彼の前を過ぎた私が見ずにいるもの

このQ&Aのポイント
  • エッカーマン作「ゲーテとの対話」には、ゲーテからエッカーマンに手渡された記念帳の表紙に書かれていた言葉が登場します。
  • その言葉は「視よ彼わが前を過ぎたもう然るに我これを見ず 彼すすみたもう然るに我これを暁(さと)らず」というものであり、その意味について知りたいと思っています。
  • 検索してもヒットしないため、情報を知っている方がいれば教えていただきたいです。
回答を見る
  • ベストアンサー

視よ彼わが前を過ぎたもう然るに我これを見ず

いつもお世話になってます。 エッカーマン作「ゲーテとの対話」を読んでいたんですが エッカーマンがアウグストに御伴してイタリアへ旅立つときに ゲーテからエッカーマンに記念帳が手渡されたそうなんですが その表紙に 次の言葉が書かれていたそうです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 視よ彼わが前を過ぎたもう然るに我これを見ず 彼すすみたもう然るに我これを暁(さと)らず ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この言葉の意味を知りたいのです。 検索したんですがヒットしませんでしたので お心当たりのかたは ご一報くださいますよう お願い申し上げます。  少し困ってます。   (´ω`;)

noname#150036
noname#150036

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • amaguappa
  • ベストアンサー率36% (140/385)
回答No.3

ヨブ記 9-11です。 見よ、彼がわたしのかたわらを通られても、わたしは彼を見ない。彼は進み行かれるが、わたしは彼を認めない。 続きは、  見よ、彼が奪い去られるのに、だれが彼をはばむことができるか。だれが彼にむかって「あなたは何をするのか」と言うことができるか。 です。

noname#150036
質問者

お礼

続きの言葉を読ませていただき やっと目が覚めました。 イタリアに 神の残した景色を 視てきなさい 神のふるまいを視ることはできないが 我々は残された結果だけは視ることができるのだから。 アウグストの死と エッカーマンが生きて 旅先から戻ってきた現実を ゲーテが素直に受け入れた 気持ちが やっとわかりました。 amaguappa様のおかげで 流れが一本につながりました。 美し回答を ありがとうございました。 

その他の回答 (2)

回答No.2

 こんにちは。  エッカーマンの事情を知りませんが この言葉を聞いて反応するところがあります。お口汚しになりかねませんが 投稿いたしたく存じます。  次のように応答するのが ふつうではないかと思います。    (1) 《彼》を知恵あるソロモンという人間にではなく 神に採る場合です。   ソロモンが こううたうからです。   ▲ 〔伝道の書(コへレトの言葉)〕 ~~~   1章    2節 伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。   3章    1節  天が下のすべての事には季節があり、       すべてのわざには時がある。    11節  神のなされることは皆その時にかなって美しい。      神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。      それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで     見きわめることはできない。   12章(=むすびのくだり)    13節  事の帰する所は、すべて言われた。      すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。      これはすべての人の本分である。   ~~~~~~~~~~~~~~  (2) とすれば    ● ・・・我これを見ず / ・・・我これを暁(さと)らず   ☆ と言うのは 明らかに《つまづきの石に躓いた》ことを表わすと見るか それとも 躓きつつもそこから《無神論としての信仰》を得ていると言いたいか。だと思われます。   ▲ (ローマ書9:32-33) ~~~~    なぜですか。イスラエルは、信仰によってではなく、行ないに   よって達せられるかのように、考えたからです。    彼らはつまづきの石につまづいたのです。    「見よ、わたしはシオンに、つまづきの石、妨げの岩を置く。    これを信じる者は、失望することがない」     (イザヤ書 8:14-15; 28:16)   と書いてあるとおりです。   ~~~~~~~~~  (3) 神を《無い神》として得ているという――ゲーテが自覚しているかどうかを別としての――意味だと思います。   ● 視よ彼わが前を過ぎたもう・・・ / 彼すすみたもう・・・   ☆ と言っているならば 肉の目にも心の目にもみえないところの《無い神》が 《過ぎて行き 進んで行く》と採らなければおかしいと思われるからです。それをこばむということは 《それ》をまづは――言葉としての想定だけとしても――認めていると言わねばならないからです。  そうでなければ たとえば次のように表現するはずです。   ○ 《視よ彼わが前を過ぎたもう》と人の言う然るに我これを見ず  (4) たぶん人は そのうしろすがたを見ることになるのだと思います。   (というふうに いまわたしが挙げている質問に関係していたものですから 自己顕示欲からお邪魔致すことにしました)。  

noname#150036
質問者

お礼

> 《視よ彼わが前を過ぎたもう》と人の言う然るに我これを見ず 仰る通り 在る神(みえる神)であるならば 上記の表現に置き換 わっていたはずです。 ゲーテでさえ やはり神は みえなかったようです。 ご回答ありがとうございました。

  • wiz0621
  • ベストアンサー率42% (182/430)
回答No.1

思想家が使う詩的な表現というのは、実は古典の引用であることが多いです。 (相手が勉強しているかを確認して、反応を見てその段階に合わせた話をするわけです。 そうでないと本当に意味不明になっちゃいますので) というわけで、この言葉も(翻訳のあやがあるかもしれませんけど) 旧約聖書のコヘレトの言葉(ソロモン王の言葉)の を引きあいにしているんじゃないかなと思います。 コヘレトの言葉は超意訳すると、こんな感じです。 ソロモン王は全てを得て、その後にその無意味さに気付きます。 私は知恵の素晴らしさを知っているが、後から来る人間は王(先駆者)の模倣をするだけだし、 愚者というのは暗闇(愚痴や足の引っ張り合い)を好む。 自分は、やってきたことを後代に残すことに苦心しているが、 受け継いだ人間が知恵を持たない愚者かということまでは解らない。 ・・・で。 王が去った(知恵者が居なくなった)今こそががまさに 愚者(もちろんこの場合はゲーテ、もしくはゲーテ時代の人が対象なのでしょう)の時代だ ってことじゃないでしょうかつまり、わかる人にしかわからないようにした、 控えめな愚痴か皮肉だと思います。 というわけで、愚痴を言う人への愚痴を神の知恵と呼ぶのであれば、 その神の光は2600年後にも受け継がれたということです。

noname#150036
質問者

お礼

師弟関係の心の機微を うかがうような背景が みえてきました。 背景としての正しき回答をありがとうございました。

関連するQ&A

  • むか~~し読んだ本、キツネザル兄弟の親探し冒険知り

    むか~~し(○十年前)読んだ本を探しています。ストーリーは、キツネザル(ワオキツネザル?)の兄弟が離れ離れになっていた親探しの冒険に出かけるのです。危険な目に逢ったり、敵に襲われたりしながらも兄弟の愛と結束で乗り切って.....親に会えたかどうかよく覚えていませんが、どなたかこの本を知りませんか? 今どきの子供達にもぜひ読ませたい、読んで聞かせたいような素晴らしい作品だと思っています。ネットでいろいろ調べましたが出てきません。マダガスカルかどこかが舞台だったと記憶しているのですが、兄弟が時々言う言葉に「○○○マッグリア」というキーワードみたいな言葉がありました。  もうひとつは、「ジャンニーノのいたずら日記」という作品ですが、イタズラ小僧の憎めないワンパクぶりを描いた小説でした。(翻訳本だと思います)これもネットで出てきません。(イタリアの作家のものでしょうか?) 心当たりのある方、どこかで買えるか、ぜひご一報下さい。

  • 病名を教えてください

    情報が少なくてネットで検索してもわかりませんでした。 もし「これでは?」と心当たりのある方、どうぞ教えてください。 心臓の病気です。 胎児の間は動脈(?)が閉じているところ、生後は普通自然と開いていくそうです。 それが開かずに閉じたままであったため開胸手術をしました。(身内です) 正式な病名には「弁」という言葉が入っていたように思うのですが定かではありません。 別名「ぼたろうかん」という話も聞きましたが、それも正しくないのか、検索してもHITしません。 医療関係に詳しい方、どうぞよろしくお願いいたします。

  • NYの書店とバーバラ・クーニー

    2月にNYへ行く予定があります。 その目的は二つあり、一つはニューヨークの独立系書店を訪れたいということです。 映画『YOU'VE GOT MAIL』でキャスリーンが経営していた絵本屋さん「SHOP AROUND THE CORNER」に憧れる人は多いのではないでしょうか。実は私もその一人です。そのモデルとなったであろう、かつてニューヨークに実在した「BOOKS & Co.」のようなオーナーや店員さんたちが扱っている本に情熱をもっているような、「こだわりのある本屋さん」を訪れたいと思っています。 そこで、もちろんチェーン店であっても、一風変わった本屋さんでも、何か今のニューヨークの文学を愛情を持って支えているような書店に心当たりがあるという方一報ください。 そして、二つ目はNY出身の絵本作家バーバラ・クーニーゆかりの地を訪れたいということです。 クーニーの記念館のようなものはアメリカに存在するのでしょうか。 自分でもネットを使って調べてはいるものの、なかなかヒットしません。もしご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。その他、クーニーにまつわる情報であれば何でも構いませんので、よろしくお願いします。

  • 精神病について教えてください

    友人(男性)から相談をうけ、 友人に代わって相談します。 友人の奥さんが日々人格が変わって行き、会話さえままならないといいます。 お互い30代の夫婦で、小学生の子供が2人います。 最初は片付けがおろそかになってきたくらいから異変を感じだし、 「言った・言わない」「した・していない」の区別がつかないような言動が始まり、 昔のことを急に思い出し、友人にキレた口調で怒鳴ったり、 「泥棒に入られる」と急に神経質に窓も開けなくなり、 自分の主張が異常に強く、 無理なことを言ってくるので断ると、キレる、泣く、叫ぶ。 全く面白くないことでゲラゲラ笑いだし止まらない。 話している内容が支離滅裂。 「あれは嫌だこれも嫌だ」と度を超えたわがままを言いだし、 「押し入れにピアノを入れたい」 「ピアノが邪魔だ、改造して小さくするように業者を呼んでくれ」 「ピアノは大事だから捨てるな、外にピアノを置くスペースを作れ」 と言っているそうです。。。 一番目立つのは、 誰にでもどんなささいな言葉や会話にでも「言い返す」「NOと答える」 のだそうです。 血走ったような目つきになり、顔つきも変わってしまったそうです。 友人や、本人の親が、一緒に病院に行こう!と何度説得しても受け入れてもらえず、 病院には連れて行けないそうです。 友人が症状を調べると「否定型うつ病」という病名がヒットするそうですが、 他に考えられる病名はありますか? また、家族で支えてあげるにはどのようにすれば良いのかアドバイスを欲しいそうです。 そして、言い方は悪いですが、「プッツン」した状態ですが今後完治することはあるのでしょうか? 友人はとても優しい人です。 奥さんの異常な言動にも「そうだね、そうだね」と答えて否定しないようにしているそうですが 奥さんに何かストレスを感じさせたかという心当たりもなく、途方に暮れているそうです。 病院にも行かずに病名を特定することは無理なことは分かっていますが 疑いのある病名をいくつでもいいので教えてください。 宜しくお願い致します。

  • 「かなり前に」の前と「前に進む」の前

     ふと思ったんですが、過去という意味で使う「前」と、方向を表す「前」は逆方向を指してますが、なぜなんでしょうか。知っている人がいたら教えてください。  つまらない質問ですみません。

  • 前のまえのマエ

    ビッグバンの前には、一体何がどうなっていたのでしょうか? ただただ、限りなく無だったのでしょうか・・・。 だとしたら、その無は、一体いつから、はじまったのでしょうか。 時間に終わりは無いのですから、時間にはじまりも無い、と 頭ではわかっているつもりでも、理解が出来ません。 なんだか、哲学的領域になってしまったかな???

  • 「前に向かう」と「前を向く」

     日本語を勉強中の中国人です。下記の二つの文の違いを教えていただけないでしょうか。 1、私たちは前に向かって歩いている。 2、私たちは前を向いて歩いている。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 前の彼を忘れられなくて前に進めない

    3ヶ月ほど前に別れた彼がいて、何度か同じ理由でわかれたり戻ったりを繰り返していたんですが、 その人のことが、やっぱり忘れられません。 合コンやら他のイベントにもしょっちゅう顔を出してみたりはしているのですが、むしろ他の人を見るほど、彼のことを思い出しちゃって、、 戻れるものなら戻りたいけれど。 今は戻っても状況はなにも変わらないのは目に見えてる、、、 本当につらいです。 理由? 彼が既婚だからです 別れるとは聞いてるけど 現在は別れてないし。 離婚は夫婦の問題であって私は関係ないとの事。 バカですよね。 わかってます。 そんなこと。 でも好きなんです。 付き合ってもつらいけど別れても つらくてしょうがないです。 批判の意見ばかりあるのはしょうがないけれど、 少しでも励みになる言葉をかけてくれる方がいたらと思って質問させていただきました。

  • まえだまえだ

    まえだまえだ  に詳しい人はいろいろと教えてください。

  • 前は「ぜん」?「まえ?」

    こんいちは。 このような文章がありました。 ’地球の平均気温の上昇を産業革命前より2度未満に抑えなければならない。’ ここで前は「ぜん」?「まえ?」どちらですか? もし’ぜん'と’まえ’とに分ける法則とかありますか? よろしくお願いいたします。^^