Wi-Fi と Wimaxがよくわかりません！

質問

通信オンチなものでよくわかりません。
どなたかわかりやすく教えてくださいませんか？

回答No.3

parts · ベストアンサー

Wi-fiというのは、Wi-fi Allianceという団体で認証を受けた構内無線LANネットワークのことです。
一般的には、IEEE802.11に属する通信規格に関して規格を普及させたり、各機器同士の通信互換性、安全性を高めるために設立された団体で、その団体のルールに準じた機器をWi-fiというブランドを付けて販売しているのです。

この通信は、有線の家庭内、または企業内ネットワークであるLAN（Local Area network/構内通信網）を無線に置き換えたものであり、それ自体は閉鎖（特定のルールがなければ、インターネットに繋がらない）されたネットワークの構築に使われます。この環境でインターネットに繋ぐには、インターネットゲートウェイ（インターネットの出入り口）となるルータやサーバが必要となるのです。
最近、出回っているWi-Fiルータというのは、回線交換を行うゲートウェイ機能を持つ無線機器のことで、別途他の通信回線がある場合にそこと通信を仲介するものを意味します。この機能があると、無線機器を同時に複数１つの通信回線で接続できます。

通信は2,4GHz帯と5,2/5,3GHz帯を使う2規格があり、2,4GHzは屋外でも使えますが、5GHz帯は国内では電波法に基づき屋内でのみ使えます。通信速度は、現在11Mbpsのb規格、54Mbpsのa（5GHz）とg（2,4GHz）、そして最新規格のn（1ch辺り150Mbps程度）の規格があります。

Wi-fiそのものは、上記のようになります。
問題は、Wi-fiが近年携帯電話関連でも使われるようになったことで、意味が分からなくなることでしょう。

携帯電話会社などがWi-Fiルータなどを販売していますが、これは携帯電話で使う通信をWi-Fiルータ経由で仲介し、携帯電話以外の機器（例えばパソコン、スマートフォン、ゲーム機など）でも同時に使えるようにするための装置です。近年のスマートフォンを始めとする携帯の一部または多くには、無線LANによる通信機能を備えているものがあります。
この無線LANと携帯電話の通信（3G通信のW-CDMA、CDMA　EV-DO上位規格または3.9GのWiMAX<後述>/LTEなど）をブリッジという通信仲介技術でリンクさせ、電話機以外の他の機器もその携帯電話機器の通信機能でまかなうことができるものがあります。（一部のWi-fiルータは、別途通信カードが必要です）

尚、一部飲食店や鉄道会社では、こういった機器がなくともWi-Fi準拠の機器でインターネット接続が、無償、または優勝でできるホットスポットサービスを提供している場合があります。

そういったものを効率的に使う際に、使えるのがWi-Fiルータです。バッテリ内蔵のものもあり、4～5台程度の機器をインターネットに接続できるのが特徴です。即ち、Wi-fiそのものは、インターネットに必ず繋がるものではなく、どこかへの通信経路を確保するためのものです。その先にインターネットに接続できる回線があれば、インターネットに繋がりますし、なければ閉鎖された通信環境の中のコンピュータ機器と通信ができます。

一応無線LAN（Wi-Fi）の仕様です。

規格/IEEE802.11準拠
通信周波数　2,4GHz（b/g/n）、5,2/5,3GHz（a/n）
通信速度/11Mbps～150Mbps（ベストエフォート*）/nチャンネルボンディング、MIMO時最大450～600Mbps（ベストエフォート）
秘匿通信／可能<絶対必須ではない>、アクセスポイントとの認証キー照合交換方式（PSK）、EAP、RADIUS認証なども可能。
通信飛距離／数十メートル～
通信目的／構内通信
サービス契約／ホットスポットは一部有料だが、原則無料、手軽に家庭での構築も可能、

*最大速度を保証しないこと。

次に、WiMAXです。
これは、国内ではKDDI系のUQ WiMAX（Au系）と独立会社（一部地域のみ/地域WiMAX）、そして経営上の問題で遅れていますが、現在ソフトバンクの支援で再建中のWILCOMから分離予定の会社（Core XGP)などがサービスを提供またはサービスの予定をしています。現時点での全国展開はUQのみです。
通信方式は、IEEE802.16と呼ばれる規格に準じておりIEEE802.11に属する無線LANとは別の規格です。元々、光ファイバー回線などが普及していない地域で、コストなどの都合で光敷設が即座には困難な地域のために開発された、ラストワンマイル向けとして誕生。即ち、インターネット接続に使う電話回線を無線化した物と思って下さい。ただ、無線電話回線にしては、圧倒的な速さがあり、さらに通信飛距離も１つの基地局で数キロ～十キロ単位でカバーできるほど強力な通信距離があります。

現在は、携帯電話の次世代規格（第4世代）一歩手前を意味する3.9Gとも呼ばれています。（3.9GはLTEとWiMAXのみ）即ち、携帯電話の次世代規格となります。実際には、WiMAXはインターネットに使うIP通信がメインとなります。電話サービスの3.9GはLTEとなります。

通信速度は、初期の規格で最大40Mbps、現在モニター中のものでも倍ほど、そしてその次世代の規格では平均速度で倍以上～5倍の最大速度を発揮する見込み。周波数は、国内では2.5GHz～2.6GHz帯域を利用し、2～10Km程度のエリアを一つの基地局（アクセスポイント）でカバーできます。ただし、無線LANに比べると、通信の性質が異なり、壁越しの通信などは少し苦手です。

基本的に、インターネットに機器そのものを接続する目的に使います。
現在は、Auブランド機種の一部スマートフォン以外では、電話機能も兼ね備えたものは、ありません。
それ以外は、通信専用のカード形状やWi-Fiルータ型となっています。

尚、WiMAX通信は規格上海外でも使える場合があります。周波数など違いがないことが条件で、尚かつ海外では別途海外の電話会社とプリペイド等契約が必要です。

仕様
規格/IEEE802.16準拠
認可周波数／2545MHz～2575MHz（XGP）、2580～2590MHz（地域）、2595～2625MHz（UQ)
通信速度/20Mbps～40Mbps（ベストエフォート*）
秘匿通信／原則標準、EAP、RADIUS、PPPなど
通信飛距離／数キロ～50Km
通信目的／IP通信、インターネット、ブロードバンド有線電話回線の代替
サービス契約／原則必須の有料サービス、価格はパケット重量よるものと、定額制の2種類がある。

お礼

大変詳しいご説明に感謝。なかなか難しいですが
なんとか素人の私にでもボヤっとわかってきました。
回答ありがとうございました。

回答No.2

hosakaing

ざっくり言うと、
PC→Wi-Fi（無線LAN全般）→WIMAX機器（ルータ）→WIMAX（電波）→インターネット。

もしWIMAX内臓PCだと
PC→WIMAX（電波）→インターネット

Wi-Fi＝無線LAN
WIMAX＝WIMAX機器とインターネットをつなぐ電波網
厳密には違うと思うけど、この程度に覚えればいいと思いますよ。

WIMAXってネット接続の光回線やADSLと同じ。
光回線などは有線でネット接続業者に接続してるけど、
WIMAXは無線でネット接続業者に接続。
有線か無線の違いです。

お礼

わかりやすい説明に感謝しております。
回答ありがとうございました。

回答No.1

nandemoyasan2

これ見て下さい

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437821504

お礼

今、見てまいりました。
回答ありがとうございました！