ガソリンの値段が、このごろじわりとあがっているのは

質問

ガソリンの値段が、このごろじわりじわりと上がっています。

これだけ円高になっているのに（１ドル・７７円台）、またニューヨークの原油も１バレル９８ドルから１００ドル程度で推移しています。

ガソリンの小売り価格の決定方法が不透明でとてもわかりにくいと思います。

とにかく、これだけの円高（少し前までは１ドル・９０円台だった）なのに、ガソリンの小売り価格がいっこうに下がらないのは、納得がいきません。

だれか、この状況を分かりやすく教えてください。

回答No.4

cat-food

最近、円高だけが報道される傾向がありますが、原油価格も上昇しています。１年前、原油の価格は１バレルあたり７５ドル、現在は１００ドル程度です。一方、為替相場は１ドルが１年前は８６円、現在は７７円です。これを使って１バレルあたりの原油価格を円に換算します。
１年前　　７５ドル×８６円＝６４５０円
現在　　１００ドル×７７円＝７７００円
確かに円高が進行していますが、それよりも原油価格の上昇の方が大きいということです。
なお、ここ１週間ほどは急激に円高が進んでいるので、この期間だけをみれば円に換算した原油の価格は下がっているかもしれませんが、ガソリン価格はそんなに早く小売価格には反映されません。最短でも月単位です。

回答No.3

4490180

ガソリンや原油等を扱う大手業者さんは商品先物取引によって、数ヶ月前に契約をしています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E5%93%81%E5%85%88%E7%89%A9%E5%8F%96%E5%BC%95

　また急激な価格変動に対するリスクヘッジとして「空売り」も行ったりします。今、円高だからといって、すぐに小売価格を下げられないのは、その為です。

　2007～2008年の夏にかけて燃料価格が高騰し、社会的問題になりましたが、あれは商品先物市場に投機マネーが入り込んだ事によるものでした。その後、原油価格は４分の１程度まで急落しました。

http://www.comtex.co.jp/www/?module=Default&action=meigara&page=sheet2&article=T-genyu&kind1=m&kind2=m&kind3=d#ch02

　投資家達は下落トレンドとみれば、「空売り」で儲けようとします。現物を扱っている業者にとっては、リスクヘッジを上手くとらないと、小売価格を安くする事ができないのです。

回答No.2

epsz30

ガソリンや重油などは、国際的に値上がり傾向にあるので
日本でも値上がり傾向になっても仕方がありません。

ガソリンなどに関しては、輸入した時の値段が反映される傾向もある為、
国際的に値下がりしたからといって、即、国民に反映する訳でもありません。

また、ガソリンに関しては、地域的な値段という物も関係してしまいます。

簡単に言えば、青森や沖縄といった輸送距離のある場所では
輸送費用がかかる為、東京よりも価格が高くなったりします。

更に、ほとんどの場所ではガソリン価格が上昇気味ですが、
場所によっては値下がりしている所もあります。

その様に、値段に関しては場所（県）によって値段が変わったり、
国際的な情勢によっても変化するので、値段の変動も場所によって様々なのです。

原油価格が下がったり、円高になったとしても
需要と供給のバランスが悪ければ国内での価格は逆に高くなってしまいますし
地域的な輸送コスト面でも現在は輸送困難地域があるので
その様な地域ではその分値段が上がってしまう傾向があります。

また、今回の地震により輸送面での問題も発生していますし、
ガソリンの貯蓄タンクの爆発や工場などの損壊などで
供給に多少の困難が発生している地域もあるので
その様な問題が価格に影響している地域もあると思います。

質問者がどこに住んでいるかで理由も異なりますが
全体的に見るとその様な傾向が見受けられると思います。

回答No.1

syounan2

円高差益が消費者に還元されていないのでしょう。儲けられるときに儲けようとしてるのでしょう。川下のガソリン販売店ではなく、川上の輸入元がガッツリ儲けているのでは？！