- 締切済み
「上皮」 とはどういう定義でしょうか?
組織学や病理学の世界で 「上皮」 という言葉が当たり前に使われていますが、その定義がよく分かりません。 ものの本やネットには 「自由表面を覆う膜上の細胞層が作る組織」 ともっともらしく書かれていますが、それでは甲状腺濾胞上皮は自由表面に覆われていないため、上皮ではなくなってしまいます。 一方で、組織学では神経は上皮ではないと教わりますが、発生学では 「神経上皮」 という言葉が出てきます。 一体、「上皮」 の正体がさっぱりわかりません。 「上皮」 の必要十分な (厳密な) 定義とはなんでしょうか? ご教授頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
補足
明確な定義がないというのは本当でしょうか!? 医学や生物学も科学の一種なので、ふつうは tecnical term は厳密な定義を以て使われるものと信じていましたが、 そこで用いられる technical term に厳密な定義がなくて、 ただ漫然と使われていることに、驚きというか唖然とするばかりです。 肝細胞は毛細胆管から細胆管・肝管・総胆管とつながっているので、厳密な意味で「自由表面に接している」ため、疑問には思いませんでした。 もし、ほかの意見をお持ちの方がいらっしゃれば、教えて頂けると嬉しいです。