- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:舞姫の母からの手紙について)
豊太郎のクビ決めた一週間後に届いた母からの手紙について疑問
このQ&Aのポイント
- 高校の現代文の授業で勉強している森鴎外の『舞姫』について疑問が生じました。
- 豊太郎がクビになり、一週間の休暇をもらった後、母から手紙が届いた場面についての疑問です。
- 当時のベルリンから東京への手紙の到着までには時間がかかったはずであり、この描写は無理があるのではないかと感じています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
件の箇所をよく読めばわかると思いますが、母の直筆の手紙に何が書かれていたかは、作中では触れられていません。「余は母の書中の言をこゝに反覆するに堪へず、涙の迫り來て筆の運を妨ぐればなり。」とあるだけです。 考察の通り、当時の情報伝達の速度から考えて、この手紙の内容が免職に関するものであることは考えられません。 母の手紙と一緒に届いたのが母の死を報せるものであったことを考えると、母の手紙の内容は、ごく普通の内容だったのではないかと思われます。元気な母の直筆と、その死を報せる手紙が同時に届いたから「我生涯にて尤も悲痛を覺えさせたる二通の書状」なのです。 そもそも、母の手紙が免職に関するものであるなら、そうだと明言しない意味がないと思いませんか? 「その手紙は私の免職への叱咤激励であった」などとして「母を悩ませたまま逝かせてしまった」などと反省だか後悔だかの文言があったほうが、小説の場面的にも盛り上がるじゃないですか。 そうせずに「反覆するに堪へず」と書くに留めていることからしても、この手紙の内容はごく日常的なものであったと言えるはずです。
お礼
なるほど、僕の考えは間違っていなかったのですね。。。 一週間で手紙が届くはずはない!! と力説したのですが、先生は「それでは話がつまらないじゃないか」と言い、他の生徒には面倒くさがられ。。。 もしテストに出たら、rkd4050さんのような回答をしたいと思います。