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停電時の太陽光発電について
- 停電時における太陽光発電の利用制限について疑問があります。なぜ太陽光発電の電力を最大限に活用できないのでしょうか?また、太陽光発電の電力制限は電力会社の圧力によるものなのかも気になります。
- 太陽光発電で発生した電力を停電時に最大限に利用するためには、なぜ1,500Wが上限とされているのか疑問です。一般的にソーラーパネルやパワーコンディショナーを複数台使用すれば電力を増やせるはずですが、なぜそのような設定になっているのでしょうか?
- 太陽光発電で発生した電力を停電時に最大限に活用するための制約があることに疑問を感じています。なぜ1,500Wが電力の上限とされているのか、その理由を明確にすることができないでいるのです。電力会社にも問い合わせたのですが、明確な回答が得られていません。
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No.2の回答者です。 >遠まわしでもいいので教えていただけないでしょうか。 ↑回答の中でも書きましたが、ようはコストの問題です。 余計な機能つけるよりも、シンプルかつ低コスト、これが製品作りに反映されています。 機能が増えるということは、それなりに制御も複雑化しますし、試験にも時間がかかりますので。 で、本題の他の根拠ですが、遠まわしに言うと、内線規定です。 内線規定とは、電力会社が定めている電気工事のルールみたいなものです。 この内線規定に従ってパワコンなどの機器を開発するのですが、ある項目に、矛盾が生じています。 この項目を根拠としている機能があります。 内容は、機器メーカー、電力会社も絶対に教えてはくれないでしょうから、妄想してください。 因みに自分は、この内線規定と、パワコンの仕様書(←ネットで入手)などを読んで、 この矛盾に気がつきました。 また、ベストアンサーがほしくて回答しているわけではありませんので、 スルーして頂いても差し支えありません。 再生エネルギー(太陽光、風力、地熱、などなど)を世の中に広めるため、 一般の方にも正しい知識を持って頂きたく、ご回答を寄せましたことを 最後に申し付け加えます。
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- dor_2112
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No.2の回答者です。 1つ書き忘れていたので補足します。 コンセントの規格は125V、15A、1500wと決められています。 これは、安全に電気を使う為の規格です。 市販のテーブルタップなどを見ても、上限が1500wとなっていることから、お分かりいただけるかと思います。 で、技術的にはこれを上回るものもできますが~の回答に繋がります。
- ts3m-ickw
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>計画停電を想定していなかったからあくまでも非常用として1500Wを上限としていることも想像はできました。冷蔵庫を一時的につなげればいいとかでしょうか。 そのとおりだと思います。 パワーコンディショナに1,500W出力できるコンセントを2組(あるいはそれ以上)作ることはコスト高になりますので、作らなかった、に一票。 自律モードでしか使わない非常用のコンセントですから。 うちはソーラー発電を屋根の上に乗せていますが、夏の計画停電に備えて自動車のバッテリを使った非常用電源を作りました。 フル充電しておけば冷蔵庫を3~4時間くらいは動かせます。夜中でも動かせます。 停電になったらコンセントを手動でつなぎかえます。
- dor_2112
- ベストアンサー率57% (33/57)
まず、電力会社に尋ねても、末端の社員では明確な答えを持っていないので、当然です。 ここで質問せずに、ご自宅に設置した太陽電池メーカーか、パワコンメーカーに尋ねると良いと 思います。 太陽電池メーカー以外だと、SANYO、オムロンあたりが有名どころでしょうか? >自分なりに考え付くのは電力会社からの圧力。 ↑電力会社からの圧力は非常に考えにくいです。 >皆が連係運転を停止してしまい自立運転になってしまったら、東電としては売れる電気が減ってしまうから?(東電に48円(42円)で売電するのも当然無くなるので、東電にとっても都合がいいのでは?とも考えられますがね。) ↑自律運転だと、宅内では発電した電気が使えません。質問にお書きになっているように、 パワコンから電気を直接取り出すしかないです。 もし仮に、自律運転にして、パワコンから直接家庭内の全ての家電製品に電気が供給できるとしましょう。 この時、発電した電気で賄えますから、買電は0です。でも、売電はしませんので、太陽電池を設置した消費者にしてみれば損です。 ここで、売電の仕組みを考えてみます。 太陽電池で発電した電気は、まず、宅内に使われている家電製品などに使われ、それでもまだ 発電している電気が余っていれば、これを売電します。 具体的な数字で示します。 太陽電池で2.0kw発電していて、この時、ご家庭内で(冷蔵庫などで)1.2kw使っているとします。 2.0 - 1.2 = 0.8(kw) 売電できるのはこの0.8kwです。 では、本題に戻ります。 殆どのお宅で、昼間は売電をしています。ということは、 発電量>ご家庭内で使われている電気 という図式が成り立ちます。このシステムですので、 「自律運転でたくさん電気使えるよりも、売電してもらった方が消費者は得」 という考えに至ります。 次に、非常電源コンセントがなぜ1つなのか、という質問についてです。 あくまでも「非常用」ですので、パワーコンディショナーのメーカーは1500wの想定しかしていません。 停電した場合、電気が供給される(復旧する)までの時間は、そんなにかかっていない、という根拠を 基にしたものでもあります。 ※厳密に言うと、他にも根拠はあるんですが、書きすぎるとパワコンメーカーさんに怒られそうなので、 やめときます。 また、パワコンを企画段階から作って世に送り出すまでに2~3年はかかります。 恐らく、パワーコンディショナ作ってる人たちも、「計画停電で大規模な停電が起こる」ということを 想定していないでしょう。 それに、太陽電池で発電した電気は出力が不安定です。コンセントの容量を倍の3000wにしたとしても、 実際に3000wも発電するかどうかは、条件にもよりますが、1日のうちでも数時間しかないでしょう。 技術的には1500wの上限をもっと高くする事も可能ですし、コンセントを2つ、3つと、増やす事も 可能です。 でも、そうする事によってパワコンのコストが上がります。つまり、初期投資費用が上がると言うことです。 試験も色々と必要です。 制御機能も見直しを迫られます。 そこで、営業(または経営)判断になります。 「そんなに頻繁に停電しないので、コンセントは1個で1500wまででいいや。」 この結論に至っていると思います。 原発停止や計画停電をはじめとする、商用電力のあり方が変わってきました。 近い将来、考え方を変えたパワーコンディショナが誕生する可能性は十分あります。 その一つとして、非常用コンセントが2つになる可能性だって十分にあります。 設置した太陽電池メーカーさんやパワーコンディショナのメーカーさんにご意見してみてはいかがでしょうか? 明確な回答にならず、申し訳ありません。
補足
とても詳しくありがとうございます。 BAにさせていただきたいのですが、どうしても、 「※厳密に言うと、他にも根拠はあるんですが、書きすぎるとパワコンメーカーさんに怒られそうなので、 やめときます。」 が気になってしまって。 遠まわしでもいいので教えていただけないでしょうか。 よろしくいお願い致します。
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よくわかんないけど、太陽電池は直流発電で、 交流に変換する部分の能力の限界が15Aなんじゃないの?
お礼
とても詳しくありがとうございました。 ただ、電気関係に特に弱い私には全てを理解することは無理であるということもわかりました。 私の現時点での理解は、間違っているかもしれませんが、 系統連系規程という基準に基づいてパワコンが開発されていて、興味があったのでその規程を購入してみたのですが、やはり素人に理解できるようなものではなく、 結局のところ新しいものを開発するのは色々と大変な事であり、計画停電の想定なんて当然のことながら全く想定はしていなかった訳でして、今後はそのようなことも考慮されたものが開発されてくるのかなと。今後どのようなものができてくるのかが楽しみです。 このたびはありがとうございました。 変な文章ですみません。