放射能の消滅処理について教えてください

このQ&Aのポイント
  • 放射能の消滅処理技術とは、高レベル放射能性廃棄物を短い半減期を持つものに変換する技術のことです。
  • 消滅処理技術は、超ウラン元素を専焼高速炉中や高速増殖炉中で中性子を照射することにより、半減期の短い、または放射能を持たないものに変換します。
  • 現在、消滅処理技術は研究段階にありますが、実用化に向けての進展が期待されています。
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放射能の消滅処理について教えてください

高レベル放射能性廃棄物の処理が問題になっています。 ネットで検索したところ、次のような「消滅処理技術」があると説明されていました。 「消滅処理技術開発では、群分離された超ウラン元素を専焼高速炉中や高速増殖炉中で中性子を照射したり、加速器により陽子やガンマ線を照射することにより( 図3 )、半減期の短い、または放射能を持たないものに変換しようとするものである」  「群分離」は、同じ元素を取り出すことだと思います。  ただ中性子を当てることで、なぜ半減期の短いものに変化するのかが説明されていません。  そのへんを説明できる方いらっしゃいますでしょうか?  またこのような技術はどこまで研究されているのでしょうか?  実用段階に近づいているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ymmasayan
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回答No.1

中性子を当てるとなんでもかんでも半減期が短くなるわけではありません。中性子、陽子、γ線など核種に応じた選択を行うわけです。 あなたが検索された文献にもあるとおりまだ研究の緒についたばかりのようです。

epkakpe
質問者

補足

 ありがとうございます。  基本的な考えとしては、核種に応じて、中性子、陽子、γ線などを照射し、核種を励起(?)させ、エネルギー(放射線?)の放出を促すということですか?  言葉使いなど含めて間違っていたら、ご指摘してくださると助かります。

その他の回答 (1)

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.2

No.1です。 中性子、陽子、γ線などを当てて核分裂を起こします。 そして別の(放射性)物質に変換します。

epkakpe
質問者

お礼

ありがとうございます。 核分裂を起すわけですね。 するとそのときに出るエネルギーを利用できそうですね。 まだ実現していない(と思う)ということは、難しい技術なのでしょうね。

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