- ベストアンサー
- すぐに回答を!
pcr,アガロースゲル電気泳動について
学校でPCRからアガロースゲル電気泳動の実験をしたのですが、考察で分からないことがありこまっています。 どなたか答えていただけませんか? 1.電気泳動を行い正しくアニーリングできたかを確認するためにはどうすればいいですか? 2.PCRでDNAのすべての塩基配列がわかっていればPCRプライマーが目的位置に正しくアニーリングする確率も、間違った位置にアニーリングする確率も正しい位置にアニーリングする確率が間違った位置にアニーリングの何倍になるのかがわかると思うのですが、具体的になにをすればその確率がだせるのか? 以上の2点なのですができたら早めに回答をいただけると嬉しいです。 よろしくお願いします。
- gajiroo
- お礼率100% (1/1)
- 生物学
- 回答数1
- ありがとう数2
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
- 回答No.1
- larme001
- ベストアンサー率44% (271/608)
「PCRの実験を行った」ということが漠然としすぎて少しわかりにくいです。PCRとはプライマーで挟み込んだ領域の少量の鋳型を温度変化のサイクルによって熱耐性菌由来のポリメラーゼを用いて増幅(基本的には対数的)に増幅させる技術です。その技術的な意味での実験を行ったのか、単にPCRで何かの断片を増やす学生実験か何かを行ったというのか、後者ならそもそも質問が余り的を得ていないようなきがしますが、、、。 1. アニーリングとはプライマーが鋳型に結合するステップのことを一般的には指しますが、そこが「上手く」行っているかどうかを示すのは単純ではないです。まあ断片がキチンと増えてくるのが見れれば少なくともアニーリングが起きていないと無理とは言えるでしょう。もちろん非特異的なのが増えたりする場合もあるのですが、それがうまくいっていないというのかどうか、という意味でしょうか? 2.そもそも「何倍かわかる」という根拠は何でしょうか? PCRはどちらかというと実際は経験則的な使われ方をするので、必ずしもTmがこうだから反応が何℃で何パーセント起こるというのはないです(むろんテクニカル的な解析をする研究とかはあるでしょうが、そういう意味ならわかりません)。ある化合物とある化合物の親和性が、水酸基が一つ付くからどれだけ定量的に上昇したか?というような問いに近いです。さらに、周囲の不純物やプライマーの濃度、プライマー同士の親和性鋳型DNAの純度、増幅断片の長さとかといういうものをある程度理論的にあくまで「経験的」に決まるものです。さらに言えば、3'側がある程度一致していれば5'側が浮いていても走ることも可能なわけで、そういういみでも完全一致の度合いが必ずしも定量的にアニーリングと相関するわけではないです。プライマー設計プログラムなんかでは、ある程度の一致度を何かしらのアルゴリズムで数値化しているでしょうから、そういう定量性は可能かもしれませんが、それが実際の挙動とくらべて正しいかわかりませんし、もしそういう意味での議論ができれば、それこそそういう分野の論文になるでしょう。 たぶん学生実験とかなら、余り複雑に考える必要はないと思います。
関連するQ&A
- アガロースゲル電気泳動
現在、実験でアガロースゲルを用いて電気泳動を行なっています。 しかし、ポジティブコントロールは毎回バンドがでるのですが、目的とするバンドの方は、帯状にPCR産物が流れた跡のようなものが出るのみで、バンドが出なくなってしまいました。 1ヶ月くらい前まではきちんとバンドが出ていたので、プライマーの設計ミスでもなさそうなのですが、何が原因なのか分からず困っています。 PCRをかける前のDNAは10ng/μLで、実際電気泳動で流しているDNA濃度は測定していないため、分かりません。 ちなみに電気泳動の条件は以下のとおりです。 ・ゲル:1.5%アガロースゲル ・電圧:100V どなたか知恵を貸してください。 実際の電気泳動後の写真は、 http://oshietegoopcrdenkieidou.rakurakuhp.net/ に載せました。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 生物学
- 電気泳動してもバンドが流れません。
PCRで増幅したものをアガロースゲルで電気泳動しても、ウェルの中から動きません。染色すると、ウェルの中で光っているのは見えるので、増幅はできているような気がします。 電気泳動の溶液が良くないのかと思い、E-gelでやってみたのですが、流れません。 DNAの状態がよくないのかと思い、同じDNAを用い、他のプライマーで増幅させたら増幅します。 プライマーがコンタミしているのかと思い、2社から新品で購入したのですが流れませんでした。 PCRにかけるときには、水とプライマーとDNAを入れています。水も毎回変えているので、正直原因がわかりません。 ちなみに、2回同じ条件で増幅できましたが、再現性がありません。 同じような経験もしくはアドバイス等ありましたら、お願いします。
- 締切済み
- 化学
- PCR&電気泳動について
電気泳動について質問です。3種類のプラスミドDNAについて、同じプライマーを用いてPCRを行いました。このバンドを電気泳動してみたところ、2種類のプラスミドDNAに関してはクッキリと目的バン ドが出たのですが、残り1種類のプラスミドDNAの増幅産物にかんしては、薄い目的バンド➕スメアが観察されました。この原因として考えられるのは何でしょうか?自分が考えているのは、プライマーや酵素には問題がないと思うので(他2種類のプラスミドDNAのPCRはうまくいった。)、テンプレートのプラスミドDNAの精製度が低いと考えています。現にO.D値も1.72くらいだったので…。なので、プラスミドDNAの抽出からやり直そうかと考えています。 他に何か考えるべき要因があれば、ご教授お願いします!
- ベストアンサー
- 生物学
- アガロースゲル電気泳動について
アガロースゲル電気泳動についてで、分子量が等しいもので、直鎖状DNA、環状DNA(超らせんを持つものと持たないものの二種類)の三種類で電気泳動を行ったところ、泳動速度の速さはどのような順番になるのでしょうか? また、環状DNAの場合、超らせんをもつものともたないもの以外の分類みたいなものはあるのでしょうか?
- ベストアンサー
- 科学
- エキストラバンドがでる理由
PCRをした後に電気泳動をした結果、いくつかのエキストラバンドがでました。これは、わざとアニーリング温度を低く設定したために起こったと思うのですが、アニーリング温度が低いとどうしてエキストラバンドが出るのでしょうか? 調べたら、プライマー同士がアニーリングするためだという意見が多かったのですが、その場合、分子量の小さいバンドが出ますよね? しかし、私が行った実験の結果、正しい位置にバンドが出て、他にエキストラバンドでそれよりも分子量が大きい領域に3本くらいバンドが確認されました。分子量が大きいバンドは何によるものですか? また、正しい位置にもバンドが出たということは、アニーリング温度が低くても、目的のDNAは多少は増幅されたと考えてよいのでしょうか?
- ベストアンサー
- 生物学
- 電気泳動は何のためにするのでしょうか
米の品種判別実験でDNA抽出精製してからPCRをかけその後電気泳動するのですが、PCRはDNAが複製するんですよね、コレをやり電気泳動をすることで何がわかるのでしょう、また電気泳動は何をするため使われるんでしょうか
- ベストアンサー
- 化学
- PCR産物を電気泳動すると・・・
PCR産物を電気泳動すると、ひきずって流れているように筋のようなものができて流れていきます。 バンドも見えるのですが、筋があるのではっきりとは見れません。 ちなみにゲルはすでに作られているものを用いているので、ゲル以外に原因があると思っています。しかし、PCRにかけるときはプライマーとDNAとmilliQしか入れていません。 同じような経験がある方、原因がわかる方いらっしゃったらお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
質問者からのお礼
すいません。 説明不足」でしたね でもありがとうございました。