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紫陽花の花の土壌について教えてください
- 小学生の娘が、夏休みの研究で色の違う紫陽花の花の土のアルカリ性、中性、酸性を調べるために実験しました。
- 実験では、むらさき芋の水溶液に異なる色の花の土を入れて色の変化を観察しましたが、予想とは逆の結果になりました。
- 詳しい方にアドバイスを頂きたいと思っています。
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土のpHを、むらさき芋の水溶液で測ることが難しいのではないかと思います。 むらさき芋などに含まれるアントシアニンは、pHで色が変わりますが、 それだけでなく、アルミニウムや鉄、マグネシウムなどとキレートを作って、色を変えます。 土にはこれらのイオンがいろいろな濃度で含まれているので、観察 した色の変化が、 はたしてpHの違いなのか、土から溶けたイオンの違いの影響なのか、分からないと思われるからです。 何かで、むらさき芋で「“土の”pHを測ることが出来る」と確認しておられるのなら良いのですけれど。
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- nezusuke
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アジサイの花(正確にはガクですが)はアルカリ土壌では赤色に、酸性土壌では青い花が咲くことが知られ、土壌のpHが何らかの影響を与えていると考えられています。 しかし、アジサイの花の色素も紫イモの色素と同じアントシアニンです。 仮に、土壌のpHによって植物体内のpHが変化したとしてもアントシアニンの色は酸性で赤色、アルカリ性で青色です。 変ですよね。 それで以下のような記述を見つけました。 「花びらの中の成分を調べているうちに、青い花にはアルミニウムが多く、赤い花では少ないことが見つけ出されました。どうやらアルミニウムはアントシアニンと共同して赤から青へと発色を変えているようです。土壌が酸性になるとアルミニウムは水に融けやすい状態になり、根での吸収量が増えます。その結果植物体内のアルミニウム含量が増加し、花びらで青色が発色できるようになります。」 娘さんには かわいそうですが 土壌のpHがそのまま花の色に反映されるという簡単な事ではなさそうです。 なので、実験自体がまずかったとかいうのではないようです。
お礼
お早い回答ありがとうございました。 私達では、調べられない事だったので、とっても勉強になりました。 ありがたいです。 娘には、難しいでしょうが・・・明日お話してあげます。
お礼
なるほど~ 分かりやすい回答、ありがとうごさいました。 リトマス試験紙で土の、おおまかなPHを計れるのは、本で確認していましたが・・ むらさき芋で確認していたのは、酢、重層などで、土は確認してなかったです。 単純にリトマス紙の代わりなればぐらいの安易な考えでした。