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「ご教授」と「ご教示」どちらが正しいですか?
- 「ご教授ください」と「ご教示ください」どちらの表現が正しいですか?このコミュニティの回答では、「ご教授」は大学の教授になり、この場合は「ご教示」が適切だとされています。
- 「教授」と「教示」の使い分けについて解説します。辞書の解説を参考にすると、「教授」は大学の教授に対して使われるのに対し、「教示」は一般的な教えの意味で使われます。
- 「!?」と「?!」の使い分けについても質問しています。この部分はおまけの質問としています。
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質問者が選んだベストアンサー
念のために補足しておきますが、大学の教授同士などの場合、教授は「他の教授を教育・指導する立場」にはありませんから、「教わる側の教授」に対する「教える側の教授」の立場は単なる同格の立場に居る人物であって、「教育・指導する立場にいる人物」にはなりません。 ですから、大学の教授同士等の場合においても「ご教授」という表現を使うのは間違いで、「ご教授」ではなく「ご教示」を使うのが正しい事になります。 又、例えば、大学病院で治療を受けている患者は、大学病院の教授に「教えや技術・技能の類を身に着ける事を目的として教育や指導を受けている立場」ではありませんから、大学病院で治療を受けている患者が、大学病院の教授に対して「ご教授」という表現を使うのはおかしい事になります。 尚、教師や教授、塾の講師、師匠、習い事の先生やインストラクターといった立場の人間に対して、その指導や教育を受けている立場の学生や生徒、弟子といった立場の人間が、「指導や教育を受けている事に関連する事柄に関して」教えを乞う場合には、「学問や技芸を教え授けてもらう事」を乞うている訳ですから、「ご教授」としなければなりません。 要するに、生徒の立場に居る人間が、その先生の立場に居る人間に対して教えを乞う場合には「ご教授」、それ以外の場合には「ご教示」となる訳です。 但し、例えば茶道教室において生徒が先生に対して、次回の茶会が開かれる日時を尋ねる場合には、「次回の茶会が開かれる日時」は「生徒が身に付けなければならない知識や技術・技能」の類ではありませんから、「ご教授」を使う事は出来ません。 この様に、先生と生徒の関係にある間柄であっても、「生徒が身に付けなければならない知識や技術・技能として、先生から教育・指導を受けている事柄」であるのか否かによって、「ご教授」とすべきなのか「ご教示」とすべきなのかは変わって来ます。 又、例えば、釣り仲間同士の様な元々は同格である筈の間柄であっても、魚が良く釣れる秘密の穴場を教えてもらうといった場合等には、「その海域で釣りをする事に関する経験が浅い人間」が「その海域で釣りをする際に有用な知識」を「その海域で釣りをする事に関するベテランの人間」に教わる訳ですから、「その海域で釣りをする事に関するベテランの人間」の事を「”その海域で釣りをする事に関して”は先生(別の海域で釣りをする場合にはその限りではない)」と見做す事も出来ない訳でありませんので、(仲間内のおどけた表現として)「ご教授」という事も出来ない訳ではないと思います。
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- oignies
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大学関係者のあいだでさえ、おしえてほしいときは、ご教示ねがいます ご教示いただければ幸いです、などとかきおくります。現実問題として ご教授は誤用にちかいかとおもいます。素人どうしならばいいでしょうが きちんとしたかたのところには書き送らないほうがよい表現かとおもいま す。
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうなんです。僕の身近には居ませんが、知人や友人同士であれば、 ああだこうだ言われると厄介者になるでしょうね。 お相手によっては「ご教授」と「ご」を付けても失礼語になる場合も有る と思うので、注意しなければいけませんね。 このコミュニティはマナー知らずも多数存在しますし、何より現在 お礼を書いている回答者の皆様の姿も分からないので難しいところです。 このページの回答者様にはマナー知らずの方はみえないと思いますが。 ありがとうございました。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
確かに「教授」は大学の教授に対する限定表現では御座いませんし、「ご教授賜りますよう」という表現も存在します。 しかしながら、質問者様が御調べになられた「教授」の意味が掲載されているURLページには >1 学問や技芸を教え授けること。 と記されています。 この場合の「教え授ける」とは、「授ける」のですから、教えた事が相手の身になる様に教えているという事になり、それこそ、教師や師匠、教授といった「教える事を専門とする様な立場にいる人物」が体系立てて教えている事を指します。 このコミュニティの回答者の、質問者に対する立場は、いわゆる「先生」などという「回答者に対して指導する立場」等では御座いませんから、、「ご教授賜りますよう」という表現を使うのはおかしいという事になります。 それに対して「教示」の方は、 >知識や方法などを教え示すこと であり、単に「示す」だけであって、「"教え"を授ける」とか「相手を指導する」といった様な意味はありませんから、このコミュニティの回答者を始めとして、一般人に対して使用する場合には、「ご教示」の方が適切という事になります。 【参考URL】 誤字等の館:ご教授願います http://www.tt.rim.or.jp/~rudyard/torii009.html 相手に教えを請うときの敬語は「ご教授」?「ご教示」?|jp.blogs.com|おもしろブログ記事のまとめサイト http://jp.blogs.com/2010/04/kyoju-kyoji.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 んー、URL見入ってしまいました。 どれほど見入ったかといえば「らせん状の金具が付いたノート」 のページを捲ろうとしたほどです。(アホですね) ご教授願います:14,700件 ご教示願います: 4,760件 上記Googleでの検索結果によれば、現代では「ご教示」を死語 にしたいのか、ただ無知な人が多いのか。 僕は、恥ずかしながら後者です。 10年・20年後は「ご教示って、なに?」となりうる数字ですね。 ありがとうございました。
- 麻野 なぎ(@AsanoNagi)
- ベストアンサー率45% (763/1670)
質問中に示されたURLにあるとおりということになります。 教授の場合、「学問や技術」を教える 教示の場合、「知識や方法」を教える ということで、このサイトの場合は、(サイトの性格からいって)「教示」が妥当な質問が多いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 無難な表現は「教示」となりますか。 僕は、ニュアンス的に古い感じがします。 相手に違和感を持たれなければ「教授」で良いのではと。 ですが、つっ込まれなく表現するには「教示」ですかね。 ありがとうございました。
- 1311tobi
- ベストアンサー率49% (84/169)
「ご教授は大学の教授になり、この場合はご教示になる。」 何か誤解があるようです。「ご教授」は「大学の教授」限定ではありません。 詳しくは下記をご参照ください。 【よくある誤用7──ネットが広めた誤用 ご教授ください ご存知のとおり 直裁な言い方】 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n117629 さらに詳しくは下記をご参照ください。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-869.html 以下は一部の抜粋(重言)。 近年急速に広まっている誤用のほとんどは、ネットが関係している気がします。 なかには、ネット上のやり取りから生まれたと思われるものもあります。 ご教授ください ================================引用開始 微妙な例で真っ先に浮かぶのは、「ご教授ください」。 これは誤用で「ご教示ください」が正しい、と主張する人がいる。当方はそこまで主張する気にはなれない。 「教授」をネット辞書(『大辞泉』)で引く。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=教授&stype=0&dtype=0 きょう‐じゅ〔ケウ‐〕【教授】 [名](スル) 1 学問や技芸を教え授けること。「書道を―する」 2 児童・生徒・学生に知識・技能を授け、その心意作用の発達を助けること。 3 大学や高等専門学校・旧制高等学校などで、研究・教育職階の最高位。また、その人。「大学―」 〈[名](スル)〉になっているから、「教授する」は文法的には間違っていない。したがって、「ご教授します」も「ご教授ください」も間違いではない。 文法的には間違っていないが、一般的に使うか否かは別の話になる。 こうなると辞書は役に立たず、主観の問題になってくる。 個人的には、「ご教授ください」は使わないし、相当異和感がある。これを使うとしたら、偉い人が偉そうに語る場合。 「ご教授いたそう」 それは偉そうだな(笑)。専門的で高度な知識なら「ご教授」でもいい気がする。 ネットで使われる例は、「○○について教えてください」くらいの意味だから。「教えてください」で十分だと思う。「教えていただけませんか」くらいのほうが丁寧か。少し改まった感じにするなら「ご教示ください」だろう。 一般的に考えても、「ご教授」するからには、それなりの内容でなくては困る。辞書の「1」例にある「書道を教授する」はアリだろう。これは逆に「教示する」にはしにくい。 実際に目にする例だと、囲碁・将棋(これは「技芸」だろうか)だろう。その場合は「(一局)ご指南ください」「(一局)ご指南いたしましょう」とか言う。「指南」は少し語感が古いから、現代なら「指導」のほうが自然かもしれない。 「ご教授ください」が広まったのは、おそらくそのほうが「ご教示」より丁寧な印象があるみたいに誤解されたから。それがネットで使われるようになってとんでもないスピードで流布した。もはや止めようがない気がする。 こういう例はほかにもあるんだろうな。 ================================引用終了 「!?」と「?!」は意味にも使い方にも違いはありません。微妙なニュアンスの違いを指摘する意見を目にすることもありますが、まともな根拠はないはずです。 何冊かのマンガを注意深く読んでみてください。同じ意味で使われています。 個人的にはたま~に「!?」を使います。単にそのほうが見た目がよく感じられるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり大学の教授限定ではないですよね。 質問者さんは女性と思われたので困ってたような・・・ 「この回答者さん怖い」とか思われてそうな感じでした。 「!?」と「?!」は同じ意味ですか。 僕は「!?」しか使わないですが「?!」がTVで使われてたので、 どうなのかと不思議に思いまして。 ありがとうございました。
- etranger-t
- ベストアンサー率44% (766/1736)
どちらも間違いではなく、間違った表現だとは思いません。 個人的に使う場合のニュアンスで申し上げますと、 「ご教授ください」は、考えを聞きたい、アドバイスが欲しい。 「ご教示」は、ハッキリとした答えを示してください。 のような感覚ですかね。なので、どっちでも通用するし、間違いとは言えないのではと思います。 “おまけ”につきましては、「!?」でしょうか。理由は、携帯の記号ではこちらが出てくるからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「ご教授」「ご教示」ではニュアンスの部分は有りそうです。 「!?」 確かに昔からあるピンクの絵文字は「!?」だけですね。 ありがとうございました。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 なるほど・・・です。 前回答の内容では「?」と思えましたが、補足のこの内容で 納得できると思えます。 曖昧なニュアンスになりましたが、言葉はその時代に生きて いる人々により変えられていくものと思います。 大昔の敬語を使ったとしたら、怒鳴られそうな言葉もあります。 その時代では通っても、現代では無視されることを考えれば、 何年も後には言い易さから「ご教授」で統一されそうに予想します。 最近引っ掛かる言葉は、場合を「ばわい」と言う人。 これは「ばあい」としかふりがなでも記されてなく、「ばわい」の方が 言い辛いんじゃない?と思えます。 若者 or メディアが発信元と思われますが「ばあい」と言ってほしい と思います。 これに関してこのページの回答者の皆様の中には「どっちでも良い」 と思われる方がみえるかと思います。 その人の拘りに合わせてばかりもいられないので、僕は「ご教授」を 使っていこうと思います。 但し、このコミュニティでは「ご教授」、実社会では相手により「ご教授」 「ご教示」を使い分けていこうと思います。 正直、質問文中の指摘回答者の方には違和感を感じました。 皆様、貴重なご意見ありがとうございました!!