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化学 反応式の係数と価数について教えてください
- 化学の反応式には、係数と価数という要素があります。
- 係数は、反応に参加する物質の分子数を表し、価数は元素が持つ電荷の数を表します。
- 反応式の係数と価数の関係には、通常は特定のルールや条件はありませんが、特定の場合には組み合わせが求められることもあります。
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酸化還元反応なので、酸化される原子(アルミニウム)の酸化数変化×原子数=還元される原子(水素)の酸化数変化×原子数 で考えれば良いです。 >問題集によると、「Alが3価でH2が2価なので・・・」 半反応式(酸化剤、還元剤の変化を表すイオン反応式)で電子を授受する数を「価数」と表現しているのでしょうが、一般的に用いられる用語の使い方ではありません。ただ、特に酸化還元滴定などで、この電子を授受する数を「価数」と捉えると、中和反応の計算式などがそのまま流用できますので、「価数の様なもの」と考えることはあります。ただ、そこまでくだけた説明をする問題集の解答はどうかな?と思いますね。酸化還元反応では相手の物質によって、反応が変わることも多くありますので、酸・塩基の価数ほど絶対的なものではありません。 > 例えば、「アルミニウムと水酸化ナトリウム水溶液と反応して水素発生」で、 酸化される原子はAl(酸化数0→+3)、還元される原子はH(酸化数+1→0)なので、原子数の比は1:3です。生じる塩がNa[Al(OH)4]またはNaAlO2(表記の違いで同じもの)なので、Na:Al=1:1。よって、やはりNa:H=1:3。2つのHをH2とすると、Na:H2=2:3になりますね。
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- ORUKA1951
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酸化の価数ですね。 これは、あくまで仮想的なものですが、きちんと約束があります。 1)単体を作る元素はゼロとする。 2)単原子イオンの酸化数は電荷の数と等しいする。 3)化合物中の酸素は常に2価(-2)とする。 過酸化物の酸素は -1 4)化合物中の水素原子の酸化数は +1 とする。 金属水素化物の水素は -1 の酸化数を持つ。 5)電荷を持たない化合物は、それぞれの原子の酸化数の総和を 0とすむ。 なお、多原子イオンは、構成原子の酸化数の総和はイオンの価数とする。 というルールで計算します。 なお典型元素は、おおむね族から類推できます。 Alは、13族で最外殻の電子を失うと3価になります。 Al→Al(OH)₃ ですから、±0→+3です。 このときNaは、変化していません。 2Al + 2NaOH + 6H₂O → 2Na[Al(OH)₄] + 3H₂
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ORUKA1951さん ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- htms42
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>Alが3価でH2が2価なので・・・ 何のことか意味が分かりません。 反応式は次のようになっています。 (a)Al +(b)H^+ → (c)Al^3+ +(d)H2 原子の数を合わせることと電荷の合計を合わせることで係数が決まります。 反応の結果、何ができるかが分かっていなければ係数を決めることは出来ません。 原子数の関係からa=c、b=2d、電荷の関係からb=3cであることが分かりますが「H2が2価」というようなことは出てきません。 NaOHとAlの場合はAlO2^-ができるとすれば次のようになります。 ( )Al+( )OH^- +( )H2O → ( )AlO2^- +( )H2 もし[Al(OH)4]^- ができるとするのであれば次のようになります。 ( )Al+( )OH^- +( )H2O → ( )[Al(OH)4]^- +( )H2
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htms42さん ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。
お礼
malaytraceさん ご回答いただきありがとうございました。 参考にさせていただきます。