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放射能って何ですか?
広島被爆からもう60年以上。そして今原発の放射能が毎日新聞にでます。 放射能って、能力っていうものでしょうか? http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/201764/m0u/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD/ では性質や現象だそうです。 性質や現象なら、何が取り運んでいる何の性質や現象なんでしょう? 何もないものの性質や現象っていうのは存在しないではないですか?
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放射能(ほうしゃのう、Radioactivity)とは、原子核が放射線を出して、より安定した原子核に変わる性質である[1]。 日本語ではしばしば放射能と放射性物質と放射線とが混同されているが、その意味は明確に異なる。日常会話やマスコミ等において「放射能を浴びる」「放射能に汚染される」などの誤用が一般に定着し常用されている。また、英語では放射性物質のことをRadioactive materialsと表記するが、標識などにおいてRadioactiveと略記することが多く、これを放射能と日本語訳してしまい(厳密には放射性と訳さねばならない)、誤用が起きていると考えられる。放射能は英語でRadioactivityである。 放射能という言葉の学術的な定義は前述の通りとなっているが、一般的には放射性物質や放射線を含んだ総合的な言葉として用いられることも多く、これを誤用とするかは人によって見解が別れている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD
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- foobar
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放射能には二つの意味があります。 一つは定性的な意味で、「原子核が自然に放射線を出して変化する(核壊変する)性質」です。 この意味では、「放射能がある」というのは「この原子は放射線を出して別の原子にかわるという性質がある」ということになります。 もう一つは定量的な意味で、「一秒あたりに核壊変する数(単位Bq)」です。 これは、たとえば「1000Bqの放射能がある(一秒間あたり1000個の原子核が放射線を出しながら別のべ原子にかわる)」という具合につかいます。
お礼
ありがとうございました。
- okormazd
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一般に「放射線」というといろいろな種類がありますが、「放射能」と関連している「放射線」は、アルファ線、ベータ線、ガンマ線が主なものです。このうち、アルファ線とガンマ線は小さい粒が飛んでくる「粒子線」で、ガンマ線は、「電磁波(電波)」です。 「放射能」というのは、これらの「放射線」を出す性質のことで、出てくる元が「原子核」であるものに使います。要するに「原子核」から「放射線」を出すことができる「原子(元素)」が「放射性物質」で、「放射性物質」は「放射線」を出す性質を持っているから、「放射能を持つ」ということです。」 一般には、これらの「原子(元素)」=「放射性物質」が含まれていると、たとえば「牛肉」に「放射能がある」などといわれますが、「牛肉」自体には「放射能」はありません。「牛肉」自体には「放射線」を出す性質がないからです。 正確に言うなら、"「牛肉」に、「放射能」を持つ「原子(元素)」=「放射性物質」が混じっている"というのでしょうか。 また、健康診断で使われるX線も放射線ですが、X線発生装置も「放射能を持つ」とは言いません。「放射線」の発生元が「原子核」でないからです。 以上、 放射線 放射性物質 放射能 を関連させての説明でしたが、これらを関連させずに個別に説明するのは困難でしょう。
お礼
ありがとうございました。
- shuusan101
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放射線を出す能力のあるものが、放射能です。 で、どういう現象かというと学生の時の知識で申し訳ないけど、原子の周りの電子がより下位エネルギーの位相に落ちたとき、エネルギー保存の法則からエネルギーが余ります。 この余った分が放射線としてアルファー線やベーター線やX線・γ線となって出てきます。
お礼
早速に有り難う御座いました。 放射線を出す能力のある物質なんですね。やはり物質的存在でしたか。 有り難う御座いました。
お礼
早速に有り難う御座いました。 何かその性質や力を持つものというのがどうもなかなかわかりませんで、こんな質問を起しました。 放射性物質や放射線を含んだ総合的な言葉であり、やはり一種の物質なのだということですね。 そんな理解で当面、自分を説得していきます。 有り難う御座いました。