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体調不良
宜しくお願い致します。 50前男性です。 半年ほど前に脳のMRIの検査をしたら動脈硬化と言われ只今血圧を下げる薬と血液がサラサラになる薬を飲んでおります。 現在の血圧は上が110下が65ほどです。(毎日計測しております) 1ヶ月半ほど前から何となく頭がふわーとするので又MRIの検査をしまして、変わりなしということでした。 脳、耳まわりの血流をよくする薬と血中のコレステロールをおさえる薬をもらって飲んでおりますがまだ何となく頭がふわーとしています。 その他の症状として 食欲がない 寝つきが悪くなった 頻尿(最近特に) たまに何か胸の辺がむずむずしてとても憂鬱な気分になる 動悸がするような? 他に原因があるのかもと私なりに考えました。 1・血圧が低くなったから? 2・薬で血流がよすぎてふわーとなる? 3・男性にも更年期があるそうなので更年期? 4・体調を崩す前に仕事の事などでストレスがあったので自律神経失調症(うつ病)? 5・肩こり(今まで肩こりはしなかったですがもんでもらうと気持ち良いです) 6・視力の変化?(最近、老眼がすすんでいるようで小さな字が読みにくいです) 来週病院へ行く日ですが、それまでに何かお気づきの点がありましたらおしえて下さい。
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62歳男です。 これは、2004年から5年間ぐらいの私の症状と一緒ではないかと思います。回答が付かないので、私の経験をお話ししましょう。 私は、2004年の2月、体調が悪いなと思いながら、仕事の打ち合わせをした後、急に気分が悪くなり、嘔吐し、身動きできなくなり、救急車で脳外科に搬送されました。眼振を起こしており、天井が勝手にはね回って見えました。検査を受けましたが、異常なし、各科を廻っても原因不明。 二日目には、目が回って、フラフラするのは結果であって原因ではないので、これ以上治療できませんから、退院して下さいと言われました。(^o^)わははは・・・ 自分で歩けないので、甥っ子に来て貰って、退院しました。 その時の、耳鼻科の女先生曰く、「最近多いんですよ、治るまで二三年かかる方もいますよ。」二週間ほど病欠して、復帰しましたが、歩くとフラフラして、横断歩道で左右を見ると足元が危なくなり倒れそうでした。 そして、症状が落ち着くについて気が付いたのが、首の異常。カチカチに固まっていて、左側には曲がりません。歩いても頭を一定の位置に保てないので、遠くを見ると、何時も揺れています。夜に遠くの街灯を見ると、はね回って見えました。(^o^)わははは・・・ さて、これは「首コリ」が原因の自律神経失調症ではないでしょうか。 多分肉体的緊張と精神的緊張が共に強すぎて、自律神経の乱れという奴になっているのです。 しかし、自律神経失調症という病気は本当はなくて、いろいろな原因から、体調を崩した状態を言うのだそうです。 あなたの場合、多分4.5.6.に上げられている事項が原因でしょう。 NHKの番組で総合診療科の先生が言ってましたが、沢山の症状がある場合患者が若い人なら一つの原因から多くの症状が発生していると考えて原因を探るのですが、患者が高齢者の場合には、一つ一つの症状に別個の原因があり、原因は複数と考えるのが治療の常識だそうです。 私の経験では、この場合、首の筋肉が硬直する首こりを起こしており、頭と首のつながる場所いわゆる「ぼんのくぼ」と言われる毛の生え際のところが、こちこちになっているのです。 ここには、神経と血管が集まっています。ここが締め上げられると、脳と全身の間の情報交換が難しくなると同時に、心臓から頭に行く血管が血流不足になります。とくに後頭部から入る血管は生命活動の中心である脳幹に行く血管で、血流不足になると自律神経がおかしくなり身体の調子が狂って、吐き気やめまいにつながります。頸椎上部から出て後頭部の全体を覆う大後頭神経が締め上げられると、頭全体が痺れてワサワサしたり、電撃的な痛みを感じます。また内部で三叉神経ともつながっているので、目やあごの痛みとして感じることもあります。 また「自覚のない軽い頭痛」が思考力を妨げ、無気力症状を生むのではないかと、私は考えています。 これらの症状に、マッサージやストレッチが良いのは、このコリをほぐすことが目的です。最近急激に増えている症状で、医者によって「頚性神経筋症候群」とよばれたり、「首の後の神経のつまり」といわれたりしています。 ではなぜこの緊張が生ずるのかと言えば、精神的なストレスによる自律神経の緊張過多とパソコンの作業などの姿勢が悪いことによる筋肉の緊張が全身に広がり慢性化するためです。 これらは、検査では出てこないので、つねに原因不明です。 しかも医者では、このストレスや仕事の疲労を排除できません。起きている緊張がほぐれるような薬を処方して、リハビリをしてくれるだけです。これでは焼け石に水なのです。 日常的に掛かっている大量の緊張は自分でとる方法を考えるほか無いのです。 ★原因をちゃんと理解するためのサイト 肩こりと頭痛 http://www.miyake-naika.or.jp/katei_katakori.html ★ 肩こり、特に首こりの状態に注意して、どうすれば凝りをほぐせるか考えてください。 原因になっているストレスは何か。 くよくよ考えていることはないですか。 首のコリを生じさせる作業は何か。 コリを作る原因を突き止めて、軽減する方法を見つけ出さなければなりません。 特に注意しておきたいのは、性格が影響することです。くそ真面目で心配性の人、自分ではどうにもならないことが気になる人、他人の行動にイライラする人、自分への要求が厳しい人、これはかなりのストレスで高緊張の人なのです。(^o^)わははは・・・ ★ 自分で意識的に緊張を解く必要があります。 自律訓練法のサイト http://www.welllink.co.jp/health_info/autonomy/autonomy01.html あと、お風呂が重要です。ぬるめのお湯に後頭部までつけてゆっくり暖まってください。 そして首コリを取るストレッチです。 http://hyounentei.blog32.fc2.com/blog-entry-95.html このブログに頻尿や寝付きの悪さについても書いています。 健康チェックのカテゴリーや肩こりのタグで探して下さい。 YOUTUBEなどを「肩こり」で検索すればヨガやピラティス、太極拳など様々なビデオを見ることが出来ます。 NHKのテレビ体操や肩回しの運動など肩こり対策の運動は大切です。 テレビ体操は指先の運動から始まって前半はほとんど上半身をほぐす運動で、最後に全身へ運動を広げており、パソコン作業から全身症状に自律神経失調が広がっている様な人には最適です。 多くの人が早足のウオーキングを効果があったといっています。腕をL字型に曲げ、肩から大きく振りながら歩くと、全身の血行が良くなります。肩こりの時は緊張で足も冷えているのです。全身の血行を良くし、体温を上げることで調子が上がります。 調子が悪い自分を「ダメ」と全否定するのではなく、やさしく自分の身体にどうしたら快適かを聞けば、逆にどういうときに緊張が高まるのか判ってきます。そして、「がんばらなくちゃ!」といった無駄な緊張を自分に強いていることが多いのが判ってきます。そして、がんばろうと思えば思うほど、身体の方はだるくなったり、頭痛がしたり、めがまわったりして、抵抗します。 これが判ってくれば、自力での解決は近いです。 ★治療の考え方 自律神経の緊張がどこから来るのか、それを発見し取り除けるのは、本人以外にはありません。 多くの人が、他人に直してもらおうと思って、名医探しのドクターショッピングに陥ります。原因不明と思いこんで悩むことになります。 参考書としては、下記をお勧めします。 [図解]どこに行っても治らなかった病気が首で治せる http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B3%E8%A7%A3-%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%82%E6%B2%BB%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%8C%E9%A6%96%E3%81%A7%E6%B2%BB%E3%81%9B%E3%82%8B-%E6%9D%BE%E4%BA%95-%E5%AD%9D%E5%98%89/dp/4569706045 この手の大先生の著書には自慢話の羅列だけといった本が多いのですが、この本は編集者が良いのでしょう。著者の病院の関係者に取材して、素人に役立つ対策の知識が、沢山盛り込まれているので、比較的マシと思います。(^o^)わははは・・・ 精神的につらい日々というのがあれば、大きな原因でしょう。ここから自律神経の緊張が生まれていると思います。 私の発症も、仕事の責任が重いところへ、数年のうちに父母を相次いで亡くした時でした。仕事と病院通いでこたえていたと思います。 じぶんで緊張を呼ぶものの考え方をあらため、「山より大きなイノシシは出ない。」と達観する必要があります。一番悪い状態を考えてもそういう目にあった人は自分以外にも沢山いるということに気が付いてください。 緊張を撮るため薬は筋弛緩剤のアロフトと睡眠導入剤のデパスをよく使いました。緩い薬です。 首こりをストレッチやマッサージで取り、生活と性格を見直して、無駄な緊張を避ければ必ず治ります。くよくよするのが一番いけません。5年はかかると腹をくくって気楽な生活を心がけてください。お大事に。
お礼
たいへん参考になります。 詳しくご回答いただきましてありがとうございました。