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スウェーデンは大変いい国と思っていましたが…
スウェーデンという北欧の国がありますが、この国は世界に先駆けて女性の社会進出が始まり、何事においても完全に男女平等が実現され、完璧で公平且つ平等な高福祉国家であり、全ての弱者を救う理想的な国だと理解していました。 要するに、地球上で最も、いわゆる進んでいる天国に近い国とのイメージを持っていました。 ところが、この国の今の現実は、天国どころか地獄のような国になってしまったというのは本当なのでしょうか。 少子高齢化と度を越えた福祉拡大化で、財政が破綻し、家庭と家族が崩壊し、犯罪が異常に多発するという最悪の荒んだ超犯罪国家になってしまっているというのは事実なのでしょうか。 スウェーデン人と結婚し、長くスウェーデンに住んでいる友人から知ったのですが、信じていいのかどうかと思い、質問させていただきました。 とにかく、真実を知りたいのです。 なお、もしそうであるならば、理由、原因なども含めて回答くださいますようよろしくお願い申し上げます。
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- BadCompany
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平等思想の背景について日本を参考にアドバイスになればと思い書かせていただきます。 スウェーデンや日本のように、平等教育や福祉制度などは社会主義的な考えを基盤としているため、社会主義の負の部分が目立つようになってきたのかもしれません。 社会主義や共産主義は、平等思想が根本にありますが、行き過ぎた平等思想は得てして悲劇を生んでいます(レーニン時代の旧ロシア、カンボジア、北朝鮮など)。唯一成功している例はキューバでしょうか。 日本の場合は、護送船団方式や保護貿易など、全体主義的な制度と、それらを立案する官僚によって今日まで成り立ってきました。 社会主義国家である中国でも、中国共産党と人民開放軍による官僚指導の政治が行われています。 今の日本は官僚指導による制度疲労がピークに達していると思います。平等思想がなぜ官僚支配の社会制度になるのでしょうか。 マルクスの共産党宣言に大きな影響を与えた本が、ルソーの人間不平等起源論といわれています。 ルソーはその本の中で、平等のためならテロも許されると述べています。 フランス革命を美化する人がいたら、気をつけてその人の言うことを聞いてください。 平等を実現する手段にテロを正当化する思想は、このルソーの影響が強いといいます。 ルソーは平等を実現するためには、すべての国民が国家と契約し、国家が死ねと命じたら死ななければならないと述べています。 また、人民主権の立案者は一般意思を体現した一部の独裁者によってなされるべきと述べています。 平等思想がもたらす負の側面について書かれた、分かりやすい本としては「中川八洋著、 正統の哲学 異端の思想、徳間書店」、「渡部昇一訳、絵解き ルソーの哲学―社会を毒する呪詛の思想」などがあります。 戦前戦後の日本の俯瞰図的視点を与える著書としては「堺屋太一著、東大講義録 ―文明を解く―」があります。 http://www.ifvoc.gr.jp/new_page_165.htm
スウェーデン製の紙おむつは高齢者の自立と尊厳を保つように工夫されていてなかなか感心します。一方で、スウェーデンは高福祉により破綻し、失業率も高いというのは、日本の医療・福祉関係でも定説として捉えられているように感じます。(今は4~5%くらい:参考URL) 2003年に外相も刺殺されていたんですね(参考URL) 外務省のスウェーデンのページ添付します。 答えになってなくて失礼しました。
- sophia35
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こんばんは! 私の知人もスウェーデン在住ですが、やはり住むと聞くとじゃ大違いと言ってますね~(^_^;) 以下のURLで、実際に在住していた方の日々の徒然を書いたHPがありました。こちらの「喜怒哀楽」と言うコラムの中で、ご質問に関する回答に近いものが書いてありますので、どうぞご参考にされてみてください。 その中の「1/28犯罪あれこれ」と「9/6税金」は特に必見でしょう。今のスウェーデンの国内事情が日本人の観点からわかりやすく伝わると思います。
これから超高齢化社会を迎えるべき わが日本国。そのお手本として注目されているのが、北欧の国々ですよね。介護良し。大学良し。キシリトール良し!……我が国では理想郷の様に語られがちです。 しかしてその実態やいかに……これはあまり知る人がないのかも知れません。近年、海外旅行は暖かい地域が流行であるようですし、日本とのかかわりや、あまり明確でないですね。かく言う私も知らない人の一人ですから、お答えには遠く及びません。 ただ財政は危ないという話は耳にしますね。なるべくしてなった道です。グローバリゼーションの時代、だからこそさまざまな地域の多様性を尊重しなければなりません。住めば都。この国でさえ、「狂っている」と論ずる人あれば「幸せだ」と言う人もいます。 お力になれませんでしたね。ほかの方が訪れるのを待ちましょうか……。