韓国ウォン1カ月ぶり高値 日韓通貨スワップ協定拡大

このQ&Aのポイント
  • 韓国ウォンが1カ月ぶり高値、日韓の通貨スワップ協定拡大で問題解決へ
  • 韓国ウォン安と物価問題、資産格差は協定拡大で解決するのか?
  • 国会許可なく協定拡大は問題なのか?IMF融資による経済建て直しの可能性は?
回答を見る
  • ベストアンサー

韓国ウォン1カ月ぶり高値 日韓通貨スワップ協定拡大

 韓国ウォンが1カ月ぶり高値、日韓の通貨スワップ協定拡大で (ロイター シンガポール) 海外でも、大きなニュースになってるみたいですが、今回のスワップ協定拡大でいくつか質問が有ります。  1、韓国のウォン安は自業自得の面が有りますが、今回の協定拡大で韓国のウォン安と物価問題、資産格差は解決されるのでしょうか?(特にウォン安)  2、韓国はスワップの発動をする可能性はどの程度有るのでしょうか?また、発動したとしてドルで返済しなければならないと、聞いてますが返済できる可能性と返済するのに、ある程度かの年数の制限など有るのでしょうか?  3、そもそも国会の許可なく、首相の判断で協定拡大っと言ったそうですが、問題はないのでしょうか?もし、問題が有り、国会で否決されたので拡大の話自体が無くなったとしたら、外交的に国際社会で信用問題になるのでしょうか?  4、韓国はIMF通貨危機の時の借金のうち日本からの借入金が返済されていない様なのですが、その分の返済がされないか、融資枠が大きい場合融資額のほとんどがIMFを通しての融資になると聞いたのですが、IMFを通した場合経済の建て直しは絶望的ではないか?との意見が多いようですが本当なのでしょう?  以上の事を分かり易く教えてくださる方よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

このたびの700億ドルの枠というのは、日本銀行と韓国銀行、日本財務省と韓国銀行、チェンマイ・イニシアティブ、以上3つの通貨スワップ協定の合計です。 それらの協定の契約書は、秘密らしいです。詳細を公表すると、市場介入の分岐点を割り出されて、国際金融のプレーヤーたちから餌食にされてしまうでしょう。 要するに、国会で審議する性質の事柄ではありません。いわゆる通貨マフィアの仕事です。「通貨マフィアとは」などで検索してみてください。 1997年に始まったアジア通貨危機で、日本は第二線準備として100億ドルのコミットメントを表明した。しかし、実際には貸さずに終わった。貸してないのに貸したと言うのは、頭がおかしい人だろう。 韓国の産業界は短期資金の借り入れが多かった。借りて稼いですぐ返し、また借りての繰り返しで経済が回っていた。ところが、97年半ばにタイの通貨バーツが急落する。パニックが波及して、韓国経済は深刻な危機に陥った。日本企業などは韓国からの資金引き揚げに走った。 日本の当局は、日本の企業・銀行に働きかけた。「韓国企業からお金を回収するのを、少し待ってやってください」と。これが功を奏したらしい。また、先進国が協調してパッケージを組み、IMF、世界銀行、ADBが大金を用立てた(第一線)。受け取った韓国政府は、直ちに韓国企業に融通する。 よって、第二線は発動せずに済んだ。韓国はIMFの指示に従い、荒療治を断行して急速な回復を遂げた。第一線の借り入れに対する返済も終えた。むしろ、見栄を張って早く返したようだ。 また、この第二線の100億ドルは、普通に貸すのではなく通貨スワップが予定されていた。担保を取り、為替リスクもない仕組みである。当時の日本政府は、次のように国会答弁している。 衆議院予算委員会(1998年1月20日) http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/142/0018/14201200018005a.html 〔引用開始〕 ○黒田東彦・大蔵省国際金融局長  先ほど申し上げましたとおり、我が国の外為特会の持っております外貨、ドルを相手国の通貨とスワップするわけでございます。これは直物で売って先物で買い戻すという売買でございまして、従来から外為特会としてはそういう取引ができることになっております。  それから、そう多くあったという取引でないことは事実でございますけれども、普通に貸す場合と違いまして、スワップで相手国の通貨を取得いたしますので、それから、買い戻すときの価格も決めておりますので、為替リスクといったものは存在しないということになろうかと思います。 〔引用終り〕 ネットのデマに曰く、「日本は特別にIMFやADBにお金を渡し、経由して韓国に貸した」と。しかし、その証拠があるなら、どうぞ示してほしいものだ。各機関の既定の日本分担率を越えて、お金を出したという証拠があるなら。 さて今月、日韓のスワップ協定の増枠が発表された。97年の話を理解していれば、それは「自民政権時からあったのが拡充された」と受け止められる。また、それが日本企業の利益を支える役に立つこと、実際に発動されなくても効果を生むことなども、類推されるだろう。 昨今、日韓貿易は日本が莫大な出超で儲けている(輸出が輸入より300億ドルほども多い)。貿易額がどんどん増えているのは、ジェトロのサイトなどの統計で確かめられる。 したがって、通貨スワップ枠を保持し一時的拡大なども行うのは当然だ。仮に韓国経済がクラッシュしたら、日本企業は何兆円も回収不能になるだろう。そんな事態の予防でもある。 一衣帯水、一蓮托生いうたら古うて情緒的でんが、リアルに毎年数兆円の取引でっせ。ぽしゃりよったら、うちとこの屋台骨かてぐらつきまんがな(何で関西弁なんだ?)。 また、スワップ発動はIMF融資とリンクする決まりになっている。韓国は、めったなことではIMFに頼りたくないから、スワップもみだりに発動されない。IMFから融資を受けると、厳しい注文を突き付けられるのは有名だ。 ただし、スワップ枠の20%までならIMFとリンクせずに発動できるという。

bare50417
質問者

お礼

 ありがとうございます。つまり、やるぞやるぞと動きを見せて通貨の安定化を図ってる訳ですね。    たしかに年々韓国との貿易額は増えていますし、ウォンの破綻など起きたら日本にも大きな影響がありそうですね。  借金の返済に関してはネットの噂を信じずにしっかりと調べなければいけませんね、たいへんためになりました。

関連するQ&A

  • 韓国ウォンの急落を受けた通貨スワップについて

    韓国ウォンの急落をうけて日本と韓国の間で通貨スワップを5倍にしました。でもその必要性がわかりません。どういうことでしょうか? ・98年以降韓国は国際収支は黒字です。 ・サムソンを筆頭として貿易で黒字を稼ぎまくっているイメージがあります。 ・そもそも韓国はウォン売り介入をして通貨安誘導していると聞いています。 そもそもウォン急落で困るなら韓国自身が通貨安誘導をやめればいいだけのこと。何のために日本が通貨スワップを拡大しなければならないのかわかりません。

  • これでもう日韓通貨スワップは必要ないですよね?

    カナダと韓国の間で「カナダ韓国通貨スワップ協定」が締結されました。期間の制約などが一切無い「破格」の協定であると中央日報などが高らかに唄い上げており、韓国は国を揚げて喜びに包まれているそうです。韓国は本当にほっとしたでしょうね。 誠にご同慶の至りです。これで日本は「日韓通貨スワップ協定」を結ばずに済むでしょうか。とすれば日本にとっても万々歳でしょうか。 なおこの協定は正確に言うと両国の中央銀行同士が通貨を交換する「通貨スワップ協定」ではなく、韓国の民間銀行がウォンを担保に有利子でカナダドルを引き出せる「為替スワップ」です。虎視眈々と韓国を狙う禿鷹ファンドが引き起こす通貨危機の際にハードカレンシーであるカナダドルを手にすることができますが、基幹通貨である円や米ドルを直接手に入れることはできません。 その時にはウォンが紙切れ同然になってしまうかも知れず心配ですね。カナダにはお気の毒ですが日本が巻き込まれる心配がなくなって良かったと思いますか?

  • 韓国が日本との通貨スワップ協定を希望する理由は?

    最近のニュースで、日本と韓国との間の通貨スワップ協定について耳にしますが、そもそも通貨スワップ協定とはどのようなものなのか分からず、ニュースの言わんとするところが分かりません。 自分なりに調べたのですが、先進国同士の通貨スワップ協定もあれば、発展途上国との通貨スワップ協定もあり、先進国と発展途上国との通貨スワップ協定は援助の側面が強いということ。だとすれば、韓国と日本との通貨スワップ協定というのは、韓国のことを発展途上国ということになるかは分かりませんが、援助の側面が強いということになるのでしょう。 ただ、分からないのは、通貨スワップ協定の具体的な内容としては、自国の通貨危機の際、自国通貨の預入や債券の担保等と引き換えに一定のレートで協定相手国の通貨を融通しあうことを定める協定だということは、例えば、韓国が通貨危機に陥った際に、自国通貨のウォンを日本の通貨である円と交換して、円売りドル買いできる協定ということなのでしょうか。もしそうであれば韓国が自国通貨を使ってウォン売りドル買いするのと日本から借りた円で円売りドル買いすることには何らかの差があるのでしょうか? また、通貨スワップ協定は金融派生商品の取引の一つに当たるという資料も目にしたのですが、そうなると、日本側は何かリスクを背負うことになるのでしょうか。しかし、日銀のETF買いやGPIFの運用成績について非難をしているニュースはよく耳にしますが、韓国との通貨スワップ協定を締結することによる日本が追うべきリスクを非難する人は私の知る範囲ではおりません。だとすると、通貨スワップ協定は金融派生商品の取引であるにもかかわらず、何らリスクは発生しないのでしょうか? お分かりでしたら、教えてください。

  • 韓国への通貨スワップ協定は必要?

    ここ連日の韓国の日本への行為に対して、 鍵になるのは通貨スワップ協定という回答をいただきました。 通貨スワップ協定とはわかりやすく言うとどういうものなのでしょうか? 日本はどうして韓国への通貨スワップ協定をやめようとしないのでしょうか? 日本は本当に韓国へ支援する必要はあるのでしょうか? 実は韓国よりもっと支援すべき国があったりしますか?

  • 日韓スワップ協定

    日韓スワップ協定は、現在 どのようになってるのでしょうか? 慰安婦問題を、ことさら世界中に振りまいて日本を 貶めてる韓国ですが 日韓スワップ協定はもう完了しているのでしょうか? この協定、日本には何のメリットもないと思いますが、、。

  • 日韓通貨スワップ700億ドルに拡大←国会承認不要?

    民主党はあいかわらず、東北被災地復興より韓国救済・東電救済・国民負担増しか興味がないようです。さて、質問ですが、野田総理が韓国に出向き、日本にメリットのない日韓通貨スワップを700億ドル(約5兆4000億円)に拡大に合意しました。被災地への支援には3-4兆円規模の支援予算しか組んでいないのにもかかわらずです。 ただ、この件、国会承認を経由していないと思いますが、これを実行するには国会承認が必要でしょうか?教えてください。 注)日本人に成りすました韓国人の質問と関係のない発言は不要です。おやめください。 以下、読売引用 野田首相は19日、韓国の李明博イミョンバク大統領との会談で、欧州の金融危機の波及を防ぐため、互いの通貨をやりとりする日韓通貨スワップ(交換)の枠を現行の130億ドル(約1兆円)から700億ドル(約5兆4000億円)に拡充することで合意した。  韓国は、日本の外国為替資金特別会計(外為特会)からドル資金の融通を受けたり、日本から調達した円を売ったりすることで、ウォンの急落に歯止めをかけるウォン買い・ドル売りのための資金を調達しやすくなる。日本は通貨スワップの行使による円売り・ドル買いで、円高を抑える効果が期待できる。通貨スワップは、自国通貨を相手国の中央銀行などに預け入れ、代わりに相手国が保有する通貨を受け取る仕組みだ。 (2011年10月19日13時33分 読売新聞)

  • 中韓スワップで韓国は通貨危機に対応できますか

    中韓スワップ協定が延長され、最大で3600億元の中国のお金を64兆ウォンという韓国のお金と交換ができることになりました。 韓国が通貨危機に陥る場合とは、圧倒的に「ドル不足」となるケースが多いと考えられるのですが、通貨危機が発生した場合に、人民元建てのスワップでドルが韓国政府の手に入るのでしょうか。

  • 日韓スワップの必要性

    韓国が破たんすると日本にも影響がでるからスワップ協定は必要、という論をよく見かけますが、 破たんを防ぐのならばIMFによる支援ではなぜだめなのでしょうか。 IMFとは違いスワップによる資金援助では韓国財政の構造改革はできません。穴のあいたバケツを修理せずに水を注ぐようなものだと思うのですが。 外交的配慮でスワップを結ぶというのであれば話は分かるのですが、今回スワップ締結に前向きなのは外務省ではなく財務省だということも意味不明です。 日韓スワップの必要性について教えてください

  • 日韓スワップ協定終了に至った理由とは

    こんばんは。題名通りの疑問です、ご教授ください。 今日、テレビでも新聞でも取り上げられている「日韓スワップ協定終了」に至った理由は何でしょうか。 考えられる理由として ・韓国国内世論への配慮 ・中国との協定があるので、日本との協定は不要になった ・韓国の立場として、日本との協定にメリットがない ・日本の立場としても、メリットがない 以上の理由で合っているのでしょうか。 疑問が数点あります。 ・スワップ協定で、現時点・将来的に両国にメリットがあるのか。(日本や韓国のような経済大国では経済破たんなど起きる可能性がないのではないでしょうか。) ・両国の外貨準備高の違い ・日本通貨の信用度 ・韓国通貨の信用度 一昨年に、中韓でスワップ協定延長が為されたが、 ・中国との協定がある以上、日本との協定は韓国にとってはもう不要ということなのか ・中国通貨の信用度 経済についてはあまり知識がないというのが実情です。わかりやすく教えていただければ幸いです。 国民感情論ではなくて、できればフェアな意見でお願いいたします。 また、独自の意見でもお答えいただければうれしいです。 よろしくお願いいたします。

  • 日韓スワップ協定、日本政府はなぜ、国民を騙すのか?

    みなさん、まず、こちらのブログを読んでみてください。 http://blogos.com/article/45375/ このブログの書き手である元、財務省の官僚である小笠原誠治さんは、現在、問題になっている日韓通貨スワップ700億ドルについて、中央銀行同士のスワップは半分にも満たない300億ドルにとどまっていて、残りの400億ドルについては、誰が当事者になっているかと言えば、日本政府、細かく言えば外為特別会計が韓国の中央銀行と協定を締結しているとの事です。 それにも係わらす、日本国民のほとんどが、通貨スワップ協定は日本と韓国の中央銀行同士だけの協定だと思っているのではないでしょうか? 安住財務大臣は、日韓通貨スワップの見直しについて発言していますが、安住大臣を始め野田総理も通貨スワップの内訳について、まったく説明していませんよね!? 安住大臣が見直すと言ったのは、日本銀行が韓国の中央銀行と協定を締結した方の協定なのでしょうか? それとも、日本政府が韓国の中央銀行と締結した方の協定でしょうか? もしかして、両方? しかし、小笠原さんがブログに書かれているような、日本政府が外為特会というブラッボックスを通じて、自ら定めたルールに違反するような行為で結んだ協定の方が、もし、国民から注目されるようになると、後々、面倒な問題に発展する可能性があるので、日本政府は目立たないようにこちらの協定は継続するのではないでしょうか? それに、独立した存在である日本銀行に対して、日本政府が口出しして、通貨スワップ協定の見直しをさせるなどという事も出来るのでしょうか? 私はそんな事は出来ないのではないかと思います。 事情通のみなさん、安住大臣の通貨スワップ見直し発言は、ただのポーズで国民騙しじゃないのでしょうか?