米国産輸入外材の市場について

このQ&Aのポイント
  • 震災以降、木材・建築業界に新興事業者が輸入外材の卸売に参入
  • 針葉樹合板が需要不足のためカナダが増産体制に入る一方、米国も売り込み
  • 米国産の製品は日本市場で浸透しておらず、米国産の強みについて知りたい
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米国産輸入外材の市場

先日の震災以降、木材・建築業界のみならず新興事業者が輸入外材の卸売に参入する情報が後を断ちません。 特に不足がちな針葉樹合板は、需要を見越しカナダも増産体制に入ったようですが、古くからのシェアをかき分けるようにアメリカも売り込みに来ているようです。 しかし、米国産の製品はこれまで日本市場には左程浸透しておらず、何を期待しているのかがわかりかねます。 カナダは木材事業も政府が肩入れをしておりますので、価格面でも強みがあります。 米国はJAS認定企業も何社かはあるようですが、そもそも米国産の強みとはどの部分なのでしょうか? 樹種と品質、製品技術面など、おわかりになる方がいらっしゃいましたら、お願いいたします。

noname#174466
noname#174466

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kinoki1
  • ベストアンサー率51% (37/72)
回答No.1

今でこそ日本も針葉樹合板が使われるようになりましたが、以前はラワン合板のみでした。それが今では化粧とは関係のない強度だけで使われるところは針葉樹の構造用合板が主になっています。アメリカやカナダは昔から針葉樹合板が主で日本で使われている合板とは次ぎの点が優れていました(今でも基本的には同じです)。 ■価格が安い ■接着剤が耐水性である ■接着剤にホルマリンが含まれず安全である しかし最大の欠点は、日本とアメリカ・カナダは建築のモジュールが異なります。つまり日本では910mmモジュールなので構造用合板は910mm×1820mm(3×6)となりますが、アメリカやカナダでは4フィート×8フィートとつまり約1200mm×2400mm(4×8)となります。つまりこのままでは日本の建築には使うことができない。そのため、アメリカやカナダが不況になって日本向けの輸出をしたいと思われる時には日本向けの3×6サイズのラインを流しますが、自国が好況になると元の4×8サイズに戻すと言うことが発生します。カナダは木材は輸出に力を入れていますので、まだ日本向けに力を入れるところはありますが、アメリカは余程自国のマーケットが悪くならないかぎり日本向けにシフトすることはありません。 日本ではベニヤ板のサイズは3×6といいながら3種類があります。コンパネの900×1800、構造用合板の910×1820、ベニヤ板の910伸び×1820伸び、これに対してアメリカは全米・全カナダを通じて4×8サイズ1種類です。ここらが日本の建築がなかなか合理化できずアメリカの建築費用の2倍かかる原因のひとつです

noname#174466
質問者

お礼

詳報を頂き有難うございます。 アメリカとカナダでは商戦略が大幅に異なるのですね。 確かにカナダは他にめぼしい産業がありませんからね。 現在、US産合板とディメンションランバーの見積りが届いております。 しかし、材質や価格、シェアなど、強みがどこにあるのかがわかりません。 そのあたりはご存じでしょうか?

noname#174466
質問者

補足

■価格が安い ■接着剤が耐水性である ■接着剤にホルマリンが含まれず安全である これに集約されておりましたね、失礼しました。 また、関連の質問をさせて頂くかもしれえませんが、お目にとまりましたらご指導をお願い致します。

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