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原発 早期 廃絶 (全廃) 具体案は? 2

本件は「原発 早期 廃絶 (全廃) 具体案は?」http://hatsugen.zakzak.co.jp/qa6705689.html というアンケートの第2弾です。 寿命が近付く浜岡原発の停止が発表されたとは言えm政府の原発建設推進計画自体には変化がありませんし、モンゴルに原発と共に核燃料製造施設と核廃棄物処理施設の建設を行って推定ウラン埋蔵量 150 万トンと言われるモンゴルを世界三大核燃料輸出国に育てる一方で日本の核廃棄物処理を委託して核燃料の安定供給をも図る計画が報道されたように、原発廃絶への道は極めて困難であり、廃絶しても解体した施設からの核廃棄物処理を、既に飽和状態となっている六ヶ所村でどう行うのかという問題も残ります。 前回のアンケートでは貴重な御意見を数多くいただきましたが、原発建設推進計画を廃止に持ち込む有力な代案は未だに得られていないと考え、引き続き皆様の御提案をいただきたく存じます。 東電は福島原発被害補償費と原発事故によって値上がる保険料支払いのために大幅な電気代値上げを余儀なくされている筈であり、国が大量の血税を投入して増税してもなお電気代値上げは避けられないでしょうし、東電が値上げすれば他電力会社も電気代値上げを行うことは必至であり、国民には「原発増加」「増税」「電気代値上げ」のトリプル・パンチが襲ってくることになるだろうと推測します。 90 年代後期の金融危機時に大手銀行などに対して投じた 12 兆円余の救済金は 10 年余の返済期間を経て 1 兆 5 千億円の利益を国庫にもたらしましたが、東電に対する救済金は電気代の大幅値上げという形でしか返済されないものです。 浜岡原発停止を受諾した中部電力が現在休止させている火力発電所を稼働させるための人員や追加燃料の確保に数ヶ月かかるとしていることからも、火力発電所の再開には数ヶ月の猶予が必要であることが判りますが、取り敢えず今夏以降の電力消費低下に伴って幾つかの原発を停止させ、来夏の電力消費増加に向けて更なる節電を呼びかけつつ休止中の火力発電所再開を準備する余裕はあるでしょう。 問題は来々夏以降の電力消費増加に対応可能な代替発電力をどう準備するかです。 水力発電所や地熱発電所及び港湾部の潮力発電所は建設期間が長期に渡る上に原発分の電力を代替するには多数の発電所を建設しなければならず、来々夏には到底間に合いません。 私の提案は・・・ (1) 電柱の所有権を地方自治体に委譲して六本木ヒルズのような小規模発電会社の参入を助長する。(これは新法の施行だけで動き始めますので来々夏には地域限定ながらも実効力があるのはないかと思います) (2) 大手ガス会社が旧プロパンガス会社をガス発電会社とする地域密着型小規模発電会社に移行させて発電燃料となるガスを卸す市場開拓を行うと共にその発電機となる多種天然ガス燃料中型ガス・タービン発電機の開発を支援、長期的には従来の火力発電よりも低コストで発電できる可能性があるメタン・ハイドレート・ガス発電への移行を牽引する。(都市ガスの普及に伴って減少するプロパン・ガス会社をガス発電会社にすることによって大手ガス会社は新たに発電用ガス市場を獲得することができることから、早ければ来々夏に実験的な規模の発電会社をスタートさせて発電網の拡大を始めることが可能でしょう。) (3) 既に駅前街灯などに実用化されている風力発電機と太陽光発電機を備えた街灯に LED 電灯と余剰電力フィード・バック機構を組み込んだものをベースとした大型/中型/小型の各種システムを国交省及び地方自治体が大量に発注してシステムの低価格化を促進、店舗の照明看板や家庭の非常用電源 (100V 回線 1 本を非常用コンセントとして各部屋に分岐させる) として普及させる。(家庭用には高価なプロペラ式風力発電に代わってオイル・ダンプ型マニ車式風力発電にすればコストを大幅に引き下げることができるのではないかと提案します) (4) 高効率ながらも高価な固体結晶構造を採らずに低効率ながらも安価な樹脂被膜層で実現可能な色素増感型太陽光発電パネルの大量生産プロジェクトを推進して交通網の遮音壁や家屋の屋根材などに用いる法的環境を整備する。(これも推進されれば来々夏には実験段階に入れるでしょう) ・・・というもので・・・ 前回のアンケートでは私の書き方が拙かったのか、私が提示した番号に沿って回答者さん達が御提案を提示されていましたが、番号付けは読み易いように工夫しただけのものあり、皆さんは自由に御提案くださって結構です。 なお、来々夏 (或いは 3~4 年後) の電力消費増加に間に合わない中長期的な代替発電システムの御提案は今回は控えていただき、短期的な準備期間で間に合う代替発電システム、または最終的には中長期的計画となるものの一部は短期間で始動可能なシステム及びそれらの法的支援案などを御提案いただければと思います。 また、引き続き「お気に入りに登録」または「ブックマーク」して御支援いただければ幸いです。

みんなの回答

回答No.3

ここでは具体案に対する一層の具体化を期待して疑問点だけ指摘します。この懸案ですと、みんなが賛成してしまうかもなので、あえてこうさせていただきます。 お気を悪くなさらず。 電力供給時に問題となるのは コスト 安定性 柔軟性 供給範囲 電力量 ですね。 まず懸案1について。 電柱の送電網は複雑でして、東電所有もあれば、NTT所有もあります。所有権を譲るのはNTTはうんと言わないでしょうねぇ。 また、自治体ごとに送電してるわけではないので送電の境界の問題でもめること間違いなしです。 懸案2 発想は大変面白いです。しかし、小さい企業で個々にやるほどコストがかかるのをお忘れなく。送電量の調整も、会社が小さいと大変かと思います。 懸案3は、うまくいけば問題ないかと・・・。 懸案4 いっそ、やってしまえと海外にも進出! 至らない点があればご指導ご鞭撻お願いします。

HALTWO
質問者

お礼

御回答有難うございます。 >お気を悪くなさらず。 いえいえ、とんでもない。 問題点を指摘していただくことも大歓迎です。 >コスト 安定性 柔軟性 供給範囲 電力量 その通りでして、正にそこで悩んでいます(笑)。 他の殆どの発電所や工場が大事故を起こしても「失われた人命以外はなんとか取り返しが付く」ものであるのに対して原発事故は永久に住めなくなるとか子々孫々にわたって遺伝的損傷を被るといった「取り返しの付かない」事態が生じる点で他者と同一に判じることはできないものだと思うのですが、私一代だけの「良い思いをして暮らせるか否か」にスポットを当てると「コスト高になるものは避けたい」という願望が第一に来てしまうものです(汗)。 >電柱の送電網は複雑でして・・・ そうなんです。 だから「自民党はぶっ壊すっ!」と叫んで郵政民営化を進めた小泉首相みたいに国の政治レベルから大改革が必要になります。 そのためには「政治家達にとっても旨味のある誘導」で複雑な送電網の問題を一気に解決できないかと(笑)・・・ >小さい企業で個々にやるほどコストがかかる・・・ さすがに 0 グラムの商品を売って個人が大富豪になれるソフトウェア業界を見習えとは言えませんけれど(笑) 考えようによっては電力商売も 0 グラムの商品を売っているわけで、設備コストを東京ガスに援助して貰って地域密着型のプロパン・ガス屋さん達が東京ガスから天然ガス燃料を買って商売する中小発電会社に転進する道はないかなと・・・(汗) >発想は大変面白いです。しかし、・・・ 有難うごさいます。 これも PC ネットワーク (インターネット等) の個人互助網をヒントにした考え方です。 >いっそ、やってしまえと海外にも進出! 有難うございます。 実は化学畑の人間だったのですが、色素増感発電塗料とか酸化チタン被膜に関してはド素人なもので(汗)・・・ オイル・ダンプ型マニ車式風力発電機については暇と金ができたら研究して特許取ってみたいですね。 特許は別件で 1 件取った経験があるのですが、弁護士に頼らずに特許庁に何度も通って自分だけで取得するにしても国際特許には 20 万円余りかかるんですよね・・・トホホ。

HALTWO
質問者

補足

本案件は長文になってきたことと質問項目が他の項目に埋もれてきたことから一旦終了させ、新たに http://hatsugen.zakzak.co.jp/qa6735128.html に第 3 弾を立てさせていただきました。 引き続き御意見をくださいますよう御願い申し上げます。

  • zxc55
  • ベストアンサー率20% (160/776)
回答No.2

今年度からPanasonicとかNECとかは家庭向けの蓄電システムを商品化すると言っています。そうなれば各家庭に設置する太陽光発電はかなり実用性が高まると思います。今回の計画停電で、マンションなんかはエレベータも止まるし、ポンプが動かないので水道も出ないとか、自動水洗のトイレなんかも流れなくなったので、ビル単位でも屋上とかに発電と蓄電システム導入というのが増えると思います。まず、一般家庭の電力会社依存度を下げ、発電蓄電システムの普及政策を実施してもらいたいと思います。 あとは企業の電力需要ですが、電力会社を送電と発電会社に分けて、発電会社の民間参入を容易にしたうえで、あなたの提案でいいと思います。ただ、不安定な自然エネルギー活用のためには、大規模蓄電設備が必要ですね。個人的には原子力が無くても電力に関しては自然エネルギーと蓄電技術の活用で将来的には無問題だと思っています。

HALTWO
質問者

お礼

語は回答有難うございます。 おおおっ! 早速 Panasonic や NEC を調べてみます。 在米時代は別の目的で・・・Audio と PC で(笑)・・・数基の車用 Battery を充電して使っていたのですが使い勝手が悪くて(笑)・・・。 燃料電池がどうなったかも興味がありますね。 90 年代末期には東芝とか CASIO とかがメタノール燃料半導体型電池を開発していました。 現在の発電システムは原子力にしろ火力にしろ最終的には電気モーターを回して発電することからエネルギー変換効率 50% を超えるものがないのですが、半導体型燃料電池は 50% を大きく超える (確か 80% ぐらいまで行っていたと記憶します) 効率を実現していて携帯電話や Note PC の充電池として真剣に実用化が望まれていました。 結局、電化製品に用いるには高温の水蒸気やそれが冷えた水滴をどうするのかという問題、メタノールやエタノールを駅のキオスクで販売する際に純度をどうするのかといった問題などを考慮しているうちにリチウム充電池が実用化されてしまったことから話題に上らなくなってしまったのですが・・・。 電化製品用充電池ではなく家庭向けの蓄電システムや発電システムであれば家電メーカーのお蔵入りになった研究成果も活かせますね。 その辺りもまた調べてみようかと思います。 >不安定な自然エネルギー活用のためには、大規模蓄電設備が必要ですね。 大規模蓄電設備よりも予備発電システムとして大規模太陽光発電システムや風力/地熱発電システムを公共或いは企業が持ち、蓄電部分は「(家庭を含む) 安全な小規模蓄電システム」をネットワーク化して融通し合うのはどうだろうかと思っています。 発電システムを持っていなくても (勿論持っていることに越したことはないのですが) 節電している家庭は余剰の電力を家庭内蓄電システムから外に向かって「売る」ことができるというシステムです。

  • artistry
  • ベストアンサー率52% (20/38)
回答No.1

今回、浜岡原子力発電所が運転停止の命令をしましたね。 もし、浜岡で何かあったら、東京(政治家が住んでいる所)が、放射線物質で汚染されるから止めたのかな? 原発 早期 廃絶 (全廃) 具体案ですが、やはり、国民が一致団結とまでいかなくても、半数が原発反対の意思を示さないとだめだと思います。 原発推進を訴えた政治家には絶対投票しない! 原発の代替え案を公約に掲げた人を当選させてあげるという意思表示を全国でおきたら、超党派で、原発中止に動くと思います。 そういっても、地元の顔だからとかいって、当選される政治家は殆ど同じ人・・・。そして原発問題も継続となる。。。 やはり、原発問題をokする政治家は落とさなくてはダメだね。

HALTWO
質問者

お礼

御回答有難うございます。 >原発の代替え案を公約に掲げた人を当選させてあげる というくだりに共感を覚えました。 ・・・とは言え政治家は人脈の海を泳いで捉えた政策を実現に向けて開花させるのが仕事のプロフェショナルであって政策を創造する者と期待してはならないでしょう。 政治家に政策を考えさせようとするとスッカラ管みたいな事を突然言い出したり、官僚の意のままに流されたりするものでしょうから、政策は我々有権者が提示すべきものであろうと思います。 有力な企業を巻き込んで官僚をも納得させられる代案を作り上げることができれば、それこそ「>超党派で、原発中止に動くと思います。」ということになるでしょう。 如何に「>原発問題をokする政治家」と言えども「原発以上に旨味のある発電案」があれば乗ってくるのではないでしょうか?・・・私は公社の民営化や携帯電話のような新技術の普及といった国民全体の利益に大きく貢献するのであれば「この代案に乗っていれば次の選挙資金も安泰」ぐらいの旨味を含む、程良く熟成された (腐った(笑)) 政治でも良いと思っていますので、こちらの陣営に加わる政治家達への餌も考慮した代案をまとめられれば・・・と願っています。 幸いインターネットには有名無名を問わず、各界の専門家、有識者達がアクセスしており、皆さんの中から有力なアイデアを出せる方が必ずいらっしゃると信じていますので、そのアイデアを実現に向けて前進させるべく、更なる御意見をいただきたいと存じます。

HALTWO
質問者

補足

質問の冒頭に 「寿命が近付く浜岡原発の停止が発表されたとは言え・・・」と書きましたが、情報が誤っていたのでここに訂正します。 浜岡原発は 1 号機 1976 年製 停止済み 廃炉決定済み 2 号機 1978 年製 停止済み 廃炉決定済み 3 号機 1987 年製 定期点検による停止中 4 号機 1993 年製 稼働中 5 号機 2005 年製 稼働中 でした。 中部電力の浜岡原発全面停止決定に伴って停止させる原発は (3 号機は既に停止済みですので) 4 号機と 5 号機ということになり、どちらも「寿命が近付いているわけ」ではありませんでした。 3~5 号機の停止は「もしも福島原発のようなことになったらその補償額は到底支払えるものではないことから、福島原発のようにならないための補強・安全対策を施すまで停止させる」というのが正しい理由のようです。

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