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日本語
外国人日本語学習者とメールしていて、ときどき質問を受けます。 彼女は「天気が寒いです」と打ってきました。これに文法的に間違いはありますか?少々違和感を感じます。 「天気は寒いです」や{寒い天気です」とでも直したらよいのでしょうか? ただでさえ自分が使っている日本語が正しいかどうかわからないのに、外国人に日本語を教えることはとても難しいです。しかも彼女は通訳を目指しているので正確に教えたいです。 ちなみに17歳です。彼女も17歳、フランス人です。 よろしくお願いします。
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No.5です。書き込んだ後に、一部説明不足があると思い、追記します。 >しかも日本語の場合、主語を省くことが多いので「天気は(が)」と言うと、たいがいは「いい」とか「悪い」というもので、「天気が晴れてる」とか「天気が雪だ」とかも言わないですよね。 「暑い」「寒い」を言う時も、わざわざ「気温が寒い」とは言いません(気温が低いと感じるか、自分が冷えている時に「寒い」と言うものです)。なので「今日は寒い」とか「外は寒い」など、寒いのが「いつなのか」とか「どこなのか」と言い方をします。 「天気が晴れてる」「天気が雪だ」という言い方は全くしないわけではないですね。ただ、その時、その場で晴れてたり、雪が降っているのを見た時には、わざわざ言わないことが多いと思います。単に「晴れている」とか「あ、雪だ」って感じで。「こちらの天気は晴れだ」とか「北海道の天気は雪だ」のような言い方はすると思います。 あと、天気と気温の関係でいえば、晴れていて、暑いことも寒いこともあります。雨が降っていても、寒いことも暑いこともあります。この「晴れている」とか「曇っている」ということが「天気」で、その天気と寒さ・暑さは一定の関係にないですよね。その辺も含めて、説明してあげてください。 ちなみにフランスは地方にもよりますが、夏に晴れていて冬に雨が多いという気象傾向です。なので、天気と暑さ・寒さの関係が、日本よりは比例する感覚がフランス人にあると思います。でも、日本ではそうではないですよね?ついでなので、日本の四季や気候、地方による違いなども教えてあげるといいかもしれないですね。
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フランス語学習者です。 日本人にフランス語を教える際に一番難しいのが、日本語とフランス語の単語の違いです。当たり前と思われるかもしれませんが、実際にフランス語を勉強してみると、いろいろあるんです。今回はその逆パターンですね。 まずフランス語は、絶対的な単語の数が少なく、ということは、日本語に訳すと一つのフランス語の単語に、複数の日本語の単語が対応します。なので、彼女は日本語の「天気」という言葉を正確に理解していない可能性があります。 ちなみに「天気」という日本語をフランス語に訳すと「temps」となりますが、この単語は「時間、時代、時期、季節」など、日本語の意味が多岐にわたってしまいます。 相手の方は通訳を目指しているということですし、まずは、この日本語とフランス語の性質の違いを理解する必要がありそうです。 なので、日本語で「天気」という時は「主に空模様を表す」ということで、「晴れ」「曇り」「雨」「雪」などの気象状況のことになるということを教えてあげてください。 「寒い」とか「暑い」というのは、主に気温のことを表すことと、他の方の指摘にある通り「個人の感覚で違ってくる」ということが、大きな要素になります。例えば、私は北海道に住んでいるので、今時期気温がプラス5度と聞くと「暖かい」と感じますが、東京の方ならきっと「震えるような寒さ」だと思います。でも、天気に個人差ってあまり聞かないですよね?雨が降っているのに「天気がいい」とか言うと、オカシイ人かあまのじゃく扱いされると思います。 しかも日本語の場合、主語を省くことが多いので「天気は(が)」と言うと、たいがいは「いい」とか「悪い」というもので、「天気が晴れてる」とか「天気が雪だ」とかも言わないですよね。 「暑い」「寒い」を言う時も、わざわざ「気温が寒い」とは言いません(気温が低いと感じるか、自分が冷えている時に「寒い」と言うものです)。なので「今日は寒い」とか「外は寒い」など、寒いのが「いつなのか」とか「どこなのか」と言い方をします。 長くなってしまいましたが、私の感覚では「天気は寒い」もヘンですが、「寒い天気です」もちょっと違うような気がします。「今日は天気が悪く、寒いです」とか「パリは晴れているのに寒いです」みたいな文が、日本語としてはナチュラルだと思うのですが…。 フランスの若い方が頑張って日本語を勉強されていると聞き、フランス好きとしてはうれしく思います。面倒かとは思いますが、是非教えて差し上げてください。
- kentaulus
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こんにちは。 1番さんに1票。 天気・天候は、晴れ、曇り、雨、雪、嵐、雷など、 気象現象を示す客観的言葉です。 ですので、「今日の天気は晴れ。昨日の天気は雨。」と使うのが正しい。 主語は必ず「天気・天候」。 一方、寒い、暑い、暖かいなどは主観です。個人的意見です。 ですので、「(今日は雪が降っているので、)私は寒いです。」と使うのが正しいです。 主語は必ず「人」。 彼女には「今日の天気は晴れだが、私は寒いと感じる。」のように伝えてはどうですか? ただ、上の言葉を省略すると「今日は寒い。」と言っても間違いとは言えません。 この点を正確に伝えられたら良いのですが。
- kobano_mi
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彼女があなたの居るところと違う国あるいは、別の県に居たとしたら彼女は 「ここ{国or県}は寒いです」 と言いたいんです。 もし違ったら彼女に「寒い天気です」と教えてあげてください。
- 35to1
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No.1さんの回答が素晴らしいので僕のは参考まで。 素人がてら文の構造を補足します。 「寒い」と感じる主体は大概自分なので 主格(が格)は「わたしが」のハズです。 大概自分なので大概略されます。 もし自分じゃなかったら略さず表現される事もあるかと。 今日は天気がわるくて(僕が)寒い。 こっちは寒波がきたので(僕が)寒い。 フランスは気温が低くて(僕が)寒い。 つまり 寒いのは誰かというと僕であって 寒いのは何故かといえば 天気がわるかったり寒波がきたりで 結果気温が低かったりするからです。 寒いのは何処(何の)かといえば 「今日の(は)」や「こっちの(は)」や「フランスの(は)」 ということになります。 何故かも略せば「今日は寒い」みたいになりますね。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。 分かりやすい説明でした。感謝いたします=)
- ude_T
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寒いか暑いかの主語は地域や時間になるかと思います ・こっちは寒い ・フランスは寒い ・今日は寒い もし天気のことを話したいなら、天候なので空の様子になります ・天気は雪 ・天気は雨 ・天気は曇り 「天気は」は普通省略しますけどね フランスの方には天気は温度のことではなくて天候に使われる言葉と言う事を伝えればよいのではないでしょうか
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 とても丁寧で分かりやすかったです。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。 参考になりました。