以前、自治体主催の無料の再就職セミナーに参加しました。パネラーは某有名転職サイト編集者、現役採用担当者3名。
転職サイトの編集者がWEBサイトの裏事情についていくつか教えてくれました。
掲載依頼があれば編集者が依頼企業に訪問し取材するそうです。取材内容を元にサイトを作るそうです。料金も幾ら払うかによってボリュームと掲載順序が違うとのことでした。
職安と同様、WEBサイトでも求人条件に年齢・性別を記載することが禁じられています。ですから求人条件のメッセージを何となくわかるような記事構成にするみたいです。若い社員が欲しければインタビュー記事に若い社員を載せるとか、女性限定募集(例えばランジェリーショップ店員)なら女性社員の集合写真を載せるとかです。
それと実際に取材してみてこの会社はブラック企業だと思ってもそれを隠すよう編集するらしいですが幾らお金を払ってもボロが見えてしまうそうです。ある会社の取材で従業員に“今の目標はなんですか?”と訊いたら“転職することです”と言う答えが返ってきたこともあったそうです。
逆に儲ける事業柱がしっかりしている会社の場合、掲載料金が安くても(掲載順位が最後方)かなりの求人応募があるそうです。編集者のアドバイスとしてそう言う企業を見つけてください、みたいなことを言われていました。
職安で求職者登録しなければなりませんが、他社の求人を閲覧してみてはいかがでしょう。“うちは中高年は要らないよ”と言う隠れされたメッセージを書いている会社は結構あります。また、ハロワから求人問い合わせを受けたときに“想定年齢は35まで”などと話すと窓口だけで聞くことができる備考欄情報に書き込まれます。
自分は応募する側でしたけど、御社に高齢者しか応募がなく、長続きしないのであれば何かしら理由があると思います。高齢者を採用しなければ良いだけの話ですけど、待遇・労働時間など長続きしない理由を見極め、改善されないと結局、同じことの繰り返しだと思います。
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。
補足
具体的な掲載料金が気がかりです。 実際に利用された経営者・人事担当の皆様 ご回答よろしくお願いします。