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負荷心電図検査に関して
負荷心電図検査には、運動負荷心電図検査の他、薬物負荷心電図というのもあるのでしょうか? 心筋シンチグラフィには、アデノシンを使った薬物負荷心筋シンチグラフィ検査があり、よく利用されていますが。 (1)薬物負荷心電図はそもそも行われているのでしょうか。 (2)行われているとしたら、全国でどれくらいの施設で、平均するとどれくらいの頻度で(目安で結構です)行われているのでしょうか。 →日本循環器学会の実態調査には、運動負荷心電図の記載はありますが、薬物負荷心電図の記載がありませんでした。だからやっていないのかと思っていますが。 (3)負荷薬物はなにで、投与量や使用法はどうなのでしょうか。 (4)診断目的は、虚血評価ということでいいのでしょうか。 (5)論文引用があれば、ご紹介いただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
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- Drsaiki
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回答No.1
簡略にお答えします。 ドブタミン負荷心エコーという検査が実際によく行われています。循環器病センターなどのかなり専門的な病院、あるいはそうした病院で研修された先生方が行っています。運動負荷が行えない場合などに、ドブタミン(カテコラミンの一つ)を負荷して血圧・心拍数を上げ、虚血性変化を心エコーで確認する検査です。エコー所見は心電図変化よりも鋭敏に表れる、というところがこの検査の優れたところです。ご参考までに。
補足
せっかくお答えいただきましたが、エコーに関しての質問ではありません。 また、上記記載は、一般の方などの読み方によっては「運動負荷心エコーが行えない場合などに、ドブタミンを使用した薬物負荷心エコーが実際によく行われています」と読めます。 これは明らかな誤りです。 2010年に日本循環器学会が公表した診療実態調査によると、2009年度での運動負荷心エコー実施件数は4,542件。薬物(ドブタミン)負荷心エコーのそれは2,757件です。 他の負荷検査は、運動負荷心電図(トレッドミル・マスター・エルゴメーター)は742,489件。実に100倍です。 いかに負荷心エコーが少ないかがおわかりかと。「実際によく行われている」検査というにはやや疑問です。 但し、この実態調査は、学会もことわっているように、アンケート形式である点に注意が必要ですが、目安にはなります。 また、ドブタミン負荷心エコーは、現在の保険診療上、負荷加算分の請求ができません。 つまり、我々はリスクをしょいながらタダ働きを強いられます。 毎年のように「2,700点の加算が望ましい」という要望は上げているのですが・・・。 せっかくご回答いただきましたが、残念ながら参考になりませんでした。