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PtRu/Cについて

燃料電池の本の中によくPtRu/Cについての記述をよく見かけます。アノード触媒に使われ、「メタノール酸化活性が高い」との記述から原料はメタノールが使われているというのはわかったのですがそもそもなぜPtRuがメタノールの酸化を活性にさせるのでしょうか? 具体的に教えてほしいです。

みんなの回答

  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.1

固体高分子型燃料電池(PEFC)にメタノールを原料にするものもある、というだけです。これをDMFCといいます。PEFCの燃料は普通は水素です。 添付のサイトをご覧下さい。アノードでおこる反応が書いてあります。 http://seimitsu.shinshu-u.ac.jp/prosys/research/DMFC/DMFC_top.htm この反応でPtがCOによって被毒されてしまいます。それでうまくCOを表面からどけてやる必要があります。そこに書いてあるようにRuは Ru + H2O → RuOH + H+ + e- Ru-OH + CO → Ru + CO2 + H+ e- となってCOを酸化して除くのに役立っているのです。

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