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福島原発3号機は核爆発なら被害範囲はどれくらい?
福島原発3号機は核爆発なら被害範囲はどれくらいになるのでしょうか? 音速を超える速さで広がっていくと聞きましたが、それだと14日か15日には、関東や名古屋、大阪にも、九州にも来ていたのでしょうか? プルトニウムやウランを含む物質がアメリカ西海岸やニューイングランドでも確認されたとのことですが、それよりもっとひどい値の放射能を日本国全体が浴びたと言うことでしょうか? 現在はキセノンが毎日のように日本国を覆っているようですが、半減期5日と短く、危険なようですが、そちらのほうも実際は人体にどのような影響を与えるのか教えて欲しいです。 おねがいします。
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No.3です。「お礼」の中の質問に対してお答えします。 今回福島原発敷地内で検出されたプルトニウムはアメリカのプルトニウム爆弾のプルトニウムと同じプルトニウムです。体内に入っても危険は無いというのは嘘です。体内にはいったら大変なことになります。一旦体内に入ると二度と取り出すことは不可能で遅かれ早かれ高い確率で癌や白血病になるでしょう。絶対に吸い込んだり皮膚に付着させたり体内に取り込んだりしないようにしないといけません。 プルトニウム爆弾の爆発では核物質が何百万℃という超高温の状態になり巨大な火の球になってしまいます。それで、プルトニウムは金属でも気化して大気中に撒き散らされます。いっぽう福島原発の場合は懸命に炉心や使用済み核燃料プ-ルの冷却をおこなっている為に核燃料の温度は大体400℃くらいまでで収まっています。この温度は高温ですがプルトニウムが蒸発する温度(数千℃)よりは低いのでこのままではプルトニウムは気化しません。敷地内で検出されたプルトニウムは多分炉心内で燃料が攪拌されてこすれて粉になったものが水蒸気と一緒にでてきているのだと思います。これだと同じプルトニウムでも気化していないので比較的大きな粒になっていると考えられるので比較的遠くには飛散しにくいと考えられます。 プルトニウムはヨウ素やセシウムやストロンチウムより半減期は長いですが毒性は圧倒的に大きく非常に危険です。これは放出される放射線の種類にも関係しています。ヨウ素・セシウム・ストロンチウムなどは主にβ線による毒性が人体に害を与えますが、プルトニウムはこれに加えてα線によっても害を与えます。α線は紙一枚で防げるということで、ちょっと考えるとそんなに弱いのなら大したことはないではないかと思われがちですが、逆をいうとそれだけ狭い範囲で全てのダメージを与え続けるということですから、皮膚に付着したり、吸い込んだり、体内にとりこんだりすると大変なことになります。これを防ぐために、放射線量の多い場所では単なる放射線だけではなく、プルトニウムのような超有害な物質も存在してもおかしくないと想定してある程度以上の空間線量率の場所では避難するようにと指示がでているのだと思います。 魚介類への放射能の蓄積はおおいにあり得ます。小女子のような小魚を食べた中型や大型の魚にストロンチウムのような放射性物資が蓄積する可能性は高いです。今後政府は、小女子だけでなくその他の魚介類や海藻などもモニタリング検査を継続して放射能を含んでいないか常に情報発信してもらいたいです。海水中の放射性物質は自然に半減期で減ることの他に、海の深いところに沈澱したりすることでも減っていきます。チェルノブイリ事故の場合は、大体2年くらいで海水はもとの放射能レベルに戻ったようです。
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- Mumin-mama
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直接の回答ではありませんが、 参考まで、 7:21~ 3号機です http://www.youtube.com/watch?v=lemHgJLlZ2E&feature=related チェルノブイリとの比較で見にくいところもありますが、1:29で止めて見て下さい。 http://www.youtube.com/watch?v=r9E0mDtBucw&feature=related http://www.youtube.com/watch?v=oN5qL09JtDQ ドイツ国内でも核爆発と専門家が最初から言って、毎朝風向が発表されていました。 日本とはかなり温度差のあった報道でした。 パニックでの死亡者が出なかったのは不幸中の幸いかも知れません。 政府も正しいことを国民に伝えて、子供や若者達を守って欲しいものです。 お邪魔してすみませんでした。
- mdhcf960
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確実に言えることは、原発は絶対に核爆発はしないということです。どんなに頑張って意図的に核爆発を起こさせようとしても絶対に無理です。核爆発を起こさせる為には、一定時間超高温超高圧の状態を炉心で維持しなくてはなりませんが、商用の原子炉ではせいぜい100気圧くらいまでしか圧力を保持できず、それ以上になると逃し弁というのがあってそこからガスが抜けてしまうので核爆発に必要な超高温も超高圧も維持できません。核分裂が起きても核燃料が溶けて沸騰して終りです。 その代わりと言ってはなんですが、核爆発は起きなくても長期間核反応が持続してなかなか止まらないという事態はあり得ます。現時点では、炉心の冷却を頑張ってやっているので核分裂反応は停止状態を維持できていると考えられています。 原発は核爆発はしないとして、核爆弾ならどうかということを考えるとそれでも10km以上外までは放射線は届きません。これは、空気が放射線を遮蔽するからです。空気は意外と放射線の遮蔽効果をもっていて10kmの厚さの空気というのは数メートルの厚さのコンクリート壁に匹敵する防護能力があり、放射線を殆ど完全に遮断してしまいます。ただし、放射能は風に乗って流れてくる可能性があるので注意が必要です。 プルトニウムやウランの放出は用心せねばなりませんが、現時点では検出されても微量と考えられるので、立ち入り禁止区域外では心配の必要はないと思われます。 キセノンは、半減期も短いですが放出される放射線のエネルギーも比較的低く、体内にも蓄積しにくい物質なので余り気にする必要はない種類の放射性物質ということになります。
- kokubosino
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あれを核爆発というのなら、今の状態です 東京ではなんら影響は無い 風向き、というのがありますから日本全土に放射能の影響はありません 半減期5日なので危険ではありません、キセノンなんてそこらじゅうにありますし デジカメのピカッと光るフラッシュにキセノンが封入されています。
お礼
ありがとうございました。 キセノンは常時日本を覆っているので、とても不安でした。 半減期の短いものは安全なんでしょうか? 半減期の長いものの方が安定していて、壊れにくいので、放射線を発しないと聞きましたが、この考えは違うのでしょうか? 海のものなどもストロンチウムというカルシウムに取って代わる恐ろしいものだそうで、もう魚は食べないほうがいいんでしょうか? 野菜も2000ベクレルまで許容範囲だそうですが、ヨウ素129などだと毎時600億個の原子が体内で壊れ、被曝するそうですが、危険はないんでしょうか?
- ultraCS
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取り敢えず核爆発をしたという前提が間違っているので答えようがない。
お礼
ありがとうございました。 イギリスのえらい人(多分)が1号機は水素爆発で3号機が核爆発だといっていたので、とても心配でした。
お礼
ありがとうございました。 核爆弾と言うと、アメリカが中東に落としたプルトニウム爆弾で多くの子供がガンや白血病になったと「春の足音」さんのブログで読み、写真も載っていました。 その際に、プルトニウムなどの放射性物質100パーセント除去浄水器を使ったアメリカ軍の下っ端以外はアメリカに帰ったあとも元気で、使えなかった下っ端はガンになったと読みました。 今回のプルトニウムとアメリカ軍の行ったプルトニウムはどう違うのでしょうか? プルトニウムは半減期がとても長く、安定しているそうで、体内に入っても特に危険はないそうですが、何故、プルトニウム爆弾のときは、すぐに子供に症状が出たのでしょうか? また、海中に多く存在するストロンチウムは半減期が29年ほどだそうですが、かなり人体に影響があるのでしょうか? 買い物などに行くとみなさん平気で魚介類(食物連鎖の上のほうの魚)を買っています。 コウナギでさえ、凄まじいベクレルだったのですから、大型魚はもっとひどいんじゃないでしょうか? 魚もストロンチウムを飲み込んでいると思うのですが、この考え方は間違っているのでしょうか? 半減期が長いほうが安全で、半減期が短いほうが危険という認識を持っていますが、この認識は正しいのでしょうか? 海は広いですが、今は日本付近の太平洋は相当危険なんだと思っていますが、何故魚は平気で泳いでいるのでしょうか?