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合戦で戦う兵士の生存率は?
- 戦国時代の合戦で戦った兵士の生存率や生き残り方について考察します。
- 強さだけでなく生存力も必要だった戦国時代の合戦で、どのようにして兵士たちは生き残ったのでしょうか。
- 肉弾戦で戦う兵士の生死について、その身分や戦術によって生存率が異なった可能性があります。
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兵の目的は、敵方の全滅ではなく、敵将の首を取ることです。 なので標的は有名武将の命なので一般兵を殺しても一銭の特にもなりません。 敵将前に立ち塞がる邪魔な一般兵は、邪魔をさせないように戦闘不能(逃亡・気絶・負傷など)にすればよいだけです。 なにも殺さなくても怪我人や逃亡者で戦闘参加者が減れば守る人がいなくなり敵将までたどり着きやすいですから。 切られて負傷し動けない無名の兵隊を誰も命は狙わないし、一般兵などトドメを刺されることはないのです。 もちろん、刺された箇所が急所だったり傷の悪化で結果的に死ぬことはありますがね。 圧倒的に死亡率が高いのは一般的な兵士ではなく侍大将以上の武士ですよ。 まぁ家康が討死寸前になったために部下が続々楯となった三方が原の戦いや、殺傷率が高い鉄砲が大量使用された長篠の戦いなど、まれに多くの兵が死んだ戦もありますが、一般的には下級兵の死亡率は低いです(負傷率は高いが)。 近代の戦争は殺傷率の高い鉄砲や大砲に加え、毒ガスや核兵器など大量殺戮兵器が戦争で使用されてるため、下級兵士でも戦場で生き残る方が難しくなりましたが、昔の戦は、無駄な殺生はしなかったんですよ。
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- hekiyu
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集団として、組織的な戦いが出来なくなれば それで戦闘は終わりになります。 まして、昔のことです。 無線機もありません。 簡単にバラバラになってしまい、組織としての 戦闘は出来なくなります。 死ぬ人はあまりいませんでした。 軍事の専門家に聞いたことがありますが、 近代戦争でも、兵士の25%が戦闘不能になれば もう組織的な闘争はできなくなるので、それを 「全滅」と称するそうです。 ちなみに、旧日本軍は兵士が残り25%になっても 戦い続けたそうです。
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他の方もおっしゃる通り、組織が機能しなくなった時点でもう負けなのですね。 確かに今みたいに電話も何も無いと、組織がくずれたらもう取り返しがつかないですよね ご回答ありがとうございます!! しかし旧日本軍、気合いが違う...。
- misawajp
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戦死率は1%以下です 将の戦死率の方が高いです 足軽は数%も戦死するような状況になる前に逃散します 足軽は重要な食糧生産要員です、それを数%も戦死させるような領主には翌年はありません 時代劇を表面的に受け取っているだけです 時代劇漫画の読みすぎです
お礼
逆に死亡率はそんなに低かったんですか! テレビや漫画等のイメージだと、絶対死ぬじゃん!と思っていました。 テレビや漫画は実際とは違うとは思ってましたが、こんなに違うとは...。 ご回答ありがとうございます!
戦って別に相手を全滅させるのが目的じゃないからですね。 大体は指揮系統が混乱した時点で退却を余儀なくされたと推測できます。 現に長篠の戦いの武田側の死傷者はほとんどが退却時のものだそうです。
お礼
なるほど! 上の指揮系統の方がずっと大事だったんですね! ご回答ありがとうございます!!
お礼
いやー、本当に僕の中の戦国の常識がひっくり返りました! よく考えれば討っても何の価値もない雑兵と命をかけて戦っても、意味無いですよね。 大将とかの上の者は、やれー!とか指揮とるだけで、兵士に囲まれて安全なんだろうなーと思ったけど、全然違うんですね! ご回答ありがとうございます!!