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一般向けの書籍に参考文献を明記しない理由は?
学術書では、他の資料から得た情報に言及する際には、かならずそれを参考文献として明記することが求められます。 しかし、一般向けの書籍では、内容が学術的で専門家が執筆しているものでも、参考文献については一切触れられていないものが多数見受けられます。 たとえば、いわゆる「家庭の医学」に分類される書籍では、医者が医療について執筆しているにもかかわらず、多くの場合その根拠となる書籍や論文が提示されていません。 これには何か理由があるのでしょうか? 著者はみな高等教育を受けた方でしょうから、もちろん参考文献を明記することの大切さは理解しているはずです。 また、スピリチュアルやホメオパシーのようなトンデモ的な書籍とは違うと読者に伝えるためにも、参考文献の表記は有益でしょう。 読者にとっても、書籍の内容や最新の研究についてもっと知りたい場合、さらに掘り下げて調査することが可能なのは大きな魅力です。 一昔前であれば専門的すぎて調べようがなかったかもしれませんが、今はインターネットで何とかなる時代です。 参考文献を明記しないことによって、著者、読者双方が損をしている気がしてなりません。 明記しない理由をご存じの方、教えてください。 よろしくお願いします。
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補足
神経科学や認知科学を扱った一般向けの書籍で、参考文献の記載があるものを何冊か読んだことがあります。 特別価格が高いという印象は受けませんでしたが・・・。 書籍内の全ての内容について参考文献を示すべきだという趣旨の主張ではありません。 極端に捉えないでください。