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突然酸素を豊富に与えてはいけない理由は?

よろしくお願いします。 普段、酸素などを吸っている、酸素分圧が低い患者に、突然酸素を豊富に与えてはいけない理由は、生理学にどうしてなのでしょうか。 どうも、PHが関係しているのではないかと思います。 なので、重炭酸ー二酸化炭素緩衝系が関係? CO2 + H2O → H2CO3 H2CO3 → HCO32- + H +の反応が関係? と思って、そのあたりの教科書を読んでいるのですが、よくわかりません。 どなたか教えていただけると幸甚です。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • thegenus
  • ベストアンサー率49% (330/673)
回答No.3

ご推察のとおりだと思いますが、短絡的には、他の知識だけで説明されてしまいます。 「頸動脈小体」 『末梢化学受容器の信号は、健康な人では中枢のCO2受容器に比べて二次的な役割しかないが、慢性の高二酸化炭素血症(肺気腫など)の患者では脳脊髄液内のガス分圧に対する感受性が低下することにより、換気に大きな影響を与える。』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%9A%E5%8B%95%E8%84%88%E5%B0%8F%E4%BD%93 上記の説明の完成度がどれほどか分かりませんが、(たとえば二次的な役割というのは語弊があるように思うのですが、) この注意事項はあくまで慢性的な換気不全の人における自発呼吸停止のリスクと思われます。 「呼吸調節」 p18「炭酸ガスの受容器(中枢化学受用野)」 p16「酸素の受容器(抹消化学受容器)」 http://www.nrs.ac.jp/blog/media/16/20090625-090618.pdf 「血液ガスから肺機能を考える」(城下幸仁さん) 「a)換気調節」「したがって、重度の呼吸不全での換気刺激は末梢化学受容体優位のコントロールとなる。」図3を参照(その他、ヒトと動物の違いには注意のこと)。 http://www.sagamigaoka-ac.com/dr_file/SeminaronBG2005_abst.html 質問者さんご指摘の緩衝系ですが慢性的な換気不全の人の中ではpHを正常にしようと代償的に重炭酸イオン濃度が高くなっている場合があります。 呼吸調節は中枢神経系が介在するので難しいです。 ご自分でよく調べて疑い深く整理していくのが一番賢明です。 酸素の毒性については酸素中毒の場合の説明になるでしょう。 >「H2CO3 → HCO32- + H +」はプラスとマイナスの数が合っていますか?

goodo
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。 おかげさまで、頂いたアドバイスを参考に不十分ながら、自分なりの答えを出すことができました。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#194289
noname#194289
回答No.2

炭酸ガスナルコーシスで検索すれば丁寧な解説がたくさんあります。

goodo
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

 スクーバダイビングをしていると、絶対に覚えておかなければならない現象。窒素酔いとか、過置換とか・・  酸素中毒で検索すると情報はたくさんあるはずです。  もともと、生命にとって酸素は極めて有毒な気体で、これが大気や海中に放出され始めた大昔、生命はそれから身を守り、さらにはそれを利用するように進化した。それでも細胞レベルでは今でも危険この上ない。

goodo
質問者

お礼

ありがとうございます。

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