか考えてパネルの区切りをある程度考えておかないどうにも成りません。  鉄骨ならば・・部屋まどりは好き放題変更利きますが、  パネル工法は、パネル区切りの問題だけですね。

Festina_lente_1
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 増築の計画や拡張をする時に問題になるわけですね。 メーカーの話では、増築も可能という話をしていましたが、プランが煮詰まっていないため、あいまいな返答になってしまっているのかもしれません。 将来的な予定も含めて考えていきたいと思います。 少しコストが余分にかかっても、大きめにしておくことが重要そうですね。 ありがとうございました。

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