私は大企業で終身雇用という庇護の下にあった者ですが、他人よりは多めの転勤回数や出向経験があり、またいろいろ取引を任されてきた事もあって、わりと多くのビジネスパーソンと接する事ができたかな、と思っている一サラリーマンです。
よろしければ最後までお読み下さい。
>自分では仕事ができない。もしくは 指示する立場なので
>仕事は、下のものに丸投げ
お気持ちは分からないでもないですが、一定規模以上の部署では、管理職の立場にある者は、実務を行う余裕がありません。
例えば10人の部下を持つ管理職が100の仕事を任された場合、部下のスキルを勘案しながら各々に仕事を分担させ、これを統括する事だけで手一杯になり、実務に手を出せばオーバーワークになるような場面も多々あります。
あるいは部下Aさん~部下Jさんまで居る中でヘタにAさんBさんの仕事を手伝えば、Cさん~Jさんが「どうして私にはかまってくれないの?」と思ってひがむ可能性もあります。
管理職が「丸投げ」という風に目に映るかもしれませんが、こうした立場も理解すべきです。
さらにはOA化が急速に進んでシステムが変わったために、自分が実務者時代に身に付けたスキルが時代遅れになってしまった人も居ますが、これに対して「仕事ができない」と評してしまうのは、いささか酷です。
客観的には、今パソコンでこなしている仕事をアナログでやっていた時代の方が遥かに仕事が難しかったわけで、こうした経験を踏んでから叩き上げて管理職になった人は、例えパソコンが苦手でも案外知恵の宝庫であったりします。
あなたの上司も案外こういう人かも知れませんから上辺だけでの決めつけは禁物ですよ。
でも怒鳴りつけは禁物ですね。
これは今の時代についていってない。
とにかく、俺の若い頃は、もっとしごかれたんだとか、そういう発想で下の者に接する古株社員はどこの会社にでも多いのです。
同じ悩みを持つ人はあなただけではありません。
あまりにも部下の人格を無視するような暴言を吐くようでしたら、場合によっては弁護士などに相談してもよいかもしれませんが、今でもこれは辞職の覚悟をもって臨む必要があります。
左派系の労働組合上部機関などに相談するのは禁物です。そんな事をして多くの人が人生を狂わされたのを見てきました。
人生、いろんな場面で我慢が必要で、心頭滅却すれば火もまた涼し、という気概を持ちましょう。
尤も管理職と言ってもピンキリなのは致し方ありません。
媚びへつらったり自分の成果を大きく見せる事だけには長けた人もどこにも居て、大した器量もないのに高い地位に就いている人が居るかと思えば、あまり努力が報われない人も、また居ます。
しかし、経営者も人事担当者も万能では無いので、どこの会社でもこれは避けられない問題です。
社会で生きていく以上、多少の不条理には一種の諦観で臨むほかはありません。
しかし上司と部下の関係も永続的なものではなく、やがて移動などの機会がありますから、どうか落ち込まず耐えて下さい。
なお、人飼い上司というのは、太鼓持ち社員を子飼いにしているタイプの人ではないでしょうか?
あなたの上司は、多分人飼いではなく、どちらかと言えばパワハラ系だと思います。
お礼
ありがとうございますた。