- ベストアンサー
コリドラスの髭がなくなるのは?
コリドラスを7匹だけ、60センチ水槽に入れて飼っています。 外部フィルターを使用しています。 水草はとくに入れていません。 底床は田砂を2センチです。 週1回、プロホースを使って底砂を掃除しつつ、1/3の水を換えています。 エサは1日1回、ひかりクレストコリドラスのタブレットを2個~3個与えています。 以上の環境で、コリドラスの髭がなくなっていきます・・・ なぜでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ネットで「コリドラス ヒゲ」をキーワードに検索すると「ヒゲが溶けた」とか「ヒゲが無くなった」などがヒットします。 それらのページを読むと、 ・重たく角のある底砂でヒゲが切れてしまう。 ・「病原菌」を原因とする意見。 底砂が汚れているから病原菌が繁殖し、底砂をホジホジするコリドラスの「ヒゲが溶けた」と結論づけています。 「重たく角のある底砂でヒゲが切れてしまう」は、納得できます。 ですが、病原菌説はどうも納得行かない。 うちのコリドラスもヒゲが溶けたことが何度もあります。 水槽設備的には、しっかり管理できているハズの水槽でもコリドラスのヒゲが無くなった事があります。 コリドラスも含め、魚たちの調子が良い水槽でも、コリドラスのヒゲが無くなった事があります。 病原菌説は、どうも腑に落ちない。 コリドラスは、ポピュラーな熱帯魚で、水温、pH、硬度、溶存酸素量などを、365日24時間一定に管理しなければ飼育できないような、そんなに飼育に手が掛かる熱帯魚ではありません。 病原菌が魚体を溶かすプロセスは、病原菌が発生させる酵素によるもの。 病原菌がヒゲを溶かしたならば、菌類の発生させる酵素により溶かされるわけですから、口の周りに異変(水カビ、綿、変色などの症状)が発生するハズです。 コリドラスと同じ環境で飼育している、ドジョウやブッシープレコのヒゲが溶けたことはない。 コリドラスと親戚筋のアスピドラスのヒゲも溶けたこともない。 ところが、一緒に飼育しているコリドラスのヒゲだけが溶ける。 ヒゲが溶けた口の周りに、水カビ、綿、変色などの症状もない。 しかも、ヒゲが無くなってもコリドラスは元気一杯。 以上の事から、私は、原因が病原菌であると決めつけるには無理があると思います。 それでは、コリドラスのヒゲが溶ける原因は何なのか? コリドラスの飼育には、不向きな低床材のソイル。 ソイルを使った水槽では、コリドラスのヒゲが溶けたことがありません。 砂や砂利とソイルの違いはpH。 ソイルにはフミン酸などが多く混ざっているので弱酸性。 砂や砂利は中性~弱アルカリ性。 そこで、アルカリ性物質「酸素の出る石」をコリドラス水槽(32L)へ5粒ほど投入してみたことがあります。 結果は、思った通り、一晩でコリドラスのヒゲが溶けてなくりました。 どうやら、コリドラスのヒゲが溶けることと低床のpHには一定の関連性があるようです。 今のところ、私が、ご質問の回答としてコメントできるのは、ここまで。 コリドラスのヒゲはもう少し時間を掛けて調べてみるつもりです。 少なくとも、ヒゲな無くなっても、病気の症状が無く、元気一杯ならば心配なし。 また、酸素の出る石を入れた水槽のコリドラスは、酸素の出る石を取り除いたら、暫くして、ヒゲは元通りに再生しました。
その他の回答 (1)
- hiro-bakky
- ベストアンサー率47% (63/132)
コリの髭がなくなってしまうのは、飼育環境がコリに適していないことになります。 主に考えられる原因は、 ・水質が合っていない ・水槽内に悪玉雑菌類が繁殖している ・栄養不足で雑菌類に抵抗出来ていない 水交換や底砂掃除については、問題ないと思いますが、 それをしておれば十分な管理と思われがちです。 しかし調子を崩すと言うことは他に管理ミスがあると考えていくようにしてください。 水質については、まず水温が短期間において大きな変化がないようにします。 夏場に30℃近くあった水温が急に涼しくなって1日で25℃まで下がってしまうようなことは良くありません。 コリの飼育適温で安心してしまいがちですが、 ヒーターを使用して温度調整をしながら1日1℃くらいずつ下げて 1週間ほどかけて25℃にするような心掛けが必要です。 冬から夏に向けけ水温が高くなっていくときも あらかじめヒーターで温度調整をしながらゆっくり水温をあげるようにします。 適温を維持することも大切ですが、 適温からずれていても水温を維持するほうが大切です。 夏場に氷を投入したり凍らせたペットボトルを浮かべるようなことは 水温計を見る飼育者が満足するだけで、 魚の寿命を縮める要因だと思います。 人は恒温動物ですが、魚は変温動物です。 温度変化は人以上に大きな影響を与えますので、 水温管理は非常に大切だと思います。 phについてもコリは弱酸性が良いとされていますが、 水交換前と水交換後大きな変化がないか調べてみてください。 水草を植えていないようですので 弱酸性にこだわる必要はありません。 むしろ弱アルカリ性で管理する方が良いかも知れません。 ただ、アルカリ性に傾きますと水温の高い夏場はアンモニアの発生率が高くなりますので、 注意が必要です。 排泄・エサの食べ残しなど酸性に傾ける要因が多いため、飼育水は時間経過とともに必ず酸性に傾きますので、弱アルカリ性でも大きな問題はないと思います。 私のコリを飼育している水槽のphは6.8~7.5くらいで維持しています。 簡単な水草を投入していますが、問題なく飼育出来ています。 水槽内に雑菌が多く繁殖しますと、病気に掛かりやすくなります。 水槽内は様々な微生物によって構成されています。 バクテリアのようにコリにとって良い環境与えたりするものもありますし、 コリの命を奪うものもあります。 コリは薬に対しては弱い面がありますので、 薬を使うときは規定の量を投入するまで 少し投入し様子を見ることを4~5回繰り返して 時間をかけて行ってください。 また塩水浴が良いとも言われていますが、 コリは純淡水で、塩耐性はありません。 塩の使用はあくまでも慎重にし、 必ず「食塩」ではなく伯方の塩などの「天然塩」使用し、 薬と同様ゆっくり投入してください。 髭の再生に「塩水浴」は有効とされていますが、 60cm水槽なら大さじ1杯です。 「金魚」や「メダカ」のように安易に塩水浴が出来る種類ではありませんので、 「塩は万能薬」とは思わないようにしてください。 塩分濃度で塩水浴の効果に違いがありますが、 大さじ1杯などの少量使用では、 コリにだけではなく雑菌類も活性しますので良い結果が出る保証はありません。 定期的に水交換や底砂掃除で雑菌類は除去出来ると言われてますが、 目に見えないだけに、確認のしようがありません。 たとえ多くの雑菌が繁殖しても、その雑菌に負けないようにしてあげることを考えるのも解決策だと思います。 栄養不足などが原因で人が風邪をひきやすいように 魚も栄養不足やバランスの崩れが原因で病気になってしまうと思います。 ですのでエサについてもコリの飼育においては大事な要素です。 一般的にコリタブなどコリ向けのエサが多くありますし、 宣伝文句を見ると安心してしまう商品ばかりです。 コリタブや他の熱帯魚用にフレーク状や顆粒状などいわゆる人工的に製造されている乾燥飼料は、 お菓子類のような気がします。 人も栄養やビタミンが豊富なポテトチップスでお腹が膨れ満足出来ることもありますが、 様々な食品を摂取することで健康維持出来ると思います。 生きエサを与えるのが本来なのですが、私も生きエサは使いませんが それに近い冷凍飼料を食べさせてあげて欲しいと思います。 乾燥飼料は、栄養バランスなど十分配慮されていると思いますが、 あくまでも飼育者を楽にさせるために開発されたものです。 私も乾燥飼料を購入し使用していますが、 冷凍アカムシも必ず与えています。 冷凍アカムシは飼育者が楽に取り出せるように ブロック状になっていて手を汚すこともありませんし、 冷凍庫で保存しても匂いうつりしません。 人を雑菌から守るため殺菌処理もされています。 (殺菌などは魚のためではなく、人のために行っています。) ショートノーズタイプのコリ7匹の飼育だと思いますが キョーリンの「クリーンアカムシ」と言う商品ならば 1ブロックがやや少なめで 1日1ブロックで量的にも良いと思います。 1日にコリタブ2~3粒では健全なコリ飼育には力不足だと思いますので、 1日2回エサを与えるようにして 1日~2日に1回は冷凍アカムシを与えると良いと思います。 コリタブなど乾燥飼料は1週間分(夏場は3日~4日分)くらいを小さな容器に入れておき、 残りは密封して冷蔵庫で保管してください。 匂いが気になるならば冷凍食品用の保存袋を利用して2重で密封すると良いです。 エサは開封後は冷蔵保存していても半年で捨てます。 エサも開封とともに酸性化(腐敗化)しますし、 常温保存ではさらに酸化が早まります。 水温を含めた水質管理や底砂の管理、フィルターの定期的な清掃も大事です。 エサについても同じように大事なことですので、 これまでの飼育管理でミスがなかったか考えてみてください。 60cm水槽であればまだまだコリの追加は可能ですので、 現在のコリたちが元になれば ゆっくり増やしてあげてください。
お礼
さまざまなためになる情報をありがとうございます。 指摘していただいたことを一つずつ、チェックして、解決していきたいと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
pHが原因である可能性が高いのですね。 それじゃあ底床掃除をいくらしても無駄ですね・・・ 私自身の水槽のpHについて、色々考えてみたいと思います。 ご回答ありがとうございました。